ユニオンリーダー（1987年生、母ゲネヴアー）

ユニオンリーダー（1987年6月2日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のロイヤルスキー（当時13歳）と交配したゲネヴアーが18歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道伊達市、生産者は（有）コガネ。戦績は、中央平地12戦0勝、地方30戦7勝2着4回。1991年の新潟大賞典(ハンデG3)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

武井栄一厩舎（川崎）へ入厩。

3歳（1990年）

1月26日、デビュー戦は久保秀男騎手を鞍上に据えて、4歳（川崎ダート900m 晴/良）に出走。馬体重は430kg。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のカシワライフに3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

2月9日、中1週で迎えた2戦目は、4歳（川崎ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で久保秀男騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったワールドスプリングからクビ差の2着に甘んじた。

3月2日、中2週で迎えた3戦目は、4歳（川崎ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で久保秀男騎手（2戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のハクフーコーに3馬身の差をつけて2勝目をマークした。

3月18日、中1週で迎えた4戦目は、4歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で久保秀男騎手（3戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のサンシヤインリープに2馬身の差をつけて制した。

4月8日、中2週で迎えた5戦目は、3歳戦のさくら特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で久保秀男騎手（4戦3勝）。14頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったビクトリアガイから3/4馬身差の2着に敗北した。

5月9日、中3週で迎えた6戦目は、3歳戦のカーネーション特別 1組（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で久保秀男騎手（5戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のロジャーラビットに1馬身半の差をつけて4勝目をつかんだ。

5月17日、連闘で迎えた7戦目は、3歳戦の羽田盃（大井ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で久保秀男騎手（6戦4勝）。15頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。10着に敗れた。

6月7日、中2週で迎えた8戦目は、3歳戦の東京ダービー（大井ダート2400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で久保秀男騎手（7戦4勝）。14頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。4着を確保した。

8月31日、約3か月の間隔を開けて迎えた9戦目は、マリンタワーハンデ特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で久保秀男騎手（8戦4勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。7着に敗れた。

9月19日、中2週で迎えた10戦目は、3歳戦の戸塚記念（川崎ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で久保秀男騎手（9戦4勝）。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。3着を確保した。

10月10日、中2週で迎えた11戦目は、3歳戦のターフチャンピオンシップ（中京(地)芝2000m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は11戦連続で久保秀男騎手（10戦4勝）。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のスクープマンに3馬身の差をつけて5勝目を手に入れた。

11月5日、中3週で迎えた12戦目は、3歳戦の東京王冠賞（大井ダート2600m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で久保秀男騎手（11戦5勝）。16頭立ての4番人気に推されて12番ゲートからスタート。7着に敗れた。

12月31日、中7週で迎えた13戦目は、大晦日特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で久保秀男騎手（12戦5勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のタカラオーに1馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

4歳（1991年）

2月11日、中5週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた14戦目は、川崎記念（川崎ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で久保秀男騎手（13戦6勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。11着に敗れた。

4月7日、中7週で迎えた15戦目は、鹿戸雄一騎手を鞍上に迎えて、エイプリルステークス（中山芝2000m 雨/不良）に出走。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見所を作れず5着に敗れた。

4月21日、中1週で迎えた16戦目は、蛯名信広騎手を鞍上に迎えて、谷川岳ステークス（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず8着に終わった。

5月12日、中2週で迎えた17戦目は、ハンデG3の新潟大賞典（新潟芝2200m 外回り曇/良）に53kgの軽斤量で出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は鹿戸雄一騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着を確保した。

6月1日、中2週で迎えた18戦目は、パラダイスステークス（東京芝1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で鹿戸雄一騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に終わった。

6月30日、中3週で迎えた19戦目は、ハンデG3の札幌記念（札幌芝2000m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で鹿戸雄一騎手（3戦0勝）。16頭立ての15番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚に勢いがなく10着に終わった。

7月7日、連闘で迎えた20戦目は、ハンデ戦の報知杯大雪ハンデキャップ（札幌芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で鹿戸雄一騎手（4戦0勝）。12頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚が振るわず5着に終わった。

7月27日、中2週で迎えた21戦目は、タイムス杯（札幌ダート1700m 小雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で鹿戸雄一騎手（5戦0勝）。12頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい7着に終わった。

5歳（1992年）

2月22日、約7か月の休養明けで迎えた22戦目は、白富士ステークス（東京芝2200m 晴/良）に出走。鞍上は蛯名信広騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず10着に終わった。

3月8日、中1週で迎えた23戦目は、ハンデ戦のサンシャインステークス（中山芝2500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で蛯名信広騎手（2戦0勝）。12頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く5着に終わった。

3月15日、連闘で迎えた24戦目は、L.キャシディ騎手を鞍上に迎えて、’92ファイナルカップ（中山芝2000m 曇/良）に出走。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚が振るわず6着に敗れた。

4月18日、中4週で迎えた25戦目は、総武ステークス（中山芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は蛯名信広騎手（3戦0勝）。18頭立ての18番人気で大外18番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず10着に終わった。

12月5日、約7か月半の休養明けで迎えた26戦目は、仲冬ステークス（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は鹿戸雄一騎手（6戦0勝）。16頭立ての16番人気で11番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず14着に終わった。

6歳（1993年）

2月3日、中8週で迎えた27戦目は、ウインターカップ（大井ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は久保秀男騎手（14戦6勝）。15頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。12着に終わった。

2月11日、連闘で迎えた28戦目は、久保勇騎手を鞍上に迎えて、フエブラリーハンデ特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

3月3日、中2週で迎えた29戦目は、TVK盃（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で久保勇騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。11着に終わった。

3月18日、中1週で迎えた30戦目は、フラワーハンデ特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で久保勇騎手（2戦0勝）。12頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。12着に終わった。

4月5日、中2週で迎えた31戦目は、神奈川盃（川崎ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は久保秀男騎手（15戦6勝）。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。10着に終わった。

6月22日、約2か月半の間隔を開けて迎えた32戦目は、水野貴史騎手を鞍上に迎えて、一般A B1（高崎ダート1900m 晴/重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月9日、中1週で迎えた33戦目は、赤城山特別（高崎ダート1900m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で水野貴史騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。

8月1日、中2週で迎えた34戦目は、妙義山特別（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で水野貴史騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

8月21日、中2週で迎えた35戦目は、加藤和宏騎手を鞍上に迎えて、三国峠特別（高崎ダート1900m 晴/重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったバルトスポートからハナ差の2着に甘んじた。

10月15日、中7週で迎えた36戦目は、三国峠特別（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤和宏騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったミックミックから2馬身半差の2着となった。

11月23日、中5週で迎えた37戦目は、南部杯（水沢ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で加藤和宏騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。

7歳（1994年）

1月2日、中5週で迎えた38戦目は、栗林宏騎手を鞍上に迎えて、三国峠特別（高崎ダート1900m 晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。

1月14日、中1週で迎えた39戦目は、三国峠特別（高崎ダート1900m 曇/稍重）に出走。鞍上は水野貴史騎手（3戦0勝）。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のヨウメイテイオーに5馬身の差をつけて久しぶりに白星を挙げた。

3月6日、中6週で迎えた40戦目は、沢田盛夫利騎手を鞍上に迎えて、烏川特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。7頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。

3月21日、中1週で迎えた41戦目は、鞍上は2戦連続で沢田盛夫利騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。6着に終わった。

4月10日、中2週で迎えた42戦目は、金井正幸騎手を鞍上に迎えて、榛名山特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。11着に敗れた。