スクープマン（1987年生、母ローズイシルバー）

スクープマン（1987年6月19日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のダンサーズイメージ（当時22歳）と交配したローズイシルバーが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道様似郡様似町、生産者はホウセイ牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、中央障害1戦0勝2着1回、地方32戦11勝2着9回。主な勝ち鞍は1991年のアメジスト特別(A12)。

経歴

デビュー前

岩瀬裕厩舎（名古屋）へ入厩。

2歳（1989年）

9月6日、デビュー戦は竹下太騎手を鞍上に据えて、馬体重は468kg。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のメイトウオージャに5馬身の差をつけて初白星を挙げた。

9月24日、中2週で迎えた2戦目は、2歳戦のふよう特別イ（名古屋ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で竹下太騎手（1戦1勝）。6頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のノダテイオーに半馬身の差をつけて2勝目を手に入れた。

10月8日、中1週で迎えた3戦目は、2歳戦の中京盃（中京(地)芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で竹下太騎手（2戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月1日、中2週で迎えた4戦目は、2歳戦の中日スポ杯（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で竹下太騎手（3戦2勝）。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったサファリキャップから1馬身半差の2着となった。

12月5日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた5戦目は、2歳戦の水仙特別イ（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で竹下太騎手（4戦2勝）。5頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のストロンゲストに1馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

3歳（1990年）

1月3日、中3週で迎えた6戦目は、3歳戦の新春ジュニア（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で竹下太騎手（5戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月1日、中3週で迎えた7戦目は、C2ハ（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で竹下太騎手（6戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。最後は、2着のボールドエルに2馬身の差をつけて4勝目を獲得した。

2月28日、中3週で迎えた8戦目は、3歳戦のスプリングカップ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で竹下太騎手（7戦4勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。4着に敗れた。

3月14日、中1週で迎えた9戦目は、れんぎょう特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で竹下太騎手（8戦4勝）。6頭立ての2番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったドクターキャッスルから3馬身差の2着に敗れた。

4月10日、中3週で迎えた10戦目は、C1ロ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で竹下太騎手（9戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったハレーマラドーナから1馬身半差の2着に敗北した。

5月3日、中2週で迎えた11戦目は、3歳戦の中日スポ杯（中京(地)芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で竹下太騎手（10戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月21日、中2週で迎えた12戦目は、C1ロ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で竹下太騎手（11戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のワンダーアスリートに1馬身半の差をつけて5勝目をつかんだ。

6月6日、中1週で迎えた13戦目は、3歳戦の東海ダービー（名古屋ダート1900m 晴/稍重）に出走。鞍上は13戦連続で竹下太騎手（12戦5勝）。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。3着に入った。

6月21日、中1週で迎えた14戦目は、B2ロ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で竹下太騎手（13戦5勝）。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のアイドルシヨウリに3馬身の差をつけて6勝目を収める

7月8日、中1週で迎えた15戦目は、3歳戦の岐阜王冠賞（笠松ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は15戦連続で竹下太騎手（14戦6勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったマツクスフリートから1馬身差の2着に敗北した。

9月6日、中8週で迎えた16戦目は、サルビア特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で竹下太騎手（15戦6勝）。7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のファーストホームに1馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

9月17日、中1週で迎えた17戦目は、コスモス特別（名古屋ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は17戦連続で竹下太騎手（16戦7勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のアジサイクィーンをクビ差制して8勝目を手に入れた。

10月10日、中2週で迎えた18戦目は、3歳戦のターフチャンピオンシップ（中京(地)芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は18戦連続で竹下太騎手（17戦8勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったユニオンリーダーから3馬身差の2着に敗北した。

10月31日、中2週で迎えた19戦目は、東海菊花賞（名古屋ダート2400m 晴/稍重）に出走。鞍上は19戦連続で竹下太騎手（18戦8勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったマツクスフリートから4馬身差の2着に敗北した。

11月25日、中3週で迎えた20戦目は、3歳戦のダービーグランプリ（水沢ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は20戦連続で竹下太騎手（19戦8勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。8着に敗れた。

4歳（1991年）

1月4日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた21戦目は、新春グランプリ（名古屋ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は21戦連続で竹下太騎手（20戦8勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。10着に敗れた。

2月1日、中3週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた22戦目は、アメジスト特別（名古屋ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は22戦連続で竹下太騎手（21戦8勝）。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のポールドヒューマに3馬身の差をつけて9勝目を挙げた。

5歳（1992年）

2月5日、約12か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg戻して迎えた23戦目は、B1（名古屋ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は23戦連続で竹下太騎手（22戦9勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月17日、中1週で迎えた24戦目は、クロッカス特別（名古屋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は24戦連続で竹下太騎手（23戦9勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月17日、中3週で迎えた25戦目は、れんげ草特別（名古屋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は25戦連続で竹下太騎手（24戦9勝）。5頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に敗れた。

3月26日、連闘で迎えた26戦目は、すみれ草特別（名古屋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は26戦連続で竹下太騎手（25戦9勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったムーンシャイナーから3馬身差の2着に敗北した。

4月17日、中2週で迎えた27戦目は、菜の花特別（名古屋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は27戦連続で竹下太騎手（26戦9勝）。7頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のサンフューチャーに2馬身の差をつけて10勝目を達成した。

4月23日、連闘で迎えた28戦目は、マーガレット特別（名古屋ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は28戦連続で竹下太騎手（27戦10勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月8日、中1週で迎えた29戦目は、倉地学騎手を鞍上に迎えて、スポニチ杯（中京(地)芝1800m 曇/稍重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のスリーエースコバンに4馬身の差をつけて勝利数を11に伸ばす

5月14日、連闘で迎えた30戦目は、中京短距離特別（中京(地)芝1200m 曇/重）に出走。鞍上は竹下太騎手（28戦10勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。競走中止となった。

6月11日、中3週で迎えた31戦目は、白バラ特別（名古屋ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で竹下太騎手（29戦10勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったホウシュウガルーからアタマ差の2着に甘んじた。

7月1日、中2週で迎えた32戦目は、マイル争覇（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で竹下太騎手（30戦10勝）。6頭立ての2番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったカズノタンポポから3馬身差の2着に敗れた。

8月23日、中7週で迎えた33戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、関越ステークス（新潟ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず7着に敗れた。

10月10日、中6週で迎えた34戦目は、神無月ステークス（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中勝春騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではいい脚を見せられず10着に終わった。

10月25日、中1週で迎えた35戦目は、ハンデ戦でオープンの東京スポーツ杯（東京芝2400m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で田中勝春騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では見せ場を作れず8着に終わった。

11月28日、中4週で迎えた36戦目は、星野忍騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3100m 曇）に出走。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったオリンピアギンガから6馬身差の2着に敗北した。