ハギノジュリア（1998年生、母ソーシャルスタンス）

ハギノジュリア（1998年2月26日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のフジキセキ（当時6歳）と交配したソーシャルスタンスが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は村下明博。戦績は、中央平地13戦0勝、地方20戦5勝2着2回。主な勝ち鞍は2002年の4歳以上C1。

経歴

デビュー前

清水久雄厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2001年）

1月28日、デビュー戦は菊沢隆仁騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都ダート1200m 曇/不良）に出走。馬体重は448kg。14頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず6着に終わった。

2月10日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（京都ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で菊沢隆仁騎手（1戦0勝）。13頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に敗れた。

2月25日、中1週で迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で菊沢隆仁騎手（2戦0勝）。7頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい6着に敗れた。

3月18日、中2週で迎えた4戦目は、秋山真一郎騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中京ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では伸びあぐねて8着に終わった。

4月28日、中5週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（京都芝1400m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は菊沢隆仁騎手（3戦0勝）。18頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く12着に終わった。

5月20日、中2週で迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菊沢隆仁騎手（4戦0勝）。16頭立ての16番人気で10番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず15着に終わった。

6月2日、中1週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（中京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で菊沢隆仁騎手（5戦0勝）。15頭立ての15番人気で6番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘し、5着に入り込んだ。

6月17日、中1週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（阪神芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で菊沢隆仁騎手（6戦0勝）。18頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは17番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには参加できず15着に終わった。

7月7日、中2週で迎えた9戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で菊沢隆仁騎手（7戦0勝）。16頭立ての12番人気で大外16番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず13着に終わった。

8月12日、中4週で迎えた10戦目は、3歳未勝利（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で菊沢隆仁騎手（8戦0勝）。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず6着に終わった。

8月26日、中1週で迎えた11戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で菊沢隆仁騎手（9戦0勝）。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず7着に終わった。

9月9日、中1週で迎えた12戦目は、3歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で菊沢隆仁騎手（10戦0勝）。13頭立ての12番人気で大外13番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では速い脚を使えず11着に終わった。

9月22日、中1週で迎えた13戦目は、小林慎一郎騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（札幌ダート1000m 曇/重）に51kgの軽斤量で出走。12頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず9着に終わった。

11月9日、中6週で迎えた14戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C5（姫路ダート1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったカンチャンからクビ差の2着となった。

11月21日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた15戦目は、3歳以上C6（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小牧太騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のアイディアをハナ差制して待望の初白星を挙げた。

12月5日、中1週で迎えた16戦目は、赤木高太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C5（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月19日、中1週で迎えた17戦目は、3歳以上C5（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は小牧太騎手（2戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月31日、中1週で迎えた18戦目は、3歳以上C4（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小牧太騎手（3戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のストレンジャーに6馬身の差をつけて優勝

4歳（2002年）

1月10日、中0週で迎えた19戦目は、4歳以上C4（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小牧太騎手（4戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のオウゴンティアラに半馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

1月29日、中2週で迎えた20戦目は、4歳以上C2（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で小牧太騎手（5戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のラガーサークルに2馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

2月12日、中1週で迎えた21戦目は、4歳以上C1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で小牧太騎手（6戦4勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のユウターシーバードに5馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

2月27日、中1週で迎えた22戦目は、4歳以上B3（姫路ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は赤木高太郎騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月21日、中2週で迎えた23戦目は、氷上牛乳特別（姫路ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で赤木高太郎騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったマイネバレリーナから3馬身差の2着に敗北した。

4月3日、中1週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた24戦目は、平松徳彦騎手を鞍上に迎えて、フラワーセンター特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びを欠き6着に敗れた。

6歳（2004年）

1月15日、約21か月半の休み明けで迎えた25戦目は、文原学騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C3-2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚にキレが無く11着に終わった。

2月3日、中2週で迎えた26戦目は、4歳以上C4-1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で文原学騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では見所を作れず11着に終わった。

2月17日、中1週で迎えた27戦目は、4歳以上C4-1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で文原学騎手（2戦0勝）。12頭立ての11番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず10着に終わった。

3月2日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた28戦目は、4歳以上C4-1（姫路ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で文原学騎手（3戦0勝）。11頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず10着に終わった。

3月12日、中0週で迎えた29戦目は、4歳以上C4-1（姫路ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で文原学騎手（4戦0勝）。12頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず12着に終わった。

3月24日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた30戦目は、永島太郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C4-3（姫路ダート1400m 晴/不良）に出走。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず9着に終わった。

5月5日、中5週で迎えた31戦目は、4歳以上C5-1（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は文原学騎手（5戦0勝）。12頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず12着に終わった。

5月19日、中1週で迎えた32戦目は、4歳以上C5-1（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で文原学騎手（6戦0勝）。12頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず11着に終わった。

6月2日、中1週で迎えた33戦目は、4歳以上C5-2（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で文原学騎手（7戦0勝）。11頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では最後まで息が続かず11着に終わった。