グラスウィーク（2003年生、母ハリウッドレビュー）

グラスウィーク（2003年1月30日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋父名の一部」。毛色は栗毛。種牡馬のスペシャルウィーク（当時8歳）と交配したハリウッドレビューが9歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道勇払郡早来町、生産者はノーザンファーム。戦績は、中央平地6戦1勝2着2回。2005年のコスモス賞(オープン)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

当歳のとき、ノーザンファームから「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、半沢によって4,200万円で落札された。

尾形充弘厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2005年）

7月10日、デビュー戦は柴山雄一騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（函館芝1800m 雨/良）に出走。馬体重は480kg。16頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線では矢のように疾駆したが、勝ったアドマイヤムーンにねじ伏せられて2馬身半差の2着に敗北した。

7月31日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（函館芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴山雄一騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では強烈な末脚を炸裂させて楽々と抜け出し、最後は2着のクレセントクレストに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

9月10日、中5週で迎えた3戦目は、2歳オープンのコスモス賞（札幌芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で柴山雄一騎手（2戦1勝）。13頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で猛進したが、伸びてきたディープエアー決め手に屈して3/4馬身差の2着に敗北した。

4歳（2007年）

7月1日、約22か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた4戦目は、3歳以上500万下（福島芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で柴山雄一騎手（3戦1勝）。16頭立ての4番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず7着に敗れた。

7月29日、中3週で迎えた5戦目は、3歳以上500万下（函館芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で柴山雄一騎手（4戦1勝）。13頭立ての3番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。最後は脚色が衰えて13着に敗れた。

5歳（2008年）

6月7日、約10か月半の休み明けで馬体重を前走から30kg減らして迎えた6戦目は、丸田恭介騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京芝1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。18頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始18番手を追走。直線では速い脚を使えず17着に終わった。