サンブリテニア（2017年生、母ハロースカーレット）

サンブリテニア（2017年3月11日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「南アフリカ原産の花。父名、母名より連想」。毛色は栗毛。種牡馬のケープブランコ（当時10歳）と交配したハロースカーレットが12歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はヤナガワ牧場。主な勝ち鞍は2020年の3歳以上C2 13。

経歴

デビュー前

YGGオーナーズクラブにて総額1,700万円（1.7万×1000口）で一口馬主が募集された。

飯田祐史厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2020年）

1月26日、デビュー戦は太宰啓介騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（小倉芝1200m 曇/重）に出走。馬体重は444kg。18頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

2月15日、中2週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（小倉芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で太宰啓介騎手（1戦0勝）。18頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず11着に敗れた。

5月16日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1400m 雨/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で太宰啓介騎手（2戦0勝）。16頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では伸びが鈍く13着に終わった。

6月7日、中2週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で太宰啓介騎手（3戦0勝）。18頭立ての17番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では全く伸びず8着に終わった。

7月12日、中4週で迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（阪神芝2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で太宰啓介騎手（4戦0勝）。16頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚が振るわず10着に終わった。

9月5日、中7週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（小倉芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で太宰啓介騎手（5戦0勝）。15頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではいいところがなく13着に終わった。

10月4日、中3週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた7戦目は、田中純騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2 15（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では弾けるように疾駆したが、勝ったハクアイオウに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

10月24日、中2週で迎えた8戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2 16（佐賀ダート1300m 晴/重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では切れる脚を使えず5着に敗れた。

11月8日、中1週で迎えた9戦目は、シクラメン賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は田中純騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚にキレが無く8着に敗れた。

11月23日、中1週で迎えた10戦目は、出水拓人騎手を鞍上に迎えて、はかた地どり杯（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではいいところがなく6着に敗れた。

12月6日、中1週で迎えた11戦目は、大雪賞（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は田中純騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚が振るわず6着に敗れた。

12月20日、中1週で迎えた12戦目は、3歳以上C2 13（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は出水拓人騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では自慢の末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のディーエスハリアーに2馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

4歳（2021年）

1月17日、中3週で迎えた13戦目は、4歳以上C2-8（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で出水拓人騎手（2戦1勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではいい脚を見せられず5着に敗れた。

1月30日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上C2-6（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で出水拓人騎手（3戦1勝）。11頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では決め手に欠いて7着に終わった。

2月13日、中1週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた15戦目は、4歳以上C2-8（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で出水拓人騎手（4戦1勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では全く伸びず5着に終わった。

2月28日、中1週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた16戦目は、4歳以上C2-8（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で出水拓人騎手（5戦1勝）。11頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚が振るわず9着に終わった。

3月14日、中1週で迎えた17戦目は、長田進仁騎手を鞍上に迎えて、SAGAジョッキーズグランプリトライアル（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では決め手が足りず10着に終わった。

3月27日、中1週で迎えた18戦目は、竹吉徹騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2-7（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず6着に終わった。