ミスヒノクニ（1983年生、母ヘアードエブァン）

ミスヒノクニ（1983年4月18日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のサンシー（当時14歳）と交配したヘアードエブァンが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（株）カネツ牧場。戦績は、中央平地8戦0勝、地方15戦9勝2着2回。主な勝ち鞍は1987年の4歳以上A。

経歴

デビュー前

久保田金造厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1986年）

2月2日、デビュー戦は牝馬限定の4歳新馬（東京ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は434kg。鞍上は蛯名信広騎手。11頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では瞬発力に富んだ末脚を発揮し、3着に入り込んだ。

2月16日、4歳新馬（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で蛯名信広騎手。15頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では鋭い脚を使えず13着に終わった。

11月22日、4歳以上400万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は鹿戸雄一騎手。16頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走し、5着に入り込んだ。

12月7日、牝馬限定の4歳以上400万下（中京ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で鹿戸雄一騎手。16頭立ての5番人気で14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸び、4着に入った。

4歳（1987年）

2月7日、5歳以上400万下（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で鹿戸雄一騎手。16頭立ての11番人気で14番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず7着に終わった。

2月14日、5歳以上400万下（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で鹿戸雄一騎手。16頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを12番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには加われず10着に敗れた。

3月14日、牝馬限定の5歳以上400万下（中京ダート1700m 小雨/不良）に出走。鞍上は蛯名信広騎手。16頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では切れ味抜群の末脚を披露し、3着に入り込んだ。

3月28日、5歳以上400万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で蛯名信広騎手。16頭立ての12番人気で大外16番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを6番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、5着に入り込んだ。

6月9日、4歳以上C2（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は今治宏信騎手。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のフエートボーイをクビ差制してトップでゴールに入った。

6月21日、4歳以上C1（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で今治宏信騎手。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のタケセイフレンチに5馬身の差をつけて勝利した。

7月7日、4歳以上B3（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で今治宏信騎手。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のゲンペイダービーに1馬身半の差をつけて勝利を挙げた。

8月3日、4歳以上B2（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で今治宏信騎手。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月17日、4歳以上B2（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は平床良博騎手。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のキタカミフブキに1馬身半の差をつけてトップでゴールインした。

8月31日、4歳以上B2（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で平床良博騎手。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のマイトクリスタルに3馬身の差をつけて勝利を決めた。

9月13日、いぬ鷲賞（金沢ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で平床良博騎手。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったカワキタダンデイーから半馬身差の2着に敗北した。

10月26日、4歳以上B2（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で平床良博騎手。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のブロードイレブンに2馬身の差をつけて勝利を掴んだ。

11月8日、4歳以上B1（金沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で平床良博騎手。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のケイシユウシンザンに1馬身半の差をつけて勝利した。

11月22日、パールライス特別白菊賞（金沢ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で平床良博騎手。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったコインドエチゼンからハナ差の2着に甘んじた。

11月30日、4歳以上A（金沢ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で平床良博騎手。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のブアイスリーギヤルに1馬身の差をつけてトップでゴールへと飛び込んだ。

12月15日、4歳以上A（金沢ダート1700m 晴/不良）に出走。鞍上は8戦連続で平床良博騎手。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のミラクルスキーに半馬身の差をつけて勝利を収めた。

5歳（1988年）

4月25日、4歳以上A2（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で平床良博騎手。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月23日、4歳以上A3（金沢ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で平床良博騎手。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。8着に敗れた。

11月8日、4歳以上A3（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で平床良博騎手。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。