マウントサンシー（1986年生、母カネツジヨー）
Mount Sancy
1986.05.10
マウントサンシー（1986年5月10日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のサンシー（当時17歳）と交配したカネツジヨーが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（株）カネツ牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方49戦19勝2着11回。主な勝ち鞍は1992年の中央競馬騎手招待(B1)。
経歴
デビュー前
小林常泰厩舎（美浦）へ入厩。
3歳（1989年）
5月13日、デビュー戦は鹿戸雄一騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（東京ダート1600m 曇/不良）に出走。馬体重は494kg。14頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり14着に終わった。
7月30日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、小野次郎騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟芝1600m 外回り 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての12番人気で大外13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では全く伸びず9着に終わった。
8月12日、中1週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（新潟芝1800m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で小野次郎騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず9着に終わった。
9月17日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた4戦目は、寺島祐治騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山芝1200m 外回り 曇/良）に出走。11頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず9着に終わった。
11月15日、中7週で馬体重を前走から25kg戻して迎えた5戦目は、津野総夫騎手を鞍上に迎えて、4歳C2ロ（新潟(地)ダート1200m 晴/不良）に54kgの軽斤量で出走。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったモーニングランから3馬身差の2着に敗北した。
12月4日、中2週で迎えた6戦目は、蓑田新吾騎手を鞍上に迎えて、4歳C2（新潟(地)ダート1200m 晴/重）に54kgの軽斤量で出走。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。5着に敗れた。
12月30日、中3週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた7戦目は、4歳C2（新潟(地)ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は津野総夫騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のトリプルジヨイに5馬身の差をつけて初白星を挙げた。
4歳（1990年）
4月7日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg絞って迎えた8戦目は、一般C4ロ（三条ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で津野総夫騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のアームステハニーをクビ差制して2勝目を手にした。
4月22日、中1週で迎えた9戦目は、高橋隆騎手を鞍上に迎えて、一般C3（三条ダート1600m 曇/稍重）に出走。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。8着に敗れた。
5月5日、中1週で迎えた10戦目は、向山牧騎手を鞍上に迎えて、一般C4イ（三条ダート1600m 雨/不良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。3着に終わった。
6月2日、中3週で迎えた11戦目は、一般C3ロ（三条ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は津野総夫騎手（3戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったシンゴッドからハナ差の2着に甘んじた。
6月17日、中1週で迎えた12戦目は、一般C3（三条ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で津野総夫騎手（4戦2勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のオンワードオーワシに2馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。
6月30日、中1週で迎えた13戦目は、一般C2（三条ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で津野総夫騎手（5戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったスズノフローレンスから6馬身差の2着に敗北した。
8月14日、中5週で迎えた14戦目は、一般C1（三条ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で津野総夫騎手（6戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。
9月16日、中4週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた15戦目は、佐藤浩一騎手を鞍上に迎えて、一般C1ハ（新潟(地)ダート1600m 晴/稍重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のサルノランフルをアタマ差制して制した。
9月23日、連闘で馬体重を前走から6kg絞って迎えた16戦目は、崔在求騎手を鞍上に迎えて、太白山特別（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。7着に敗れた。
10月4日、中1週で迎えた17戦目は、一般C1イ（新潟(地)ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は津野総夫騎手（7戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のアームステハニーに4馬身の差をつけて5勝目を掴み取った。
10月14日、中0週で迎えた18戦目は、オクトーバーハンデ（新潟(地)ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で津野総夫騎手（8戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。
10月27日、中1週で迎えた19戦目は、一般B3（新潟(地)ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で津野総夫騎手（9戦4勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のマルホフルマーに1馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。
11月23日、中3週で迎えた20戦目は、一般B3（新潟(地)ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で津野総夫騎手（10戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のワカイナズマに1馬身半の差をつけて7勝目を奪取した。
12月2日、連闘で迎えた21戦目は、一般B2ロ（新潟(地)ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で津野総夫騎手（11戦6勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のシンコウカリテに2馬身の差をつけて制した。
12月17日、中1週で迎えた22戦目は、森川一二三騎手を鞍上に迎えて、新潟高崎リーディングジョッキー（新潟(地)ダート1700m 曇/重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったミリオンチェスターから半馬身差の2着に敗北した。
12月31日、中1週で迎えた23戦目は、一般B2（三条ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は津野総夫騎手（12戦7勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったアクセルザトップからハナ差の2着に甘んじた。
5歳（1991年）
4月11日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から13kg減らして迎えた24戦目は、一般B2ロ（三条ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で津野総夫騎手（13戦7勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のミリオンチェスターに2馬身の差をつけて9勝目を手にした。
4月29日、中2週で迎えた25戦目は、一般B2（三条ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で津野総夫騎手（14戦8勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。5着に敗れた。
