マイネルアラジン（2004年生、母マイネスプレンダー）

マイネルアラジン（2004年5月10日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋アラビアンナイトの登場人物名」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のムタファーウエク（当時8歳）と交配したマイネスプレンダーが6歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）ビッグレッドファーム。戦績は、中央平地8戦0勝2着1回、地方17戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2007年の3歳。

経歴

デビュー前

ラフィアンターフマンクラブにて総額1,600万円（16万×100口）で一口馬主が募集された。

稲葉隆一厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2006年）

8月20日、デビュー戦は梶晃啓騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は466kg。18頭立ての16番人気で5番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始18番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい18着に終わった。

10月21日、中8週で迎えた2戦目は、松岡正海騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京芝1400m 曇/良）に出走。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず4着に終わった。

11月4日、中1週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（東京芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で松岡正海騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では堅調な伸びを見せたが、抜け出したタニノウィンザーを捕まえ切れず、1馬身差の2着となった。

11月25日、中2週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（東京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松岡正海騎手（2戦0勝）。16頭立ての6番人気で15番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを11番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず11着に敗れた。

12月17日、中2週で迎えた5戦目は、田中博康騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山芝2000m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。18頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では見せ場なく12着に終わった。

3歳（2007年）

3月11日、約3か月の間隔を開けて迎えた6戦目は、二本柳壮騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝1800m 晴/重）に出走。15頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを10番手で通過。直線では切れる脚を使えず12着に敗れた。

4月7日、中3週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は松岡正海騎手（3戦0勝）。18頭立ての15番人気で17番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では鋭い脚を使えず13着に終わった。

5月5日、中3週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松岡正海騎手（4戦0勝）。16頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く13着に終わった。

7月26日、約2か月半の間隔を開けて迎えた9戦目は、田中力騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の夕顔特別（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びが劣勢になり8着に終わった。

8月8日、中1週で迎えた10戦目は、3歳戦のサンシャインフラワー賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中力騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で大外12番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では伸びが鈍く11着に終わった。

8月21日、中1週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた11戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。13頭立ての10番人気で大外13番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚が冴えず8着に終わった。

9月25日、中4週で迎えた12戦目は、3歳戦の萩特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではいいところがなく13着に終わった。

10月11日、中1週で迎えた13戦目は、石崎駿騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。7頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚が振るわず6着に終わった。

10月22日、中1週で迎えた14戦目は、3歳戦の落花生特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎駿騎手（1戦0勝）。14頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず12着に終わった。

11月7日、中1週で迎えた15戦目は、3歳（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で石崎駿騎手（2戦0勝）。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、極端なスローペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のバブルビーチに5馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

11月15日、連闘で迎えた16戦目は、3歳戦の甘藷特別（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で石崎駿騎手（3戦1勝）。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、平均的なペースで一団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では迫力十分の伸びを見せたが、バブルビーチにクビ差交わされて2着に惜敗した。

12月3日、中2週で迎えた17戦目は、一般C1五アイ（船橋ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は森泰斗騎手（2戦0勝）。14頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、ややハイペースでレースを牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は脚勢が鈍り9着に敗れた。

4歳（2008年）

1月1日、中3週で迎えた18戦目は、一般C2三四（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（3戦0勝）。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では末脚がパッとせず11着に敗れた。

1月7日、連闘で迎えた19戦目は、一般C2二アイ（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で森泰斗騎手（4戦0勝）。14頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず14着に終わった。

1月21日、中1週で迎えた20戦目は、そぴあ賞（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で森泰斗騎手（5戦0勝）。12頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず10着に終わった。

2月4日、中1週で迎えた21戦目は、坂井英光騎手を鞍上に迎えて、一般C2二アイ（船橋ダート1600m 晴/不良）に出走。14頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は脚を失くしてしまい7着に敗れた。

2月11日、連闘で迎えた22戦目は、一般C2四五六（浦和ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で坂井英光騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に終わった。

4月1日、中6週で迎えた23戦目は、一般C2一アイ（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は石崎駿騎手（4戦1勝）。12頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、やや厳しいペースで馬群を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚を伸ばせず11着に終わった。

5月2日、中3週で迎えた24戦目は、繁田健一騎手を鞍上に迎えて、あやめ特別（浦和ダート1500m 曇/良）に出走。12頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず11着に終わった。

5月5日、連闘で迎えた25戦目は、一般C2二アイ（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は田中力騎手（2戦0勝）。13頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では全く伸びず13着に終わった。