ダノンブリザード（2019年生、母コンクエストハーラネイト）

ダノンブリザード（2019年2月18日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+猛吹雪」。毛色は鹿毛。種牡馬のディープインパクト（当時17歳）と交配したコンクエストハーラネイトが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は下河辺牧場。主な勝ち鞍は2021年の2歳新馬。

経歴

デビュー前

池江泰寿厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2021年）

11月7日、デビュー戦は坂井瑠星騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は486kg。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のグローに3馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

12月11日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、2歳1勝クラスのエリカ賞（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂井瑠星騎手（1戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではキレのある末脚を披露したが、3着に終わった。

3歳（2022年）

2月19日、中9週で迎えた3戦目は、川田将雅騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラスのつばき賞（阪神芝1800m 外回り小雨/良）に出走。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚に勢いがなく3着に敗れた。

5歳（2024年）

1月13日、約23か月の休み明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた4戦目は、松山弘平騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（京都芝1600m 外回り晴/良）に出走。18頭立ての3番人気に推されて大外18番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、馬場の外目を回って11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位争いには絡めず9着に敗れた。

2月24日、中5週で迎えた5戦目は、4歳以上1勝クラス（阪神芝1600m 外回り晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で松山弘平騎手（1戦0勝）。17頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始6番手を追走。最後は脚を失くしてしまい13着に敗れた。

3月16日、中2週で迎えた6戦目は、4歳以上1勝クラス（中京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松山弘平騎手（2戦0勝）。6頭立ての2番人気で4番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見事な伸び脚で追い上げたが、勝ったヴィンセドリスに詰め切れず、1馬身3/4差の2着に敗れた。

5月12日、中7週で迎えた7戦目は、佐々木大輔騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラスの尖閣湾特別（新潟芝2000m 外回り晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

8月4日、約3か月の間隔を開けて迎えた8戦目は、荻野極騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（新潟芝2200m 晴/良）に出走。14頭立ての6番人気で大外14番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は脚勢が鈍り12着に敗れた。

10月27日、約3か月の間隔を開けて迎えた9戦目は、石川裕紀人騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラスの湯沢特別（新潟芝2000m 外回り晴/良）に出走。16頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では弾けるような伸び脚で追い上げたが、抜け出したクロシェットノエルにクビ差届かず2着に惜敗した。