ビックナサンクス（2011年生、母マイビッグアップル）

ビックナサンクス（2011年3月15日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「大きな＋ありがとう」。毛色は青鹿毛。種牡馬のオリオンザサンクス（当時15歳）と交配したマイビッグアップルが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は荒木貴宏。戦績は、中央平地8戦0勝2着4回、中央障害1戦0勝。

経歴

デビュー前

加藤和宏厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2013年）

10月14日、デビュー戦は田辺裕信騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は520kg。16頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く11着に敗れた。

11月2日、中2週で迎えた2戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京ダート1400m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。14頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったスマートストリームに詰め切れず、1馬身1/4差の2着となった。

11月17日、中1週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で北村宏司騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、勝ったハットシテグーに詰め切れず、1馬身1/4差の2着に敗北した。

12月8日、中2週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で北村宏司騎手（2戦0勝）。16頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。果敢に端をきり、かなり厳しいペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では物凄い伸び脚で猛進したが、ケイジージュピターに半馬身交わされて2着に敗北した。

3歳（2014年）

2月23日、約2か月半の間隔を開けて迎えた5戦目は、3歳未勝利（東京ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で北村宏司騎手（3戦0勝）。15頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、やや厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味の豊富なスタミナで最後まで奮闘したが、ヒカリブランデーに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。

3月8日、中1週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で北村宏司騎手（4戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて14番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと押しが利かず、3着に終わった。

4月19日、中5週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で北村宏司騎手（5戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では詰めが甘くなり、5着に終わった。

8月30日、約4か月半の休養明けで迎えた8戦目は、柴田大知騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚を失くしてしまい8着に敗れた。

11月1日、中8週で迎えた9戦目は、蓑島靖典騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（福島障害芝2770m 小雨/良）に出走。14頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。競走中止となった。