ジョーリリブル（1988年生、母ジョーヒポポタマス）

ジョーリリブル（1988年4月18日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のニホンピロウイナー（当時8歳）と交配したジョーヒポポタマスが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は橋爪松夫。戦績は、中央平地32戦4勝2着1回、地方2戦0勝。主な勝ち鞍は1993年の5歳以上900万下。

経歴

デビュー前

野元昭厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1991年）

6月2日、デビュー戦は小屋敷昭騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（京都ダート1400m 雨/不良）に出走。馬体重は458kg。14頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では目立つような脚を使えず10着に敗れた。

6月15日、中1週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（中京芝1200m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で小屋敷昭騎手（1戦0勝）。17頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり4位タイの伸び脚を披露したが上位争いには参加できず8着に敗れた。

6月29日、中1週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小屋敷昭騎手（2戦0勝）。17頭立ての4番人気に推されて1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では速い脚を持続できず、4着に終わった。

7月21日、中2週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で小屋敷昭騎手（3戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず5着に敗れた。

8月4日、中1週で迎えた5戦目は、土肥幸広騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟芝1600m 外回り曇/重）に出走。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走したが、4着に終わった。

8月25日、中2週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（新潟芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は小屋敷昭騎手（4戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のトヨサンホープに1馬身半の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

4歳（1992年）

4月19日、約8か月の休み明けで迎えた7戦目は、5歳以上500万下（阪神ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で小屋敷昭騎手（5戦1勝）。16頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

5月2日、中1週で迎えた8戦目は、安田隆行騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（京都ダート1400m 曇/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では強烈な末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のホールドミータイトを3/4馬身振り切って1着ゴールを果たした。

5月24日、中2週で迎えた9戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の三宮特別（阪神芝1600m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は小屋敷昭騎手（6戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず4着に敗れた。

6月7日、中1週で迎えた10戦目は、5歳以上900万下（阪神芝1600m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で小屋敷昭騎手（7戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではもうワンパンチ足りず、4着に終わった。

6月28日、中2週で迎えた11戦目は、5歳以上900万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小屋敷昭騎手（8戦1勝）。16頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では瞬発力に富んだ末脚を繰り出し、4着に入った。

7月12日、中1週で迎えた12戦目は、5歳以上900万下の飛騨特別（中京芝1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で小屋敷昭騎手（9戦1勝）。15頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい9着に敗れた。

8月2日、中2週で迎えた13戦目は、4歳以上500万下（小倉ダート1000m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は安田隆行騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを6番手で通過。直線では決め手が足りず4着に敗れた。

12月5日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた14戦目は、4歳以上500万下（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安田隆行騎手（2戦1勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るトキオブラボーを次元の違う末脚で半馬身差し切って久々の一戦を制した。

12月19日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上900万下（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で安田隆行騎手（3戦2勝）。16頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後はバテてしまい15着に敗れた。

5歳（1993年）

1月6日、中2週で迎えた16戦目は、5歳以上900万下（京都ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で安田隆行騎手（4戦2勝）。14頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では強靭な末脚を繰り出し、4着に入り込んだ。

1月23日、中1週で迎えた17戦目は、5歳以上900万下（京都ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で安田隆行騎手（5戦2勝）。14頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい6着に敗れた。

2月6日、中1週で迎えた18戦目は、5歳以上900万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で安田隆行騎手（6戦2勝）。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず5着に終わった。

2月28日、中2週で迎えた19戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下（阪神ダート1200m 晴/重）に出走。13頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切り、3着に入った。

3月14日、中1週で迎えた20戦目は、山田泰誠騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では猛烈な末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のキリブランシェをハナ差振り切って勝利を手中に収めた。

3月28日、中1週で迎えた21戦目は、5歳以上900万下（阪神ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で山田泰誠騎手（1戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始11番手を追走。直線では切れ味抜群の末脚を発揮したが、3着に終わった。

4月18日、中2週で迎えた22戦目は、5歳以上900万下（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山田泰誠騎手（2戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には届かず6着に敗れた。

5月15日、中3週で迎えた23戦目は、5歳以上900万下の御池特別（京都ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で山田泰誠騎手（3戦1勝）。16頭立ての7番人気で14番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず10着に敗れた。

6月5日、中2週で迎えた24戦目は、5歳以上900万下（阪神ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で山田泰誠騎手（4戦1勝）。13頭立ての3番人気に推されて14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始5番手を追走。直線では伸びが劣勢になり9着に敗れた。

10月30日、約5か月の休養明けで迎えた25戦目は、4歳以上900万下（京都ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で山田泰誠騎手（5戦1勝）。12頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に終わった。

11月14日、中1週で迎えた26戦目は、4歳以上900万下（京都ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で山田泰誠騎手（6戦1勝）。16頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず12着に終わった。

11月28日、中1週で迎えた27戦目は、J.リード騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下の’93インターナショナルジョッキーズ2（東京芝1600m 晴/良）に出走。12頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚に勢いがなく11着に終わった。

12月19日、中2週で迎えた28戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上900万下の夙川特別（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり9着に終わった。

6歳（1994年）

1月5日、中1週で迎えた29戦目は、小林徹弥騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下（阪神ダート1200m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。11頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では堅調な伸びを見せたが、抜け出したソヨカゼに半馬身届かず2着となった。

1月30日、中3週で迎えた30戦目は、5歳以上900万下（阪神ダート1200m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で小林徹弥騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では閃光のような末脚を発揮したが、3着に終わった。

2月13日、中1週で迎えた31戦目は、5歳以上900万下（阪神ダート1200m 曇/不良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で小林徹弥騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、馬場の外目を回って10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず7着に敗れた。

3月5日、中2週で迎えた32戦目は、5歳以上900万下（中京ダート1700m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で小林徹弥騎手（3戦0勝）。16頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを4番手で通過。最後は脚勢が悪くなり13着に終わった。

10月31日、約8か月の休養明けで馬体重を前走から25kg増やして迎えた33戦目は、山口修騎手を鞍上に迎えて、神無月特別（上山ダート1700m 雨/稍重）に出走。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

11月16日、中1週で迎えた34戦目は、霜月特別（上山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山口修騎手（1戦0勝）。7頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。