ラシアンカウボーイ（2011年生、母ビコーマジェスティ）

ラシアンカウボーイ（2011年5月18日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「楽曲名」。毛色は栗毛。種牡馬のプリサイスエンド（当時14歳）と交配したビコーマジェスティが10歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）ミルファーム。戦績は、中央平地10戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2014年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

1歳のとき、ミルファームから「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

高橋祥泰厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2013年）

6月15日、デビュー戦は戸崎圭太騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京ダート1400m 曇/稍重）に出走。馬体重は476kg。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。最後はタレてしまい12着に敗れた。

7月28日、中5週で迎えた2戦目は、柴田大知騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では非凡な末脚を披露し、3着に入り込んだ。

8月17日、中2週で迎えた3戦目は、嘉藤貴行騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。15頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではビュッと切れる脚を見せたが、伸びてきたペガサスジュニア決め手に屈して半馬身差の2着となった。

3歳（2014年）

3月15日、約7か月の休養明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた4戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は柴田大知騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では天資の勝負根性でゴールまで力戦したが、5着に終わった。

3月29日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は戸崎圭太騎手（1戦0勝）。15頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではグイグイと終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のリオヴェラを半馬身振り切って初白星を挙げた。

4月12日、中1週で迎えた6戦目は、3歳500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で戸崎圭太騎手（2戦1勝）。16頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は脚色が悪くなり12着に敗れた。

4月26日、中1週で迎えた7戦目は、3歳500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は柴田大知騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず4着に終わった。

5月17日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた8戦目は、3歳500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田大知騎手（3戦0勝）。15頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず6着に終わった。

9月27日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から30kg戻して迎えた9戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。15頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びを欠き9着に終わった。

10月12日、中1週で迎えた10戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。14頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では鋭い脚を使えず8着に終わった。