ファベルジェエッグ（2020年生、母ティファニーケイス）

Faberge Egg

2020.03.24

ファベルジェエッグ（2020年3月24日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「映画に登場することがある秘宝の名。母名より連想」。毛色は鹿毛。種牡馬のリアルスティール（当時8歳）と交配したティファニーケイスが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は辻 牧場。主な勝ち鞍は2023年の3歳以上C4-3。

経歴

デビュー前

藤岡健一厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2023年）

4月9日、デビュー戦は松本大輝騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（福島芝1800m 晴/稍重）に出走。馬体重は450kg。16頭立ての10番人気で14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に終わった。

4月23日、中1週で迎えた2戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての8番人気で大外16番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では目立つような脚を使えず10着に敗れた。

6月18日、中7週で迎えた3戦目は、田口貫太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝1400m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。18頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天稟の闘争本能でゴールまで力走し、5着を確保した。

7月2日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（中京芝1400m 晴/稍重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で田口貫太騎手（1戦0勝）。18頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はタレてしまい16着に敗れた。

9月13日、中9週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた5戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-3（門別ダート1200m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のニューアルケミーに5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

9月28日、中1週で迎えた6戦目は、3歳以上C32 C41（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で服部茂史騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では末脚が振るわず6着に敗れた。

デビュー前

田中淳司厩舎（北海道）へ入厩。

10月12日、デビュー戦は服部茂史騎手を鞍上に据えて、3歳以上C32 C41（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。11頭立ての9番ゲートからスタート。出走取消となった。

10月26日、中3週で迎えた7戦目は、3歳以上C32 C41（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で服部茂史騎手（2戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。最後は失速してしまい11着に敗れた。

11月7日、中1週で迎えた8戦目は、3歳以上C32 C41（門別ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で服部茂史騎手（3戦1勝）。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず5着に終わった。

4歳（2024年）

1月31日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から12kg減らして迎えた9戦目は、大畑雅章騎手を鞍上に迎えて、ゆっちゃん中学受験頑張れ（名古屋ダート1500m 曇/良）に出走。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚が止まってしまい5着に敗れた。

2月14日、中1週で迎えた10戦目は、電脳ヒメカ毒牙メノお誕生日記念（名古屋ダート920m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大畑雅章騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚勢が鈍り7着に敗れた。

2月27日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた11戦目は、浅野皓大騎手を鞍上に迎えて、一般C19（名古屋ダート1500m 晴/重）に出走。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず7着に敗れた。

3月27日、中3週で迎えた12戦目は、宮下瞳騎手を鞍上に迎えて、一般C14（名古屋ダート1500m 晴/重）に出走。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではいいところがなく10着に敗れた。

4月10日、中1週で迎えた13戦目は、今井貴大騎手を鞍上に迎えて、一般C18（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位には割り込めず6着に敗れた。

4月22日、中1週で迎えた14戦目は、一般C19（名古屋ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は宮下瞳騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが劣勢になり7着に敗れた。

5月1日、連闘で迎えた15戦目は、望月洵輝騎手を鞍上に迎えて、一般C19（名古屋ダート1500m 雨/稍重）に出走。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったトミュリスに詰め切れず、6馬身差の2着となった。