ナックレインボー（2021年生、母アルマフローラ）

ナックレインボー（2021年2月13日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名+虹」。毛色は栗毛。種牡馬のヘニーヒューズ（当時18歳）と交配したアルマフローラが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は田中裕之。主な勝ち鞍は2024年のおかげ様で30周年競馬情報シンクタンク賞(一般C2五)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、田中裕之から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、小松欣也によって1,540万円で落札された。

杉浦宏昭厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2023年）

10月29日、デビュー戦は木幡初也騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京ダート1600m 曇/良）に出走。馬体重は480kg。16頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚が振るわず12着に終わった。

3歳（2024年）

3月13日、約4か月半の休養明けで迎えた2戦目は、木幡育也騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳戦のアクアマリンフラワー賞（川崎ダート1400m 晴/重）に出走。11頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず8着に敗れた。

3月30日、中1週で迎えた3戦目は、佐藤翔馬騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/重）に出走。13頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚がパッとせず9着に終わった。

4月20日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤翔馬騎手（1戦0勝）。15頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では決め手に欠いて12着に終わった。

5月28日、中4週で馬体重を前走から23kg戻して迎えた5戦目は、米倉知騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の5月31日は世界禁煙デー賞（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず5着に敗れた。

6月11日、中1週で迎えた6戦目は、3歳B5（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で米倉知騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天稟の闘志でゴールまで力走したが、4着に終わった。

6月24日、中1週で迎えた7戦目は、3歳B5（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で米倉知騎手（2戦0勝）。6頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では決め手に欠いて4着に終わった。

7月23日、中3週で迎えた8戦目は、3歳戦の金沢競馬でチャンスをつかめ! の戦（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で米倉知騎手（3戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では目を引く伸び脚で追い上げたが、勝ったリフトローダーに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

8月6日、中1週で迎えた9戦目は、3歳戦の楽天マガジンであの競馬雑誌が読み放題杯（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で米倉知騎手（4戦0勝）。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち味の心肺能力で最後まで奮闘したが、抜け出したムゲーテスペランサを捕まえ切れず、1馬身半差の2着となった。

8月20日、中1週で迎えた10戦目は、3歳戦の中平健&京香結婚記念杯（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で米倉知騎手（5戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず4着に敗れた。

9月3日、中1週で迎えた11戦目は、鈴木太一騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の特編（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。8頭立ての8番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず4着に終わった。

9月17日、中1週で迎えた12戦目は、能登半島地震復興応援杯（63）（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は米倉知騎手（6戦0勝）。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず5着に終わった。

10月1日、中1週で迎えた13戦目は、直杜&捺妃大宴会杯（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で米倉知騎手（7戦0勝）。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

10月15日、中1週で迎えた14戦目は、おかげ様で30周年競馬情報シンクタンク賞（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で米倉知騎手（8戦0勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快に終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のセンタービットに1馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

11月5日、中2週で迎えた15戦目は、戯びびちゃん@冒険者活動2周年記念（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で米倉知騎手（9戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走したが、3着に終わった。