ホールドミータイト（1988年生、母キオーガンフウジン）

ホールドミータイト（1988年3月22日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のミスターシービー（当時8歳）と交配したキオーガンフウジンが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道様似郡様似町、生産者は古海牧場。戦績は、中央平地11戦1勝2着2回、地方3戦0勝。主な勝ち鞍は1991年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

吉永猛厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1991年）

6月2日、デビュー戦は岸滋彦騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（京都ダート1400m 雨/不良）に出走。馬体重は512kg。14頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のケイスパートに1馬身3/4の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

8月4日、中8週で迎えた2戦目は、本田優騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（函館芝1800m 曇/不良）に出走。芝レースへの出走は初となった。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線では末脚を伸ばせず4着に敗れた。

8月25日、中2週で迎えた3戦目は、4歳以上500万下（函館ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で本田優騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では脚勢がやや鈍り、4着に終わった。

8月31日、連闘で馬体重を前走から12kg減らして迎えた4戦目は、4歳以上500万下の渡島特別（函館芝1800m 小雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で本田優騎手（2戦0勝）。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では脚勢がやや衰え、3着に終わった。

9月21日、中2週で迎えた5戦目は、4歳以上500万下の洞爺湖特別（函館芝1200m 小雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で本田優騎手（3戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後はタレてしまい14着に敗れた。

4歳（1992年）

4月11日、約7か月の休み明けで迎えた6戦目は、5歳以上500万下（阪神ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で本田優騎手（4戦0勝）。16頭立ての5番人気で14番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったファストモリスにねじ伏せられて1馬身差の2着となった。

5月2日、中2週で迎えた7戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（京都ダート1400m 曇/良）に出走。16頭立ての1番人気に推されて14番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では迫力のある伸びを見せたが、伸びてきたジョーリリブル決め手に屈して3/4馬身差の2着に敗北した。

5月17日、中1週で迎えた8戦目は、5歳以上500万下の清津峡特別（新潟ダート1700m 晴/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は本田優騎手（5戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

5月30日、中1週で迎えた9戦目は、5歳以上500万下（阪神芝1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で本田優騎手（6戦0勝）。15頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい12着に敗れた。

6月20日、中2週で迎えた10戦目は、5歳以上500万下（中京ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は熊沢重文騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で14番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びが劣勢になり10着に敗れた。

6月28日、連闘で迎えた11戦目は、小野次郎騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（福島ダート1000m 晴/良）に出走。7頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見せ場なく6着に敗れた。

5歳（1993年）

4月20日、約10か月の休養明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた12戦目は、桜井拓章騎手を鞍上に迎えて、日勝特別（帯広ダート1800m 晴/良）に出走。11頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。11着に終わった。

5月18日、中3週で迎えた13戦目は、勝毎特別（帯広ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で桜井拓章騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。9着に終わった。

6月1日、中1週で迎えた14戦目は、月形特別（岩見沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で桜井拓章騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。10着に終わった。