オオシマジョリー（2001年生、母アザール）

オオシマジョリー（2001年4月22日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「冠名＋人名」。毛色は栗毛。種牡馬のアフリート（当時17歳）と交配したアザールが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）大島牧場。戦績は、中央平地14戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は2003年の2歳未勝利。

経歴

デビュー前

高橋隆厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2003年）

11月15日、デビュー戦は高橋亮騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（京都ダート1200m 晴/稍重）に出走。馬体重は416kg。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったマルトクに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

11月29日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（京都ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で高橋亮騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、ぐいぐいと末脚を伸ばして、最後は2着のメイショウオオナミに1馬身3/4の差をつけて初白星を挙げた。

12月21日、中2週で迎えた3戦目は、2歳500万下（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で高橋亮騎手（2戦1勝）。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に敗れた。

3歳（2004年）

1月5日、中1週で迎えた4戦目は、3歳500万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で高橋亮騎手（3戦1勝）。15頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚が冴えず8着に敗れた。

2月29日、中7週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた5戦目は、3歳500万下（阪神ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で高橋亮騎手（4戦1勝）。12頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く5着に終わった。

3月20日、中2週で迎えた6戦目は、3歳500万下（阪神ダート1800m 小雨/良）に出走。鞍上は6戦連続で高橋亮騎手（5戦1勝）。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場なく7着に敗れた。

4歳（2005年）

6月25日、約15か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた7戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で高橋亮騎手（6戦1勝）。13頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚色が悪くなり8着に終わった。

7月9日、中1週で迎えた8戦目は、3歳以上500万下（阪神ダート1800m 雨/良）に出走。鞍上は8戦連続で高橋亮騎手（7戦1勝）。15頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず8着に終わった。

7月30日、中2週で迎えた9戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（小倉ダート1700m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は9戦連続で高橋亮騎手（8戦1勝）。14頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では堅実に脚を伸ばしたが、抜け出したローズカクテルにクビ差届かず2着となった。

8月13日、中1週で迎えた10戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で高橋亮騎手（9戦1勝）。14頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びが劣勢になり6着に敗れた。

12月3日、約3か月半の休み明けで迎えた11戦目は、3歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で高橋亮騎手（10戦1勝）。16頭立ての4番人気に推されて8番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚勢が鈍り10着に敗れた。

12月25日、中2週で迎えた12戦目は、3歳以上500万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で高橋亮騎手（11戦1勝）。16頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では鋭い脚を使えず11着に終わった。

5歳（2006年）

1月29日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた13戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で高橋亮騎手（12戦1勝）。15頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では今一つ伸び切れず7着に敗れた。

3月5日、中4週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた14戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で高橋亮騎手（13戦1勝）。15頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。先手を奪い、遅いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では最後まで息が続かず9着に終わった。