トミュリス（2020年生、母エビスシハーブ）

経歴

デビュー前

1歳のとき、山口義彦から「北海道セプテンバーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。同年、山口義彦から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、大栗芳一によって77万円で落札された。2歳のとき、大栗芳一から「北海道トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場され、後藤英成によって990万円で落札された。

稲垣幸雄厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2022年）

7月24日、デビュー戦は石川裕紀人騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（福島芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は442kg。14頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後はガス欠状態になり9着に敗れた。

2023年6月24日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

4歳（2024年）

2月12日、約19か月の休み明けで馬体重を前走から19kg増やして迎えた2戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、☆松本拓磨生誕記念☆（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では鋭い脚を使えず10着に終わった。

3月12日、中3週で馬体重を前走から11kg絞って迎えた3戦目は、壮くん1歳おめでとう杯（名古屋ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では印象的な伸び脚で驀進したが、アステーラスに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

3月26日、中1週で迎えた4戦目は、宮下瞳騎手を鞍上に迎えて、一般C19（名古屋ダート1500m 晴/不良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後はバテてしまい12着に敗れた。

4月9日、中1週で迎えた5戦目は、一般C21（名古屋ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は岡部誠騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが劣勢になり8着に敗れた。

4月22日、中1週で迎えた6戦目は、一般C21（名古屋ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（3戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では目を引く伸び脚で猛進したが、勝ったグレートロードにねじ伏せられて2馬身半差の2着に敗北した。

5月1日、連闘で迎えた7戦目は、一般C19（名古屋ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で岡部誠騎手（4戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のファベルジェエッグに6馬身の差をつけて初白星を挙げた。