イズミタイガー（1987年生、母カネシヨウベビー）

イズミタイガー（1987年4月11日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のキングオブダービー（当時12歳）と交配したカネシヨウベビーが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は西村和夫。戦績は、中央平地18戦0勝2着3回、地方7戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は1989年の一般。

経歴

デビュー前

阿部時男厩舎（水沢）へ入厩。

2歳（1989年）

5月22日、デビュー戦は小野寺雅彦騎手を鞍上に据えて、3歳（盛岡ダート850m 晴/稍重）に出走。馬体重は456kg。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったロッキータローから1馬身差の2着に敗北した。

6月5日、中1週で迎えた2戦目は、3歳（盛岡ダート850m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小野寺雅彦騎手（1戦0勝）。6頭立ての2番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のバンリリュウホーに1馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

7月3日、中3週で迎えた3戦目は、一般（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で小野寺雅彦騎手（2戦1勝）。6頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のオノテスコレデイをクビ差制して2勝目を収める

7月17日、中1週で迎えた4戦目は、2歳戦の若駒賞（水沢ダート1300m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で小野寺雅彦騎手（3戦2勝）。6頭立ての2番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月31日、中1週で迎えた5戦目は、3歳（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で小野寺雅彦騎手（4戦2勝）。6頭立ての2番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月10日、中5週で迎えた6戦目は、3歳（水沢ダート1420m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で小野寺雅彦騎手（5戦2勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。

10月9日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた7戦目は、2歳戦の南部駒賞（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で小野寺雅彦騎手（6戦2勝）。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

12月2日、中7週で馬体重を前走から9kg絞って迎えた8戦目は、中島敏文騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのすずかけステークス（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。7頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり6着に終わった。

3歳（1990年）

1月7日、中4週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた9戦目は、4歳500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中島敏文騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では卓抜な伸び脚で猛追したが、抜け出したピースインマインドを差し切れず、2馬身差の2着となった。

1月21日、中1週で迎えた10戦目は、4歳500万下の黒竹賞（中山ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で中島敏文騎手（2戦0勝）。7頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、平均ペースで馬群を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では今一つ伸び切れず6着に終わった。

2月10日、中2週で迎えた11戦目は、4歳500万下（東京ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で中島敏文騎手（3戦0勝）。5頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では目立つような脚を使えず3着に敗れた。

2月24日、中1週で迎えた12戦目は、4歳500万下（中山ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で中島敏文騎手（4戦0勝）。7頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。最後は脚色が衰えて7着に終わった。

3月11日、中1週で迎えた13戦目は、4歳500万下の桜草特別（中山芝1200m 外回り曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で中島敏文騎手（5戦0勝）。7頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始5番手を追走。直線では末脚が冴えず4着に終わった。

3月31日、中2週で迎えた14戦目は、4歳500万下（中山芝1200m 外回り雨/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で中島敏文騎手（6戦0勝）。13頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、馬場の外目を回って8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず7着に終わった。

4月15日、中1週で迎えた15戦目は、4歳500万下（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で中島敏文騎手（7戦0勝）。11頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚がパッとせず8着に終わった。

5月6日、中2週で迎えた16戦目は、4歳500万下（東京ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は9戦連続で中島敏文騎手（8戦0勝）。7頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには絡めず3着に終わった。

5月19日、中1週で迎えた17戦目は、4歳500万下（東京ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で中島敏文騎手（9戦0勝）。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く8着に終わった。

6月16日、中3週で迎えた18戦目は、4歳500万下のグラジオラス賞（福島芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で中島敏文騎手（10戦0勝）。6頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり6着に終わった。

7月1日、中1週で迎えた19戦目は、4歳500万下（福島ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で中島敏文騎手（11戦0勝）。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず6着に終わった。

9月1日、中8週で迎えた20戦目は、篠原茂騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の八海山特別（新潟ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に終わった。

9月22日、中2週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた21戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で篠原茂騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で3番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張り、5着を確保した。

10月6日、中1週で迎えた22戦目は、4歳以上500万下（東京ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は中島敏文騎手（12戦0勝）。7頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びあぐねて4着に終わった。

10月20日、中1週で迎えた23戦目は、4歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は篠原茂騎手（2戦0勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、抜け出したキャッシュグレードを捕まえ切れず、半馬身差の2着となった。

11月11日、中2週で迎えた24戦目は、4歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は中島敏文騎手（13戦0勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始3番手を追走。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、勝ったハッピィージェイクにねじ伏せられて1馬身1/4差の2着となった。

11月25日、中1週で迎えた25戦目は、4歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中島敏文騎手（14戦0勝）。15頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には届かず8着に敗れた。