リッシンサムライ（2011年生、母グラッドストック）

リッシンサムライ（2011年5月25日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋武士」。毛色は芦毛。種牡馬のスウェプトオーヴァーボード（当時14歳）と交配したグラッドストックが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は鹿児島県、生産者は釘田義美。戦績は、中央平地4戦0勝、地方4戦1勝。主な勝ち鞍は2014年の歓迎ZEROグループ御一行様。

経歴

デビュー前

作田誠二厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2013年）

7月27日、デビュー戦は太宰啓介騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は438kg。18頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず13着に敗れた。

8月10日、中1週で迎えた2戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。18頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では最後まで息が続かず16着に終わった。

8月24日、中1週で迎えた3戦目は、岡田祥嗣騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのひまわり賞（小倉芝1200m 曇/稍重）に出走。18頭立ての18番人気で11番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚を伸ばせず11着に終わった。

3歳（2014年）

3月2日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から34kg増やして迎えた4戦目は、伊藤工真騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/重）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。最後は勢いを失って16着に終わった。

4月28日、中7週で迎えた5戦目は、柿原翔騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の歓迎ZEROグループ御一行様（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。7頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ確実に終いの脚を伸ばして、最後は2着のジャンパップを半馬身振り切って初勝利を挙げた。

5月6日、連闘で迎えた6戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で柿原翔騎手（1戦1勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず5着に敗れた。

5月21日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で柿原翔騎手（2戦1勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では見せ場なく4着に敗れた。

8月21日、約3か月の休養明けで迎えた8戦目は、横井将人騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に終わった。