ボタンチクゴ（1993年生、母オンワードページ）
Botan Chikugo
1993.03.04
ボタンチクゴ（1993年3月4日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のファストトパーズ（当時10歳）と交配したオンワードページが10歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は村下 清志。戦績は、中央平地8戦1勝2着1回、地方31戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は1995年の3歳未勝利。
経歴
デビュー前
松田博資厩舎（栗東）へ入厩。
2歳（1995年）
8月20日、デビュー戦は熊沢重文騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（小倉芝1000m 晴/良）に出走。馬体重は418kg。11頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではパワフルな末脚を発揮し、3着に入り込んだ。
9月23日、中4週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（京都芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で熊沢重文騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら2番手で通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、勝ったドラゴンダンディーにねじ伏せられて1馬身3/4差の2着に敗北した。
10月8日、中1週で迎えた3戦目は、野元昭嘉騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝1400m 小雨/良）に51kgの軽斤量で出走。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いが甘くなり、3着に終わった。
10月22日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（京都芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は熊沢重文騎手（2戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではぐいぐいと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のアグネスサンデーに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。
11月5日、中1週で迎えた5戦目は、牝馬限定2歳オープンの萩ステークス（京都芝1400m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で熊沢重文騎手（3戦1勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず5着に敗れた。
3歳（1996年）
7月13日、約8か月半の休養明けで迎えた6戦目は、4歳以上500万下の足立山特別（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で熊沢重文騎手（4戦1勝）。15頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では天稟の負けじ魂を発揮してゴールまで力走したが、5着に終わった。
8月3日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた7戦目は、4歳以上500万下の洞海特別（小倉芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で熊沢重文騎手（5戦1勝）。13頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず9着に敗れた。
8月25日、中2週で迎えた8戦目は、4歳以上500万下の九重特別（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で熊沢重文騎手（6戦1勝）。11頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず6着に終わった。
10月19日、中7週で馬体重を前走から24kg増やして迎えた9戦目は、河津徳幸騎手を鞍上に迎えて、筑紫野賞（佐賀ダート1800m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。10着に敗れた。
11月2日、中1週で迎えた10戦目は、筑紫野賞（佐賀ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で河津徳幸騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。11着に敗れた。
11月17日、中1週で迎えた11戦目は、3歳戦の佐賀菊花賞（佐賀ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で河津徳幸騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。
12月21日、中4週で迎えた12戦目は、筑紫野賞（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で河津徳幸騎手（3戦0勝）。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。9着に敗れた。
4歳（1997年）
6月14日、約6か月の休養明けで迎えた13戦目は、権藤学騎手を鞍上に迎えて、筑紫野賞（佐賀ダート1800m 曇/良）に出走。7頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。
6月28日、中1週で迎えた14戦目は、筑紫野賞（佐賀ダート1750m 曇/不良）に出走。鞍上は河津徳幸騎手（4戦0勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。
7月13日、中1週で迎えた15戦目は、東真市騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。
8月16日、中4週で迎えた16戦目は、筑紫野賞（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は河津徳幸騎手（5戦0勝）。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。
8月30日、中1週で迎えた17戦目は、筑紫野賞（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で河津徳幸騎手（6戦0勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったレガシースパークから4馬身差の2着となった。
9月13日、中1週で迎えた18戦目は、筑紫野賞（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で河津徳幸騎手（7戦0勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。
9月23日、中0週で迎えた19戦目は、筑紫野賞（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で河津徳幸騎手（8戦0勝）。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。
10月26日、中4週で迎えた20戦目は、筑紫野賞（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で河津徳幸騎手（9戦0勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。
11月8日、中1週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた21戦目は、筑紫野賞（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は権藤学騎手（1戦0勝）。7頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。
11月22日、中1週で迎えた22戦目は、筑紫野賞（佐賀ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は河津徳幸騎手（10戦0勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。
12月6日、中1週で迎えた23戦目は、筑紫野賞（佐賀ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は権藤学騎手（2戦0勝）。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。4着に終わった。
12月21日、中1週で迎えた24戦目は、筑紫野賞（佐賀ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で権藤学騎手（3戦0勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。7着に敗れた。
5歳（1998年）
1月11日、中2週で迎えた25戦目は、4歳以上A2 B1 B（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は河津徳幸騎手（11戦0勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではいいところがなく9着に終わった。
1月25日、中1週で迎えた26戦目は、大垣敏夫騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B1 B2（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。8頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したアイルックユーを捕まえ切れず、5馬身差の2着となった。
2月7日、中1週で迎えた27戦目は、筑紫野賞（佐賀ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は権藤学騎手（4戦0勝）。11頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず6着に終わった。
2月22日、中1週で迎えた28戦目は、牝馬限定オープンのサガ・クイーン賞（佐賀ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で権藤学騎手（5戦0勝）。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず7着に終わった。
3月22日、中3週で迎えた29戦目は、井手勇次騎手を鞍上に迎えて、4歳以上A2 B1（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。7頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず7着に終わった。
4月26日、中4週で迎えた30戦目は、倉富隆一郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B1 B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず9着に終わった。
5月10日、中1週で迎えた31戦目は、4歳以上B1 B2（佐賀ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は大垣敏夫騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず10着に終わった。
5月25日、中1週で迎えた32戦目は、4歳以上B1 B2（佐賀ダート1400m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は倉富隆一郎騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のユウスキーをクビ差振り切って久しぶりに勝利を挙げた。
6月6日、中1週で迎えた33戦目は、筑紫野賞（佐賀ダート1800m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で倉富隆一郎騎手（2戦1勝）。7頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のハナノカオリを半馬身振り切って3勝目を獲得した。
7月4日、中3週で迎えた34戦目は、筑紫野賞（佐賀ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で倉富隆一郎騎手（3戦2勝）。7頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず5着に敗れた。
7月18日、中1週で迎えた35戦目は、筑紫野賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で倉富隆一郎騎手（4戦2勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず7着に終わった。
8月1日、中1週で迎えた36戦目は、筑紫野賞（佐賀ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で倉富隆一郎騎手（5戦2勝）。7頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず6着に終わった。
8月30日、中3週で迎えた37戦目は、筑紫野賞（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で倉富隆一郎騎手（6戦2勝）。7頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず6着に終わった。
9月15日、中1週で迎えた38戦目は、筑紫野賞（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で倉富隆一郎騎手（7戦2勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず9着に終わった。
10月3日、中2週で迎えた39戦目は、筑紫野賞（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で倉富隆一郎騎手（8戦2勝）。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず10着に終わった。