トラマンダーレ（2020年生、母テルアケリー）

Tramandare

2020.05.04

トラマンダーレ（2020年5月4日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「語り継ぐ(伊)。父名、母名より連想」。毛色は鹿毛。種牡馬のドゥラメンテ（当時8歳）と交配したテルアケリーが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。主な勝ち鞍は2022年の2歳新馬。

経歴

デビュー前

鹿戸雄一厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2022年）

11月13日、デビュー戦は2歳新馬（東京芝1600m 曇/良）に出走。馬体重は482kg。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。端を奪い、非常に緩いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目の覚めるような末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のスリーアイランドに1馬身3/4の差をつけて初白星を挙げた。

3歳（2023年）

1月29日、約2か月半の間隔を開けて迎えた2戦目は、菅原明良騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラスのセントポーリア賞（東京芝1800m 晴/良）に出走。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で追い上げたが、抜け出したベラジオオペラを捕まえ切れず、1馬身1/4差の2着となった。

3月18日、中6週で迎えた3戦目は、C.ルメール騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラス（中山芝1600m 外回り 雨/重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、伸びてきたロードディフィート決め手に屈してアタマ差の2着に甘んじた。

6月18日、約3か月の休み明けで迎えた4戦目は、3歳以上1勝クラス（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続でC.ルメール騎手（1戦0勝）。15頭立ての1番人気に推されて大外15番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、馬場の外目を回って8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では物凄い伸び脚で急追したが、抜け出したマイネルモーントを捕まえ切れず、半馬身差の2着に敗北した。

9月9日、約3か月の間隔を開けて迎えた5戦目は、3歳以上1勝クラス（中山芝1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続でC.ルメール騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず4着に敗れた。

9月24日、中1週で迎えた6戦目は、3歳以上1勝クラス（中山芝1600m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続でC.ルメール騎手（3戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では迫力十分の伸び脚で猛追したが、勝ったコントラポストに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

11月19日、中7週で迎えた7戦目は、3歳以上1勝クラス（東京ダート1600m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は5戦連続でC.ルメール騎手（4戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く10着に敗れた。