コスモウィンザー（1999年生、母テンザンパレード）

コスモウィンザー（1999年5月26日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のエアダブリン（当時8歳）と交配したテンザンパレードが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は畔柳作次。戦績は、中央平地6戦0勝、地方25戦1勝2着3回。主な勝ち鞍は2004年の4歳以上C2。

経歴

デビュー前

1歳のとき、畔柳作次から「北海道8月市場サラブレッド2歳」に上場され、マギーファームによって367.5万円で落札された。2歳のとき、マギーファームから「北海道5月トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場され、ビッグレッドファームによって682.5万円で落札された。

阿部新生厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2002年）

3月2日、デビュー戦は横山義行騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は470kg。16頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く7着に終わった。

3月26日、中2週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた2戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のベストビット特別（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。14頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが劣勢になり12着に敗れた。

4月6日、中1週で迎えた3戦目は、井西泰政騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。15頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では稲妻の如き末脚を披露し、5着に入り込んだ。

4月27日、中2週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で井西泰政騎手（1戦0勝）。14頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい7着に敗れた。

8月24日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた5戦目は、3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り晴/良）に52kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で井西泰政騎手（2戦0勝）。16頭立ての13番人気で15番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では切れる脚を使えず13着に終わった。

9月14日、中2週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた6戦目は、谷中公一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では決め手が足りず10着に終わった。

10月12日、中3週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は井西泰政騎手（3戦0勝）。13頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では目立つような脚を使えず11着に終わった。

11月24日、中5週で迎えた8戦目は、早川順一騎手を鞍上に迎えて、一般C5ハ（宇都宮ダート1300m 曇/稍重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったフライングバードから2馬身差の2着に敗北した。

12月7日、中1週で迎えた9戦目は、一般C5（宇都宮ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で早川順一騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。

12月30日、中2週で迎えた10戦目は、三上智也騎手を鞍上に迎えて、一般C5ロ（宇都宮ダート1400m 晴/稍重）に出走。11頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。7着に終わった。

4歳（2003年）

1月8日、連闘で迎えた11戦目は、徳井達也騎手を鞍上に迎えて、一般C5ハ（宇都宮ダート1300m 晴/重）に出走。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。競走中止となった。

3月2日、中7週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた12戦目は、大木義一騎手を鞍上に迎えて、一般C5ハ（足利ダート1400m 晴/不良）に出走。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。

3月16日、中1週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた13戦目は、一般C5ニ（宇都宮ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で大木義一騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月14日、中3週で迎えた14戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、一般C5イ（宇都宮ダート1400m 晴/重）に出走。11頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。7着に終わった。

5月3日、中2週で迎えた15戦目は、山田博美騎手を鞍上に迎えて、一般C5ハ（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。10着に敗れた。

5月16日、中1週で迎えた16戦目は、一般C5ホ（宇都宮ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は早川順一騎手（2戦0勝）。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。最後は、勝ったキングモンキーから3/4馬身差の2着となった。

6月9日、中2週で迎えた17戦目は、茂呂菊次郎騎手を鞍上に迎えて、一般C4イ C5イ（宇都宮ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。11着に終わった。

6月28日、中2週で迎えた18戦目は、一般C5ハ（宇都宮ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は早川順一騎手（3戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

8月15日、中6週で迎えた19戦目は、永尾正則騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。11頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

8月24日、連闘で迎えた20戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが劣勢になり4着に敗れた。

8月31日、連闘で迎えた21戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

9月15日、中1週で迎えた22戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山口勲騎手（2戦0勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず4着に終わった。

9月21日、連闘で迎えた23戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山口勲騎手（3戦0勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したゲイリーミレニアムを捕まえ切れず、クビ差の2着となった。

10月4日、中1週で迎えた24戦目は、三井邦夫騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきる形となり、で馬群を引っ張る。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと伸びが足りず、3着に終わった。

12月27日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から16kg増やして迎えた25戦目は、3歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は山口勲騎手（4戦0勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では脚を伸ばせず10着に敗れた。

5歳（2004年）

1月10日、中1週で迎えた26戦目は、東真市騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

1月26日、中1週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた27戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は山口勲騎手（5戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切り、で集団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のエビスドリームに1馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

2月10日、中1週で馬体重を前走から9kg絞って迎えた28戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（6戦1勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきる形となり、で馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではあとひと伸びが足りず、3着に終わった。

2月23日、中1週で迎えた29戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で山口勲騎手（7戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では決め手が足りず、3着に終わった。

3月6日、中1週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた30戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で山口勲騎手（8戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうひと伸びが足りず、3着に終わった。

3月20日、中1週で馬体重を前走から14kg絞って迎えた31戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で山口勲騎手（9戦1勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず9着に敗れた。