キリブランシェ（1988年生、母サニーフイールド）

キリブランシェ（1988年3月29日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はサラブレッド系で、毛色は鹿毛。種牡馬のステイールハート（当時16歳）と交配したサニーフイールドが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（株）本桐牧場。戦績は、中央平地19戦1勝2着1回、中央障害1戦0勝、地方31戦8勝2着9回。主な勝ち鞍は1992年の5歳以上900万下。

経歴

デビュー前

向山勝厩舎（新潟）へ入厩。

2歳（1990年）

10月6日、デビュー戦は向山牧騎手を鞍上に据えて、3歳（新潟(地)ダート800m 雨/不良）に出走。馬体重は496kg。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のアイアンシュートに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

10月15日、連闘で迎えた2戦目は、3歳（新潟(地)ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で向山牧騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったストロングダイナから半馬身差の2着に敗北した。

10月28日、中1週で迎えた3戦目は、3歳（新潟(地)ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で向山牧騎手（2戦1勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったホンスキーから2馬身半差の2着となった。

11月13日、中1週で迎えた4戦目は、津野総夫騎手を鞍上に迎えて、3歳（新潟(地)ダート1600m 晴/重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったサファリオールから1馬身半差の2着に敗北した。

11月24日、中1週で迎えた5戦目は、榎伸彦騎手を鞍上に迎えて、3歳（新潟(地)ダート1600m 晴/稍重）に出走。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月4日、中0週で迎えた6戦目は、3歳（新潟(地)ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で榎伸彦騎手（1戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のオルテナイトに6馬身の差をつけて2勝目を掴み取った。

12月17日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（新潟(地)ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は向山牧騎手（3戦1勝）。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。7着に終わった。

3歳（1991年）

1月2日、中1週で迎えた8戦目は、4歳（三条ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で向山牧騎手（4戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4月7日、約3か月の休養明けで迎えた9戦目は、4歳A2（三条ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で向山牧騎手（5戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月25日、中2週で迎えた10戦目は、4歳A2（三条ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で向山牧騎手（6戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のオルテナイトに1馬身半の差をつけて3勝目をつかんだ。

5月7日、中1週で迎えた11戦目は、3歳戦の薫風特別（三条ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で向山牧騎手（7戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のアマミレットに1馬身の差をつけて制した。

6月2日、中3週で迎えた12戦目は、3歳戦の村上特別（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は榎伸彦騎手（2戦1勝）。7頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったサンダースパークから3馬身差の2着となった。

6月16日、中1週で迎えた13戦目は、4歳A2（新潟(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は向山牧騎手（8戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のタマキワンに1馬身半の差をつけて5勝目をゲットした。

7月3日、中1週で迎えた14戦目は、一般B2イ（三条ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で向山牧騎手（9戦4勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のサンダースパークをアタマ差制して制した。

7月26日、中2週で迎えた15戦目は、佐渡特別（三条ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で向山牧騎手（10戦5勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったマウントサンシーから1馬身差の2着となった。

8月14日、中2週で迎えた16戦目は、長谷川太行騎手を鞍上に迎えて、越後七浦特別（三条ダート1700m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。7着に敗れた。

8月28日、中1週で迎えた17戦目は、一般B1ロ（三条ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は向山牧騎手（11戦5勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のカトレアボーイに3馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

9月16日、中2週で迎えた18戦目は、渡辺正治騎手を鞍上に迎えて、中央競馬騎手招待（新潟(地)ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったカトレアボーイからアタマ差の2着となった。

9月29日、中1週で迎えた19戦目は、東港特別（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は向山牧騎手（12戦6勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のレイクギヤラクシーに2馬身半の差をつけて勝利をモノにする

10月10日、中1週で迎えた20戦目は、尾瀬特別（新潟(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で向山牧騎手（13戦7勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月24日、中1週で迎えた21戦目は、加治川特別（新潟(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で向山牧騎手（14戦7勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったキクカリユウオーから半馬身差の2着に敗北した。

11月4日、中1週で迎えた22戦目は、新潟グランプリ（新潟(地)ダート2280m 雨/稍重）に出走。鞍上は榎伸彦騎手（3戦1勝）。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。10着に終わった。

12月8日、中4週で迎えた23戦目は、須貝尚介騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下の矢作川特別（中京ダート1700m 曇/良）に出走。16頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張り、5着に入り込んだ。

