ナンゴクノゴルゴ（2008年生、母アエルノオカ）

ナンゴクノゴルゴ（2008年4月4日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋アニメのキャラクター名より」。毛色は鹿毛。種牡馬のマルカダイシス（当時15歳）と交配したアエルノオカが6歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は鹿児島県、生産者は徳重正幸。戦績は、中央平地4戦0勝、中央障害4戦0勝、地方21戦1勝2着3回。主な勝ち鞍は2013年の4歳以上C2 18。

経歴

デビュー前

1歳のとき、徳重正幸から「九州1歳市場サラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

武宏平厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2010年）

7月18日、デビュー戦は北村友一騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は440kg。12頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず11着に終わった。

7月31日、中1週で迎えた2戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。18頭立ての17番人気で9番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、馬場の外目を回って11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切り、6着に入り込んだ。

8月14日、中1週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（小倉芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小牧太騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位には割り込めず12着に敗れた。

8月28日、中1週で迎えた4戦目は、2歳オープンのひまわり賞（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小牧太騎手（2戦0勝）。16頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい14着に終わった。

3歳（2011年）

2月3日、約5か月半の休養明けで迎えた5戦目は、吉留孝司騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のミヤマキリシマ特別（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月17日、中1週で迎えた6戦目は、3歳オープンのたんぽぽ賞（荒尾ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で吉留孝司騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

3月29日、中5週で迎えた7戦目は、東川公則騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の名古屋チャレンジカップストロベリー賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では脚を伸ばせず5着に終わった。

4月26日、中3週で馬体重を前走から17kg減らして迎えた8戦目は、石崎駿騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のツインメイト特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず6着に終わった。

6月25日、中8週で馬体重を前走から16kg戻して迎えた9戦目は、難波剛健騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート2970m 晴）に出走。11頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。10着に終わった。

7月31日、中4週で迎えた10戦目は、今村康成騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（小倉障害芝2900m 晴/良）に出走。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

9月3日、中4週で迎えた11戦目は、田村太雅騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（小倉障害芝2900m 小雨/良）に出走。12頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。10着に終わった。

9月11日、連闘で迎えた12戦目は、植野貴也騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート2970m 晴）に出走。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。

4歳（2012年）

1月4日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から19kg増やして迎えた13戦目は、吉田順治騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2-7（佐賀ダート1400m 雪/良）に出走。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に敗れた。

1月28日、中2週で迎えた14戦目は、菅原俊吏騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2-6（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

2月11日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上C2-7（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原俊吏騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したベルモントタッチにアタマ差届かず2着となった。

3月3日、中2週で迎えた16戦目は、4歳以上C2-6（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で菅原俊吏騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では目覚ましい伸び脚で急追したが、抜け出したムーンパラダイスにアタマ差届かず2着に惜敗した。

3月20日、中1週で迎えた17戦目は、4歳以上C2-5（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は吉田順治騎手（1戦0勝）。7頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず3着に敗れた。

4月15日、中3週で迎えた18戦目は、4歳以上C2-5（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉田順治騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では堅実に脚を伸ばしたが、抜け出したエアガガを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着となった。

5月4日、中2週で迎えた19戦目は、4歳以上C2-4（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で吉田順治騎手（3戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい9着に敗れた。

7月16日、中9週で迎えた20戦目は、高野誠毅騎手を鞍上に迎えて、えびの特別（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり10着に終わった。

12月15日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた21戦目は、岩永千明騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2 17（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に終わった。

5歳（2013年）

1月19日、中4週で迎えた22戦目は、4歳以上C2 17（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は吉田順治騎手（4戦0勝）。7頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり7着に終わった。

2月2日、中1週で迎えた23戦目は、4歳以上C2 17（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田順治騎手（5戦0勝）。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず9着に終わった。

2月16日、中1週で迎えた24戦目は、竹吉徹騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2 19（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず5着に終わった。

3月10日、中2週で迎えた25戦目は、4歳以上C2 21（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は岩永千明騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず7着に終わった。

4月14日、中4週で迎えた26戦目は、渡辺博文騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2 18（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線に入ると、前で粘るクラウンモンローを猛烈な末脚でハナ差だけ差し切って待望の初勝利を挙げた。

4月29日、中1週で迎えた27戦目は、4歳以上C2 13（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺博文騎手（1戦1勝）。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では決め手が足りず7着に終わった。

6月8日、中5週で迎えた28戦目は、4歳以上C2 13（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は吉田順治騎手（6戦0勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く8着に終わった。

7月20日、中5週で迎えた29戦目は、4歳以上C2 13（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田順治騎手（7戦0勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く9着に終わった。