オンワードシェルタ（2006年生、母オンワードノーブル）

Onward Scelta

2006.05.01

オンワードシェルタ（2006年5月1日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋選択（伊）」。毛色は鹿毛。種牡馬のアグネスデジタル（当時9歳）と交配したオンワードノーブルが16歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（株）オンワード牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、中央障害27戦2勝2着5回、地方1戦0勝。2013年の秋陽ジャンプステークス(障害3歳以上オープン)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

杉浦宏昭厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2009年）

5月24日、デビュー戦は勝浦正樹騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（東京芝2000m 曇/良）に出走。馬体重は498kg。17頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず7着に終わった。

6月13日、中2週で迎えた2戦目は、小林久晃騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝2400m 晴/良）に出走。18頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では長くいい脚を使ってゴールまで走り切り、4着に入った。

7月5日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（福島芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は勝浦正樹騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びが劣勢になり8着に敗れた。

8月4日、中3週で迎えた4戦目は、3歳戦のナイスホイップ特別（船橋ダート1700m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は小林久晃騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は垂れてしまい7着に敗れた。

9月6日、中4週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（新潟芝2000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で小林久晃騎手（2戦0勝）。18頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず8着に終わった。

9月19日、中1週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小林久晃騎手（3戦0勝）。14頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず7着に終わった。

4歳（2010年）

1月30日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた7戦目は、浜野谷憲尚騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。14頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。10着に終わった。

3月6日、中4週で迎えた8戦目は、江田勇亮騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 小雨）に出走。14頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。競走中止となった。

5月1日、中7週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた9戦目は、穂苅寿彦騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。14頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。

6月27日、中7週で迎えた10戦目は、障害3歳以上未勝利（福島障害芝2750m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で穂苅寿彦騎手（1戦0勝）。14頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。

7月17日、中2週で迎えた11戦目は、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で穂苅寿彦騎手（2戦0勝）。14頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。4着に終わった。

8月7日、中2週で迎えた12戦目は、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で穂苅寿彦騎手（3戦0勝）。14頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。5着に終わった。

9月4日、中3週で迎えた13戦目は、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で穂苅寿彦騎手（4戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。最後は、勝ったスズマーシャルから半馬身差の2着に敗北した。

9月25日、中2週で迎えた14戦目は、障害3歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 曇）に出走。鞍上は6戦連続で穂苅寿彦騎手（5戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月27日、中8週で迎えた15戦目は、障害3歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は浜野谷憲尚騎手（1戦0勝）。14頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5歳（2011年）

1月16日、中6週で迎えた16戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 曇）に出走。鞍上は穂苅寿彦騎手（6戦0勝）。14頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったキシュウグラシアから4馬身差の2着となった。

4月9日、約3か月の間隔を開けて迎えた17戦目は、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート2970m 曇）に出走。鞍上は2戦連続で穂苅寿彦騎手（7戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。最後は、勝ったリアルヴィクトリーから9馬身差の2着に敗北した。

5月8日、中3週で迎えた18戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で穂苅寿彦騎手（8戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったピカピカテッタから4馬身差の2着に敗北した。

5月29日、中2週で迎えた19戦目は、障害3歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 雨）に出走。鞍上は4戦連続で穂苅寿彦騎手（9戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。5着に終わった。

8月6日、中9週で迎えた20戦目は、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で穂苅寿彦騎手（10戦0勝）。14頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。

8月21日、中1週で迎えた21戦目は、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内 雨/良）に出走。鞍上は6戦連続で穂苅寿彦騎手（11戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月9日、中6週で迎えた22戦目は、障害3歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は7戦連続で穂苅寿彦騎手（12戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月29日、中2週で迎えた23戦目は、障害3歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は8戦連続で穂苅寿彦騎手（13戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月20日、中2週で迎えた24戦目は、障害3歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は9戦連続で穂苅寿彦騎手（14戦0勝）。14頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のエイユーブラッサムに2馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

6歳（2012年）

1月14日、中7週で迎えた25戦目は、難波剛健騎手を鞍上に迎えて、牛若丸ジャンプステークス（京都障害芝→ダート3170m 曇）に出走。14頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。5着に入り込んだ。

4月1日、約2か月半の間隔を開けて迎えた26戦目は、障害4歳以上オープン（阪神障害芝3140m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で難波剛健騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。4着に終わった。

4月22日、中2週で迎えた27戦目は、障害4歳以上オープン（京都障害芝→ダート3170m 小雨）に出走。鞍上は3戦連続で難波剛健騎手（2戦0勝）。14頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。5着に終わった。

5月12日、中2週で迎えた28戦目は、J・G2の京都ハイジャンプ（京都障害芝3930m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は4戦連続で難波剛健騎手（3戦0勝）。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。

7歳（2013年）

1月12日、約8か月の休養明けで迎えた29戦目は、黒岩悠騎手を鞍上に迎えて、中山新春ジャンプステークス（中山障害芝→ダート3200m 晴）に出走。14頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

2月9日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた30戦目は、障害4歳以上オープン（京都障害芝→ダート3170m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で黒岩悠騎手（1戦0勝）。13頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。6着に終わった。

2月24日、中1週で迎えた31戦目は、障害4歳以上オープン（阪神障害芝→ダート3110m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で黒岩悠騎手（2戦0勝）。13頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。9着に敗れた。

9月22日、約7か月の休養明けで迎えた32戦目は、山本康志騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上オープン（中山障害芝→ダート3200m 晴）に出走。14頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のエアペイシェンスに3馬身半の差をつけて久々の一戦を物にした。

11月16日、中7週で迎えた33戦目は、秋陽ジャンプステークス（東京障害芝3110m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山本康志騎手（1戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。最後は、勝ったエーシンイグアスから2馬身半差の2着に敗北した。