12月21日、中1週で迎えた24戦目は、土谷智紀騎手を鞍上に迎えて、クリスマスステークス（中山芝1600m 外回り晴/良）に53kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず9着に終わった。

4歳（1992年）

1月12日、中2週で迎えた25戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下（京都ダート1800m 晴/稍重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では豪脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のサンロードホーラーに1馬身の差をつけて9勝目を挙げた。

1月26日、中1週で迎えた26戦目は、北山ステークス（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は須貝尚介騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり4位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず8着に終わった。

2月16日、中2週で迎えた27戦目は、安田康彦騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の橿原ステークス（京都ダート1800m 曇/良）に出走。16頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい12着に終わった。

3月1日、中1週で迎えた28戦目は、ハンデ戦の甲南ステークス（阪神芝2500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で安田康彦騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線ではいいところがなく16着に終わった。

9月27日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた29戦目は、上村洋行騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では強靭な末脚を披露し、3着に入り込んだ。

10月10日、中1週で迎えた30戦目は、4歳以上900万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は安田康彦騎手（2戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず5着に敗れた。

10月24日、中1週で迎えた31戦目は、4歳以上900万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安田康彦騎手（3戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く5着に敗れた。

11月8日、中1週で迎えた32戦目は、4歳以上900万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で安田康彦騎手（4戦0勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚がパッとせず4着に終わった。

11月21日、中1週で迎えた33戦目は、4歳以上900万下（京都ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で安田康彦騎手（5戦0勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではいい脚を見せられず9着に敗れた。

12月5日、中1週で迎えた34戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。11頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では見所を作れず9着に終わった。

5歳（1993年）

1月6日、中4週で迎えた35戦目は、押田年郎騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上未勝利（京都障害芝→ダート3000m 晴）に出走。7頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

1月17日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた36戦目は、5歳以上900万下（京都ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は安田康彦騎手（6戦0勝）。11頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では伸びが劣勢になり5着に終わった。

1月31日、中1週で迎えた37戦目は、5歳以上900万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安田康彦騎手（7戦0勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天性のガッツでゴールまで力闘し、3着に入り込んだ。

2月7日、連闘で迎えた38戦目は、5歳以上900万下（京都ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で安田康彦騎手（8戦0勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。逃げる形となり、緩やかなペースでレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい7着に敗れた。

2月20日、中1週で迎えた39戦目は、岸滋彦騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下の大和特別（京都ダート1200m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

3月14日、中2週で迎えた40戦目は、5歳以上900万下（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は安田康彦騎手（9戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では目を引く伸びを見せたが、伸びてきたジョーリリブル決め手に屈してハナ差の2着に甘んじた。

4月18日、中4週で迎えた41戦目は、5歳以上900万下（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安田康彦騎手（10戦0勝）。16頭立ての5番人気で15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では強靭な末脚を披露し、3着に入った。

5月15日、中3週で迎えた42戦目は、5歳以上900万下の御池特別（京都ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で安田康彦騎手（11戦0勝）。16頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は減速してしまい12着に敗れた。

12月6日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から18kg減らして迎えた43戦目は、一ノ瀬亨騎手を鞍上に迎えて、大師特別（川崎ダート1600m 雨/稍重）に出走。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったフリートスターから半馬身差の2着となった。

12月28日、中2週で迎えた44戦目は、歳末特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で一ノ瀬亨騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。最後は、勝ったマスコットスバルから1馬身差の2着となった。

6歳（1994年）

1月21日、中2週で迎えた45戦目は、迎春賞（川崎ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で一ノ瀬亨騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

2月14日、中2週で迎えた46戦目は、ウインターハンデ特別（川崎ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で一ノ瀬亨騎手（3戦0勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。8着に敗れた。

3月15日、中3週で迎えた47戦目は、春風特別（川崎ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で一ノ瀬亨騎手（4戦0勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。8着に敗れた。

5月11日、中7週で馬体重を前走から20kg減らして迎えた48戦目は、さつき特別（川崎ダート1600m 雨/良）に出走。鞍上は6戦連続で一ノ瀬亨騎手（5戦0勝）。6頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月2日、中2週で迎えた49戦目は、湘南特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で一ノ瀬亨騎手（6戦0勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。

6月30日、中3週で迎えた50戦目は、相模湾特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で一ノ瀬亨騎手（7戦0勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。

7月14日、中1週で迎えた51戦目は、夏祭り特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で一ノ瀬亨騎手（8戦0勝）。6頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。