ヘクトゴン（2019年生、母スパーブクィーン）

ヘクトゴン（2019年3月26日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「百角形」。毛色は栗毛。種牡馬のワールドエース（当時10歳）と交配したスパーブクィーンが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者はゴールドアップカンパニー。主な勝ち鞍は2023年のがんばれ!愛知・岐阜・三重の酪農応援賞(一般C19)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、フジワラファームから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、加藤千豊によって715万円で落札された。

木原一良厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2021年）

10月10日、デビュー戦は古川吉洋騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は416kg。14頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びあぐねて6着に終わった。

3歳（2022年）

1月23日、約3か月半の休み明けで迎えた2戦目は、3歳未勝利（小倉芝1200m 雨/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で古川吉洋騎手（1戦0勝）。18頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の大外を通りながら4コーナーを9番手で通過。直線では伸びが鈍く10着に終わった。

2月12日、中2週で迎えた3戦目は、斎藤新騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。18頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位争いには絡めず7着に終わった。

6月12日、約4か月の休み明けで迎えた4戦目は、3歳未勝利（函館芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は古川吉洋騎手（2戦0勝）。16頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始8番手を追走。直線では余力が残っておらず14着に終わった。

6月26日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（函館芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で古川吉洋騎手（3戦0勝）。16頭立ての16番人気で5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり13着に終わった。

7月2日、連闘で迎えた6戦目は、3歳未勝利（函館ダート1700m 曇/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で古川吉洋騎手（4戦0勝）。14頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く13着に終わった。

9月5日、中8週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた7戦目は、加藤聡一騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の名古屋モーニングフィーバー36（名古屋ダート1500m 晴/重）に出走。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚に勢いがなく10着に敗れた。

9月16日、中1週で迎えた8戦目は、3歳戦の名古屋モーニングフィーバー45（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤聡一騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では見せ場なく9着に終わった。

10月11日、中3週で迎えた9戦目は、宮下瞳騎手を鞍上に迎えて、一般C32（名古屋ダート920m 晴/重）に出走。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚にキレが無く6着に敗れた。

10月24日、中1週で迎えた10戦目は、一般C30（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は加藤聡一騎手（2戦0勝）。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったラビットライトに詰め切れず、7馬身差の2着となった。

11月8日、中1週で迎えた11戦目は、加藤誓二騎手を鞍上に迎えて、一般C28（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見所を作れず9着に敗れた。

11月22日、中1週で迎えた12戦目は、にんじん二十歳着記念（名古屋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で加藤誓二騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では詰めが甘くなり、4着に終わった。

12月5日、中1週で迎えた13戦目は、サーチエネミー20歳無事是名馬（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で加藤誓二騎手（2戦0勝）。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず6着に敗れた。

12月16日、中1週で迎えた14戦目は、一般C25（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で加藤誓二騎手（3戦0勝）。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見事な伸び脚で猛進したが、勝ったゼフィアスにねじ伏せられて1馬身半差の2着となった。

4歳（2023年）

1月1日、中1週で迎えた15戦目は、C32組（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で加藤誓二騎手（4戦0勝）。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではもうひと伸びが足りず、4着に終わった。

1月16日、中1週で迎えた16戦目は、腹出亭独楽太61歳★誕生日記念（名古屋ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で加藤誓二騎手（5戦0勝）。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではやや伸びを欠き、4着に終わった。

1月30日、中1週で迎えた17戦目は、一般C30（名古屋ダート1500m 小雨/良）に出走。鞍上は7戦連続で加藤誓二騎手（6戦0勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが劣勢になり6着に敗れた。

2月13日、中1週で迎えた18戦目は、一般C29（名古屋ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で加藤誓二騎手（7戦0勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったオーブリオンに詰め切れず、6馬身差の2着となった。

2月27日、中1週で迎えた19戦目は、一般C27（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で加藤誓二騎手（8戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、ゴッドスイートビーに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

3月14日、中1週で迎えた20戦目は、がんばれ!愛知・岐阜・三重の酪農応援賞（名古屋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で加藤誓二騎手（9戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では異次元の末脚を爆発させて、最後は2着のキタサンシルバーに2馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

3月29日、中1週で迎えた21戦目は、五条川特別（名古屋ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で加藤誓二騎手（10戦1勝）。11頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚が振るわず8着に終わった。

4月11日、中1週で迎えた22戦目は、一般C16（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で加藤誓二騎手（11戦1勝）。12頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びあぐねて9着に終わった。

4月20日、連闘で迎えた23戦目は、大畑慧悟騎手を鞍上に迎えて、一般C17（名古屋ダート1500m 晴/稍重）に出走。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では見せ場なく5着に敗れた。

5月3日、中1週で迎えた24戦目は、羽継烏有お誕生日記念（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大畑慧悟騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線に入ると、前で粘るキタノパフュームを圧倒的な末脚でクビ差だけ差し切って2勝目を手中に収めた。

5月19日、中1週で迎えた25戦目は、羽豆岬特別（名古屋ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で大畑慧悟騎手（2戦1勝）。12頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では速い脚を使えず11着に終わった。

6月1日、中1週で迎えた26戦目は、大原浩司騎手を鞍上に迎えて、一般C9（名古屋ダート1500m 曇/稍重）に出走。12頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では末脚が振るわず12着に終わった。

6月15日、中1週で迎えた27戦目は、一般C10（名古屋ダート920m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で大原浩司騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚がパッとせず9着に終わった。