ジャンパップ（2011年生、母マーブルズタイム）

ジャンパップ（2011年4月5日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「飛びあがる」。毛色は栗毛。種牡馬のジャイアントレッカー（当時9歳）と交配したマーブルズタイムが18歳のときに産んだ11番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）三石川上牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方42戦3勝2着2回。主な勝ち鞍は2015年の一般C13。

経歴

デビュー前

2歳のとき、三石川上牧場から「北海道トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。

伊藤伸一厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2014年）

1月19日、デビュー戦は伴啓太騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中京芝2000m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は446kg。18頭立ての17番人気で12番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びが鈍く9着に終わった。

2月16日、中3週で迎えた2戦目は、丸山元気騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（小倉芝2000m 晴/良）に出走。18頭立ての15番人気で14番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では末脚にキレが無く14着に終わった。

3月16日、中3週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（中京ダート1800m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は伴啓太騎手（1戦0勝）。15頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では末脚が振るわず15着に終わった。

4月17日、中4週で迎えた4戦目は、木之前葵騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート800m 晴/良）に出走。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい5着に敗れた。

4月28日、中1週で迎えた5戦目は、大畑雅章騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の歓迎ZEROグループ御一行様（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、勝ったリッシンサムライを半馬身捉え切れず2着に敗北した。

5月5日、連闘で迎えた6戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は木之前葵騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

5月19日、中1週で迎えた7戦目は、横井将人騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では伸びが劣勢になり8着に敗れた。

6月4日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で横井将人騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に敗れた。

6月11日、連闘で迎えた9戦目は、3歳（名古屋ダート800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で横井将人騎手（2戦0勝）。7頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に終わった。

6月27日、中1週で迎えた10戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で横井将人騎手（3戦0勝）。8頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚が冴えず8着に終わった。

7月10日、中1週で迎えた11戦目は、八木直也騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート800m 雨/重）に51kgの軽斤量で出走。7頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには絡めず3着に終わった。

7月24日、中1週で迎えた12戦目は、持原大志騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

8月8日、中1週で迎えた13戦目は、3歳（名古屋ダート800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で持原大志騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではいい脚を見せられず7着に敗れた。

8月22日、中1週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた14戦目は、丸山真一騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず7着に敗れた。

9月10日、中2週で迎えた15戦目は、山田祥雄騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走し、3着に入り込んだ。

9月19日、連闘で迎えた16戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山田祥雄騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

10月1日、中1週で迎えた17戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山田祥雄騎手（2戦0勝）。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では切れ味鋭い末脚を発揮したが、3着に終わった。

10月23日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた18戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で山田祥雄騎手（3戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では決め手が足りず5着に敗れた。

11月3日、中1週で迎えた19戦目は、3歳C14（名古屋ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で山田祥雄騎手（4戦0勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい9着に敗れた。

11月18日、中1週で迎えた20戦目は、一般C26（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で山田祥雄騎手（5戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。競走中止となった。

4歳（2015年）

1月1日、中5週で迎えた21戦目は、一般C24（名古屋ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は持原大志騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では決め手に欠いて7着に敗れた。

1月13日、中1週で迎えた22戦目は、戸部尚実騎手を鞍上に迎えて、一般C26（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが劣勢になり7着に敗れた。

1月26日、中1週で迎えた23戦目は、一般C26（名古屋ダート800m 曇/稍重）に出走。鞍上は持原大志騎手（3戦0勝）。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では鋭い脚を使えず5着に終わった。

2月9日、中1週で迎えた24戦目は、一般C28（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で持原大志騎手（4戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず4着に敗れた。

2月24日、中1週で迎えた25戦目は、一般C20（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は戸部尚実騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ伸び切れず8着に終わった。

3月9日、中1週で迎えた26戦目は、一般C28（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で戸部尚実騎手（2戦0勝）。7頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず4着に終わった。

3月25日、中1週で迎えた27戦目は、一般C16（名古屋ダート800m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で戸部尚実騎手（3戦0勝）。8頭立ての8番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では見所を作れず8着に終わった。

4月7日、中1週で迎えた28戦目は、一般C21（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で戸部尚実騎手（4戦0勝）。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線に入ると、前で粘るテラザレーヌを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

4月22日、中1週で迎えた29戦目は、コバンソウ特別（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は山田祥雄騎手（6戦0勝）。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず9着に終わった。

5月19日、中3週で迎えた30戦目は、一般C21（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は戸部尚実騎手（5戦1勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では速い脚を使えず6着に敗れた。

6月1日、中1週で迎えた31戦目は、一般C20（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で戸部尚実騎手（6戦1勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではキレのある末脚を披露したが、3着に終わった。

6月9日、連闘で迎えた32戦目は、一般C16（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で戸部尚実騎手（7戦1勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では決め手が足りず6着に敗れた。

6月23日、中1週で馬体重を前走から17kg増やして迎えた33戦目は、一般C19（名古屋ダート800m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で戸部尚実騎手（8戦1勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く7着に敗れた。

7月7日、中1週で迎えた34戦目は、一般C17（名古屋ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で戸部尚実騎手（9戦1勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びあぐねて6着に敗れた。

7月15日、連闘で迎えた35戦目は、一般C19（名古屋ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で戸部尚実騎手（10戦1勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり6着に敗れた。

8月18日、中4週で迎えた36戦目は、一般C17（名古屋ダート800m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で戸部尚実騎手（11戦1勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい5着に敗れた。

8月26日、連闘で迎えた37戦目は、一般C16（名古屋ダート800m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で戸部尚実騎手（12戦1勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず6着に敗れた。

9月8日、中1週で迎えた38戦目は、尾崎章生騎手を鞍上に迎えて、一般C16（名古屋ダート1400m 雨/重）に出走。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では鮮烈な末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のオオイデアオウヨを3/4馬身振り切って2勝目を収める

9月23日、中1週で迎えた39戦目は、なお・まお☆御成婚記念（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で尾崎章生騎手（1戦1勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では矢のような伸び脚で急追したが、逃げるニシノスコーピオンを差し切れず、1馬身差の2着となった。

10月7日、中1週で迎えた40戦目は、一般C11（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で尾崎章生騎手（2戦1勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では速い脚を使えず6着に敗れた。

10月20日、中1週で迎えた41戦目は、一般C13（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で尾崎章生騎手（3戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るモルフェスプリングを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

11月4日、中1週で迎えた42戦目は、ナルコユリ特別（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で尾崎章生騎手（4戦2勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では全く伸びず9着に終わった。

11月19日、中1週で迎えた43戦目は、一般C13（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で尾崎章生騎手（5戦2勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では目立つような脚を使えず7着に終わった。

12月3日、中1週で迎えた44戦目は、一般C15（名古屋ダート800m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で尾崎章生騎手（6戦2勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では目立つような脚を使えず9着に敗れた。

12月10日、連闘で迎えた45戦目は、一般C13（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で尾崎章生騎手（7戦2勝）。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず7着に終わった。