ケイアイオメガ（2019年生、母ケイアイエーデル）

ケイアイオメガ（2019年3月2日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+恒星に用いられる符号より」。毛色は鹿毛。種牡馬のビッグアーサー（当時8歳）と交配したケイアイエーデルが15歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は佐竹学。主な勝ち鞍は2022年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

梅田智之厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2022年）

3月5日、デビュー戦は藤懸貴志騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は470kg。16頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鮮やかな末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のメイショウアポイを半馬身振り切って未勝利戦を制した。

3月26日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、3歳1勝クラス（阪神芝1400m 小雨/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で藤懸貴志騎手（1戦1勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではグイグイと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のドグマに1馬身1/4の差をつけて優勝

5月8日、中5週で迎えた3戦目は、3歳オープンの橘ステークス（中京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤懸貴志騎手（2戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚が振るわず7着に敗れた。

5月28日、中2週で迎えた4戦目は、3歳G3の葵ステークス（中京芝1200m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は4戦連続で藤懸貴志騎手（3戦2勝）。17頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり4位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず7着に終わった。

9月3日、約3か月半の休養明けで迎えた5戦目は、C.ルメール騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラスの札幌スポニチ賞（札幌芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では迫力十分の伸び脚で追い上げたが、勝ったキミワクイーンに詰め切れず、1馬身3/4差の2着に敗北した。

4歳（2023年）

12月2日、約15か月の休養明けで迎えた6戦目は、W.ビュイック騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラス（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。最後は失速してしまい16着に敗れた。

12月24日、中2週で迎えた7戦目は、3歳以上2勝クラスのジングルベル賞（阪神芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は藤懸貴志騎手（4戦2勝）。15頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚勢が悪くなり13着に終わった。

5歳（2024年）

1月8日、中1週で迎えた8戦目は、田口貫太騎手を鞍上に迎えて、4歳以上2勝クラス（京都芝1600m 外回り晴/良）に出走。11頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

1月28日、中2週で迎えた9戦目は、4歳以上2勝クラス（京都芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田口貫太騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見所を作れず5着に敗れた。

3月30日、中8週で迎えた10戦目は、4歳以上2勝クラスの仲春特別（阪神芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田口貫太騎手（2戦0勝）。15頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では余力が残っておらず12着に敗れた。

4月14日、中1週で迎えた11戦目は、丸山元気騎手を鞍上に迎えて、4歳以上2勝クラス（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。15頭立ての8番人気で14番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では鋭い脚を使えず8着に敗れた。

4月27日、中1週で迎えた12戦目は、松若風馬騎手を鞍上に迎えて、4歳以上2勝クラス（京都ダート1400m 曇/良）に出走。16頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。最後は脚勢が衰えて15着に終わった。

8月31日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた13戦目は、荻野琢真騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラスのマレーシアカップ（札幌芝1200m 晴/重）に出走。16頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず11着に終わった。

9月16日、中1週で馬体重を前走から16kg絞って迎えた14戦目は、3歳以上2勝クラスの桑名特別（中京芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で荻野琢真騎手（1戦0勝）。13頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では伸びが鈍く12着に終わった。