ブレスオブファイア（2012年生、母レッドクローシュ）

ブレスオブファイア（2012年4月15日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「炎の息」。毛色は青鹿毛。種牡馬のキンシャサノキセキ（当時9歳）と交配したレッドクローシュが13歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）杵臼牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方32戦0勝2着3回。

経歴

デビュー前

吉村圭司厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2015年）

7月5日、デビュー戦は北村宏司騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（中京芝1600m 小雨/重）に出走。馬体重は448kg。16頭立ての8番人気で14番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず11着に敗れた。

8月15日、中5週で迎えた2戦目は、松若風馬騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。最後は脚色が鈍り12着に終わった。

10月3日、中6週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、鮫島克駿騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/重）に52kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。15頭立ての11番人気で14番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天与の闘志で諦めることなく走り切り、5着を確保した。

11月18日、中6週で迎えた4戦目は、山崎誠士騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1400m 雨/不良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位争いには絡めず5着に敗れた。

12月16日、中3週で迎えた5戦目は、3歳（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山崎誠士騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、3着に終わった。

4歳（2016年）

1月3日、中2週で迎えた6戦目は、一般C3四五六（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山崎誠士騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

1月26日、中2週で迎えた7戦目は、牝馬限定戦の水仙賞（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山崎誠士騎手（3戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず5着に敗れた。

2月18日、中2週で迎えた8戦目は、一般C3四五（船橋ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で山崎誠士騎手（4戦0勝）。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では目立つような脚を使えず7着に敗れた。

3月2日、中1週で迎えた9戦目は、一般C3七八（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で山崎誠士騎手（5戦0勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ伸び切れず7着に敗れた。

3月31日、中3週で迎えた10戦目は、坂井英光騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定戦のすみれ賞（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場なく6着に終わった。

5月12日、中5週で迎えた11戦目は、一般C3五六（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は山崎誠士騎手（6戦0勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚にキレが無く8着に終わった。

5月26日、中1週で迎えた12戦目は、一般C3四五（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山崎誠士騎手（7戦0勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に敗れた。

6月16日、中2週で迎えた13戦目は、一般C3四五（川崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で山崎誠士騎手（8戦0勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚が冴えず6着に終わった。

6月23日、連闘で迎えた14戦目は、一般C3四五（船橋ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で山崎誠士騎手（9戦0勝）。7頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚が冴えず7着に終わった。

7月5日、中1週で迎えた15戦目は、一般C3九十（川崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で山崎誠士騎手（10戦0勝）。11頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では迫力十分の伸び脚で追い上げたが、抜け出したツガノサツキにクビ差届かず2着となった。

7月27日、中2週で迎えた16戦目は、一般C3六七八（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で山崎誠士騎手（11戦0勝）。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入った。

8月22日、中3週で迎えた17戦目は、梅津美紗誕生日記念（川崎ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で山崎誠士騎手（12戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では矢のような伸び脚で急追したが、勝ったセレクトフォンテンに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

9月9日、中2週で迎えた18戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、のりちゃん☆ケイタマン☆お幸せに!（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず5着に敗れた。

10月5日、中3週で迎えた19戦目は、一般C3四五六（川崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は山崎誠士騎手（13戦0勝）。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、4着に終わった。

11月1日、中3週で迎えた20戦目は、一般C3三四五（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で山崎誠士騎手（14戦0勝）。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では詰めが甘くなり、3着に終わった。

11月25日、中2週で迎えた21戦目は、一般C3二（浦和ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で山崎誠士騎手（15戦0勝）。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では伸びが鈍く12着に敗れた。

12月16日、中2週で迎えた22戦目は、田上農夫男室長ありがとう記念（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で山崎誠士騎手（16戦0勝）。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり5着に終わった。

5歳（2017年）

1月3日、中2週で迎えた23戦目は、一般C3八九十（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で山崎誠士騎手（17戦0勝）。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では目立つような脚を使えず6着に敗れた。

2月1日、中3週で迎えた24戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、一般C3六七（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、4着に終わった。

3月1日、中3週で迎えた25戦目は、一般C3六七（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は山崎誠士騎手（18戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず4着に敗れた。

4月5日、中4週で迎えた26戦目は、赤岡修次騎手を鞍上に迎えて、一般C3三四五（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚が冴えず4着に敗れた。

4月27日、中2週で迎えた27戦目は、一般C3四五六（浦和ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は山崎誠士騎手（19戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

5月18日、中2週で迎えた28戦目は、一般C3三四（川崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山崎誠士騎手（20戦0勝）。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では切れる脚を使えず6着に敗れた。

6月1日、中1週で迎えた29戦目は、一般C3四五（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で山崎誠士騎手（21戦0勝）。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、抜け出したノースオーキッドを差し切れず、1馬身差の2着となった。

6月15日、中1週で迎えた30戦目は、一般C3三四（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で山崎誠士騎手（22戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではあとひと押しが利かず、3着に終わった。

7月4日、中2週で迎えた31戦目は、一般C3六七八（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で山崎誠士騎手（23戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい9着に敗れた。

7月19日、中1週で迎えた32戦目は、一般C3四五（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で山崎誠士騎手（24戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚が振るわず7着に敗れた。

8月2日、中1週で迎えた33戦目は、川島正太郎騎手を鞍上に迎えて、一般C3五六（川崎ダート1400m 曇/不良）に出走。11頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天資の敢闘精神でゴールまで力戦し、3着に入り込んだ。

8月23日、中2週で迎えた34戦目は、一般C3三四五（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川島正太郎騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。最後は失速してしまい10着に敗れた。

9月8日、中1週で迎えた35戦目は、庭野和彦さん「60歳定年&誕生日」記念（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で川島正太郎騎手（2戦0勝）。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚がパッとせず9着に終わった。