ブラウンチャーム（1996年生、母エビロード）

1996.05.14

ブラウンチャーム（1996年5月14日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は栗毛。種牡馬のスマノヒツト（当時15歳）と交配したエビロードが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は木田 浩彰。戦績は、地方27戦2勝2着5回。主な勝ち鞍は1999年のアラ系4歳以上C2。

経歴

デビュー前

1歳のとき、木田栄子から「北海道9月市場アングロアラブ2歳」に上場され、佐賀県馬主会によって367.5万円で落札された。

武藤敏明厩舎（佐賀）へ入厩。

2歳（1998年）

6月6日、デビュー戦は大垣敏夫騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳（佐賀ダート900m 曇/良）に出走。馬体重は444kg。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず8着に敗れた。

6月22日、中1週で迎えた2戦目は、アラ系3歳（佐賀ダート900m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で大垣敏夫騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず4着に終わった。

7月6日、中1週で迎えた3戦目は、アラ系3歳（佐賀ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大垣敏夫騎手（2戦0勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したケイブリッドを捕まえ切れず、4馬身差の2着となった。

7月19日、中1週で迎えた4戦目は、アラ系3歳（佐賀ダート900m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で大垣敏夫騎手（3戦0勝）。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず6着に終わった。

8月15日、中3週で迎えた5戦目は、アラ系3歳（佐賀ダート900m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で大垣敏夫騎手（4戦0勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びが鈍く8着に敗れた。

8月30日、中1週で迎えた6戦目は、アラ系3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で大垣敏夫騎手（5戦0勝）。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、キングタイムリーにアタマ差交わされて2着となった。

9月19日、中2週で迎えた7戦目は、アラ系3歳（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で大垣敏夫騎手（6戦0勝）。7頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚にキレが無く6着に終わった。

10月4日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた8戦目は、アラ系3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で大垣敏夫騎手（7戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

10月25日、中2週で迎えた9戦目は、アラ系3歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で大垣敏夫騎手（8戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では脚が残っておらず6着に敗れた。

11月7日、中1週で迎えた10戦目は、2歳戦のつばき特別（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で大垣敏夫騎手（9戦0勝）。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。競走中止となった。

11月21日、中1週で迎えた11戦目は、アラ系3歳（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で大垣敏夫騎手（10戦0勝）。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず4着に終わった。

3歳（1999年）

4月17日、約5か月の休養明けで迎えた12戦目は、土井道隆騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず5着に終わった。

5月9日、中2週で迎えた13戦目は、アラ系4歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で土井道隆騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず9着に終わった。

5月30日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた14戦目は、アラ系4歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で土井道隆騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず5着に終わった。

6月12日、中1週で迎えた15戦目は、アラ系4歳（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で土井道隆騎手（3戦0勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず8着に終わった。

6月27日、中1週で迎えた16戦目は、アラ系4歳（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で土井道隆騎手（4戦0勝）。12頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず10着に終わった。

7月19日、中2週で迎えた17戦目は、北村欣也騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳（佐賀ダート1300m 晴/重）に出走。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したアイノフィーバーを捕まえ切れず、1馬身差の2着となった。

7月25日、連闘で迎えた18戦目は、アラ系4歳（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で北村欣也騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。

8月8日、中1週で迎えた19戦目は、アラ系4歳（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で北村欣也騎手（2戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したホマレキャップを捕まえ切れず、2馬身差の2着に敗北した。

8月22日、中1週で迎えた20戦目は、アラ系4歳（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は土井道隆騎手（5戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線に入ると、前で粘るタニノバスケットを上がり0位の末脚でクビ差だけ差し切って待望の初白星を挙げた。

9月11日、中2週で迎えた21戦目は、三小田幸人騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のくすのき賞（佐賀ダート1750m 曇/重）に出走。11頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず10着に終わった。

9月25日、中1週で迎えた22戦目は、アラ系4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は土井道隆騎手（6戦1勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず5着に敗れた。

10月11日、中1週で迎えた23戦目は、アラ系4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で土井道隆騎手（7戦1勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず8着に終わった。

10月30日、中2週で迎えた24戦目は、アラ系4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は北村欣也騎手（3戦0勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず5着に終わった。

11月13日、中1週で迎えた25戦目は、アラ系4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で北村欣也騎手（4戦0勝）。11頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したタニノバスケットを捕まえ切れず、5馬身差の2着となった。

11月27日、中1週で迎えた26戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。5頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、前で粘るホマレチャンピオンを上がり0位の末脚で3/4馬身差し切って2勝目を手中に収めた。

12月13日、中1週で迎えた27戦目は、下條知之騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず8着に終わった。