マルターズフェスタ（2013年生、母パスザトーチ）

マルターズフェスタ（2013年4月24日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋父名の一部」。毛色は鹿毛。種牡馬のナカヤマフェスタ（当時7歳）と交配したパスザトーチが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は天羽禮治。戦績は、中央平地8戦0勝、地方8戦1勝2着3回。主な勝ち鞍は2017年の一般C18a。

経歴

デビュー前

堀井雅広厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2016年）

1月23日、デビュー戦は菅原隆一騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。馬体重は476kg。16頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では目立つような脚を使えず11着に終わった。

3月27日、中8週で迎えた2戦目は、藤田菜七子騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝1800m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず8着に敗れた。

4月24日、中3週で迎えた3戦目は、松岡正海騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝2000m 曇/良）に出走。18頭立ての16番人気で大外18番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚が振るわず9着に終わった。

5月8日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（東京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松岡正海騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、4着に終わった。

5月28日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（東京ダート1600m 曇/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で松岡正海騎手（2戦0勝）。16頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず6着に敗れた。

6月26日、中3週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で松岡正海騎手（3戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では脚を伸ばせず9着に敗れた。

8月14日、中6週で迎えた7戦目は、嘉藤貴行騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走し、4着に入り込んだ。

8月27日、中1週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で嘉藤貴行騎手（1戦0勝）。18頭立ての8番人気で17番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天性の敢闘精神でゴールまで力闘したが、5着に終わった。

9月26日、中3週で迎えた9戦目は、向山牧騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の笠松競馬秋まつりまであと12日（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず4着に敗れた。

10月11日、中1週で迎えた10戦目は、3歳戦のかさオク・サンクス賞（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で向山牧騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

11月10日、中3週で迎えた11戦目は、一般C21（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で向山牧騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち味の忍耐力で最後まで奮闘したが、勝ったカシマホープスターに詰め切れず、6馬身差の2着に敗北した。

11月22日、中1週で迎えた12戦目は、一般C22（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で向山牧騎手（3戦0勝）。6頭立ての2番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びを欠き3着に敗れた。

12月8日、中1週で迎えた13戦目は、枯山水賞（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で向山牧騎手（4戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではスパッとキレる脚で追い上げたが、勝ったテアニンに詰め切れず、1馬身差の2着に敗北した。

12月29日、中2週で迎えた14戦目は、東川公則騎手を鞍上に迎えて、ビオラ賞（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったトチノマドンナに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

4歳（2017年）

1月12日、中1週で迎えた15戦目は、一般C18a（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は向山牧騎手（5戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では徐々に前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のダンシングハルクをクビ差振り切って待望の初勝利を挙げた。

1月26日、中1週で迎えた16戦目は、若菜賞（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で向山牧騎手（6戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に敗れた。