5月5日、連闘で迎えた26戦目は、一般B2イ（三条ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で津野総夫騎手（15戦8勝）。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のミリオンチェスターに3/4馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。
5月22日、中1週で迎えた27戦目は、万代特別（新潟(地)ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で津野総夫騎手（16戦9勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったウイルライドオンから4馬身差の2着となった。
6月1日、中0週で迎えた28戦目は、一般B1ハ（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で津野総夫騎手（17戦9勝）。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のアサカオウエンをクビ差制して勝利数を11に伸ばす
6月18日、中1週で迎えた29戦目は、中央競馬騎手招待（新潟(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は向山牧騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったアウトサイダーからクビ差の2着となった。
7月12日、中2週で迎えた30戦目は、大枝幹也騎手を鞍上に迎えて、姫川特別（三条ダート1700m 雨/重）に出走。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。3着に終わった。
7月26日、中1週で迎えた31戦目は、佐渡特別（三条ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は森川一二三騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のキリブランシェに1馬身の差をつけて勝利を手に入れた。
10月23日、約3か月の間隔を開けて迎えた32戦目は、一般B1イ（新潟(地)ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は津野総夫騎手（18戦10勝）。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のファーストグランに1馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。
11月4日、中1週で迎えた33戦目は、千葉進騎手を鞍上に迎えて、菊花特別（新潟(地)ダート1800m 雨/稍重）に出走。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。6着に敗れた。
11月23日、中2週で迎えた34戦目は、一般B1イ（新潟(地)ダート1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は大枝幹也騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。
12月2日、連闘で迎えた35戦目は、一般B1イ（新潟(地)ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は向山牧騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のエプソムランボーに3馬身の差をつけて勝利数を14に伸ばす
6歳（1992年）
1月3日、中4週で迎えた36戦目は、青木秀之騎手を鞍上に迎えて、新春ゴールデンジョッキー第戦（新潟(地)ダート1700m 雨/不良）に出走。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のウメノカイザーに3/4馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。
4月9日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた37戦目は、菜の花特別（三条ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は向山牧騎手（3戦1勝）。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のシヨノサンワードに2馬身半の差をつけて制した。
5月27日、中6週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた38戦目は、万代特別（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で向山牧騎手（4戦2勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のグードゥボーイに1馬身半の差をつけて破竹の4連勝を決めた。
6月8日、中1週で迎えた39戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、中央競馬騎手招待（新潟(地)ダート1700m 雨/稍重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のレイクプリンスに2馬身半の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。
6月27日、中2週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた40戦目は、金北山特別（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は向山牧騎手（5戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のマリナデルレイをアタマ差制して獅子奮迅の6連勝を決めた。
7月22日、中3週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた41戦目は、かもしか賞（三条ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で向山牧騎手（6戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったトロワエデンからハナ差の2着に甘んじた。
9月3日、中5週で迎えた42戦目は、初秋特別（三条ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で向山牧騎手（7戦4勝）。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったスーパーエクシードから1馬身差の2着に敗北した。
9月28日、中3週で迎えた43戦目は、飯豊連峰特別（新潟(地)ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で向山牧騎手（8戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったエプソムランボーからハナ差の2着に甘んじた。
11月3日、中4週で迎えた44戦目は、新潟グランプリ（新潟(地)ダート2280m 晴/稍重）に出走。鞍上は大枝幹也騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。10着に敗れた。
11月14日、中1週で迎えた45戦目は、朝日岳特別（新潟(地)ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で大枝幹也騎手（3戦0勝）。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。
11月29日、中1週で迎えた46戦目は、鞍上は向山牧騎手（9戦4勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。5着に敗れた。
12月14日、中1週で迎えた47戦目は、小野輝彦騎手を鞍上に迎えて、ディセンバー特別（新潟(地)ダート1800m 曇/不良）に出走。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。
7歳（1993年）
4月10日、約4か月の休養明けで迎えた48戦目は、八海山特別（三条ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は大枝幹也騎手（4戦0勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。
4月28日、中2週で迎えた49戦目は、谷川岳特別（三条ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で大枝幹也騎手（5戦0勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。
5月29日、中3週で迎えた50戦目は、万代特別（新潟(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大枝幹也騎手（6戦0勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。最後は、勝ったシヨノサンワードから1馬身差の2着となった。
6月15日、中1週で迎えた51戦目は、渡辺正治騎手を鞍上に迎えて、中央競馬騎手招待（新潟(地)ダート1700m 雨/不良）に出走。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。
6月26日、中1週で迎えた52戦目は、新井郷川特別（新潟(地)ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は大枝幹也騎手（7戦0勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。6着に敗れた。
9月24日、約3か月の休養明けで迎えた53戦目は、東港特別（新潟(地)ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で大枝幹也騎手（8戦0勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。