マルサンメイン（2006年生、母ゲイメチーフ）

マルサンメイン（2006年5月27日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋主要な」。毛色は鹿毛。種牡馬のスターリングローズ（当時9歳）と交配したゲイメチーフが16歳のときに産んだ19番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は村上牧場。戦績は、中央平地9戦1勝、地方22戦2勝2着3回。主な勝ち鞍は2009年の3歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、村上牧場から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

小原伊佐美厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2009年）

2月15日、デビュー戦は小原義之騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都ダート1200m 晴/稍重）に出走。馬体重は432kg。16頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦し、5着に入り込んだ。

3月8日、中2週で迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小原義之騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に終わった。

3月28日、中2週で迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小原義之騎手（2戦0勝）。15頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。果敢に端をきり、若干速いペースで一団を引っ張る。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では生得の持続力で渋太く粘り込んで、最後は2着のピュアマリーンに1馬身1/4の差をつけて初勝利を挙げた。

6月21日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から12kg増やして迎えた4戦目は、小林徹弥騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、馬場の外目を回って8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く11着に終わった。

10月17日、約4か月の休養明けで馬体重を前走からさらに20kg増やして迎えた5戦目は、松山弘平騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（京都ダート1200m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。16頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見せ場を作れず7着に終わった。

11月15日、中3週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた6戦目は、宮崎北斗騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（福島ダート1150m 晴/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての5番人気で15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では最後まで息が続かず10着に敗れた。

4歳（2010年）

1月10日、中7週で迎えた7戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は小林徹弥騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びを欠き9着に終わった。

4月11日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた8戦目は、長谷川浩大騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（福島ダート1150m 曇/良）に出走。16頭立ての10番人気で15番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。最後は脚色が悪くなり15着に終わった。

5月9日、中3週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた9戦目は、酒井学騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。15頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は垂れてしまい11着に終わった。

8月13日、約3か月の休み明けで迎えた10戦目は、岡田祥嗣騎手を鞍上に迎えて、二上りおどり特別（福山ダート1600m 曇/良）に出走。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。4着に沈んだ。

9月4日、中2週で迎えた11戦目は、コスモス特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡田祥嗣騎手（1戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったオースミライセンスからアタマ差の2着に甘んじた。

9月12日、連闘で迎えた12戦目は、われもこう特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡田祥嗣騎手（2戦0勝）。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のグランドオークに半馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

10月11日、中3週で迎えた13戦目は、栗拾い特別（福山ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で岡田祥嗣騎手（3戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。4着に沈んだ。

10月25日、中1週で迎えた14戦目は、内田博幸騎手来場記念（福山ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で岡田祥嗣騎手（4戦1勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月7日、中1週で迎えた15戦目は、いちょう特別（福山ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で岡田祥嗣騎手（5戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のテンシノザールに1馬身の差をつけて1番人気に応えた。

11月21日、中1週で迎えた16戦目は、左海誠二騎手を鞍上に迎えて、ファンタジスタカップ第2戦（福山ダート1800m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月12日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた17戦目は、山陽新聞販売賞（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は岡田祥嗣騎手（6戦2勝）。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。7着に終わった。

12月25日、中1週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた18戦目は、長竹實メモリアル（福山ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岡田祥嗣騎手（7戦2勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。3着に終わった。

5歳（2011年）

1月9日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた19戦目は、能登原とんど特別（福山ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡田祥嗣騎手（8戦2勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

1月23日、中1週で迎えた20戦目は、白銀特別（福山ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で岡田祥嗣騎手（9戦2勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったビクトリーヒマワリから3/4馬身差の2着となった。

2月5日、中1週で迎えた21戦目は、節分草特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で岡田祥嗣騎手（10戦2勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったアルテローザから3/4馬身差の2着となった。

2月20日、中1週で迎えた22戦目は、うぐいす特別（福山ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で岡田祥嗣騎手（11戦2勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。7着に敗れた。

3月5日、中1週で迎えた23戦目は、すみれ特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で岡田祥嗣騎手（12戦2勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。7着に敗れた。

3月20日、中1週で迎えた24戦目は、春蘭特別（福山ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で岡田祥嗣騎手（13戦2勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月10日、中2週で迎えた25戦目は、スイートピー特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で岡田祥嗣騎手（14戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。10着に敗れた。

4月23日、中1週で迎えた26戦目は、君子蘭特別（福山ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は10戦連続で岡田祥嗣騎手（15戦2勝）。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。

5月15日、中2週で迎えた27戦目は、ばら祭シリーズビューティフルふくやま特別（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で岡田祥嗣騎手（16戦2勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。3着を確保した。

6月12日、中3週で迎えた28戦目は、ほたる特別（福山ダート1250m 雨/不良）に出走。鞍上は12戦連続で岡田祥嗣騎手（17戦2勝）。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。

6月27日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた29戦目は、ざくろの花特別（福山ダート1250m 曇/良）に出走。鞍上は13戦連続で岡田祥嗣騎手（18戦2勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。

7月11日、中1週で迎えた30戦目は、ほおずき特別（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で岡田祥嗣騎手（19戦2勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。9着に終わった。

8月7日、中3週で迎えた31戦目は、沼隈ぶどう特別（福山ダート1250m 曇/良）に出走。鞍上は15戦連続で岡田祥嗣騎手（20戦2勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。