ブレインウェーブ（2008年生、母ブリージーキス）

ブレインウェーブ（2008年3月6日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「突然うかぶ妙案」。毛色は青毛。種牡馬のマンハッタンカフェ（当時10歳）と交配したブリージーキスが14歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地6戦0勝2着1回、地方11戦0勝。

経歴

デビュー前

小笠倫弘厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2011年）

4月30日、デビュー戦は北村友一騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（新潟芝1600m 外回り曇/良）に出走。馬体重は484kg。16頭立ての4番人気に推されて2番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では稟性の闘志でゴールまでタレずに走り切ったが、5着に終わった。

5月21日、中2週で迎えた2戦目は、三浦皇成騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京芝1800m 晴/良）に出走。17頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走したが、4着に終わった。

6月19日、中3週で迎えた3戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝2000m 曇/稍重）に出走。15頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚色が衰えて15着に敗れた。

7月17日、中3週で迎えた4戦目は、石橋脩騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り晴/良）に出走。18頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では鋭さ光る末脚を披露し、4着に入った。

8月6日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石橋脩騎手（1戦0勝）。18頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは17番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したマヤリッシュに3/4馬身届かず2着に敗北した。

8月28日、中2週で迎えた6戦目は、丸山元気騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り晴/良）に出走。18頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では切れ味のいい末脚を繰り出したが、6着に終わった。

10月20日、中7週で迎えた7戦目は、牧野孝光騎手を鞍上に迎えて、不知火賞（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月4日、中1週で迎えた8戦目は、一般C1（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で牧野孝光騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月25日、中2週で迎えた9戦目は、（有）旭製作所杯（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で牧野孝光騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。9着に終わった。

12月1日、連闘で迎えた10戦目は、倉岳カップ（荒尾ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で牧野孝光騎手（3戦0勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。

12月16日、中1週で迎えた11戦目は、杉村一樹騎手を鞍上に迎えて、荒尾といえば荒尾競馬場特選（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての8番人気で大外8番ゲートからスタート。8着に終わった。

4歳（2012年）

4月2日、約3か月半の休み明けで迎えた12戦目は、山林堂信彦騎手を鞍上に迎えて、一般C2三四（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では決め手に欠いて4着に終わった。

4月11日、連闘で迎えた13戦目は、一般C2三四五（川崎ダート1600m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で山林堂信彦騎手（1戦0勝）。14頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に終わった。

4月30日、中2週で迎えた14戦目は、一般C2四五（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で山林堂信彦騎手（2戦0勝）。11頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では決め手に欠いて8着に終わった。

5月15日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた15戦目は、一般C2六七八（川崎ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で山林堂信彦騎手（3戦0勝）。14頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず11着に終わった。

5月28日、中1週で迎えた16戦目は、一般C2四（浦和ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で山林堂信彦騎手（4戦0勝）。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず5着に終わった。

6月11日、中1週で迎えた17戦目は、一般C2三四（川崎ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で山林堂信彦騎手（5戦0勝）。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず9着に終わった。