セレクトフォンテン（2012年生、母フレンドフォンテン）

セレクトフォンテン（2012年4月23日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のゴーカイ（当時19歳）と交配したフレンドフォンテンが12歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道幌泉郡えりも町、生産者は寺井文秀。戦績は、地方24戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2016年の梅津美紗誕生日記念(一般C3四五六)。

経歴

デビュー前

波多野健厩舎（船橋）へ入厩。

2歳（2014年）

10月31日、デビュー戦は坂井英光騎手を鞍上に据えて、2歳戦のユーカリデビュー（船橋ダート1000m 曇/稍重）に出走。馬体重は475kg。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚が冴えず5着に終わった。

3歳（2015年）

1月16日、約2か月半の間隔を開けて迎えた2戦目は、山崎誠士騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1200m 晴/不良）に出走。11頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では決め手が足りず10着に終わった。

2月13日、中3週で馬体重を前走から20kg減らして迎えた3戦目は、3歳（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山崎誠士騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では速い脚を使えず7着に終わった。

3月5日、中2週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた4戦目は、3歳（川崎ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で山崎誠士騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず6着に終わった。

3月13日、連闘で迎えた5戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。競走中止となった。

12月11日、約9か月の休養明けで馬体重を前走から17kg増やして迎えた6戦目は、3歳戦の聖子今日もありがとういつもありがとう（船橋ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で真島大輔騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では今一つ伸び切れず5着に終わった。

4歳（2016年）

1月18日、中4週で馬体重を前走からさらに10kg増やして迎えた7戦目は、4歳C3（船橋ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で真島大輔騎手（2戦0勝）。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり5着に終わった。

2月15日、中3週で迎えた8戦目は、4歳C3（船橋ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で真島大輔騎手（3戦0勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では余力が残っておらず7着に終わった。

3月7日、中2週で迎えた9戦目は、左海誠二騎手を鞍上に迎えて、4歳C3（船橋ダート1200m 雨/不良）に出走。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では天稟の闘争心でゴールまで力走したが、3着に終わった。

3月30日、中2週で迎えた10戦目は、4歳C3（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で左海誠二騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るラヴリイチャーリーを猛烈な末脚で3/4馬身差し切って待望の初勝利を挙げた。

4月12日、中1週で迎えた11戦目は、本田正重騎手を鞍上に迎えて、一般C3六七（船橋ダート1500m 晴/稍重）に出走。12頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では脚を伸ばせず10着に終わった。

5月12日、中3週で迎えた12戦目は、一般C3五六（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は左海誠二騎手（2戦1勝）。11頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に敗れた。

6月2日、中2週で迎えた13戦目は、一般C3五六（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で左海誠二騎手（3戦1勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには加われず5着に終わった。

6月23日、中2週で迎えた14戦目は、一般C3四五（船橋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で左海誠二騎手（4戦1勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚が冴えず4着に終わった。

7月5日、中1週で迎えた15戦目は、一般C3九十（川崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で左海誠二騎手（5戦1勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では末脚が冴えず5着に終わった。

7月21日、中1週で迎えた16戦目は、3階売店オッズオンサマー・ナポリタン賞（船橋ダート1000m 小雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で左海誠二騎手（6戦1勝）。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい5着に終わった。

8月8日、中2週で迎えた17戦目は、中野省吾騎手を鞍上に迎えて、船橋ケイバ満喫記念（船橋ダート1000m 曇/良）に出走。14頭立ての4番人気で大外14番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では速い脚を持続できず、5着に終わった。

8月22日、中1週で迎えた18戦目は、梅津美紗誕生日記念（川崎ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は真島大輔騎手（4戦0勝）。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のブレスオブファイアに2馬身半の差をつけて2勝目を獲得した。

9月8日、中1週で迎えた19戦目は、和田譲治騎手を鞍上に迎えて、一般C3二三イ（船橋ダート1500m 雨/重）に出走。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚にキレが無く5着に敗れた。

9月30日、中2週で迎えた20戦目は、一般C3二三ア（船橋ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は真島大輔騎手（5戦1勝）。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。最後は脚勢が悪くなり10着に敗れた。

10月21日、中2週で迎えた21戦目は、一般C3二三四（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は本田正重騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、4着に終わった。

11月10日、中2週で迎えた22戦目は、一般C3（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で本田正重騎手（2戦0勝）。13頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では脚勢がやや衰え、4着に終わった。

12月9日、中3週で迎えた23戦目は、一般C3（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は左海誠二騎手（7戦1勝）。13頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では今一つ伸び切れず5着に敗れた。

12月16日、連闘で迎えた24戦目は、田上農夫男室長ありがとう記念（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で左海誠二騎手（8戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では見事な伸び脚で驀進したが、伸びてきたアスクワンダフル決め手に屈して3/4馬身差の2着に敗北した。