プリンスケーゴ（1990年生、母マルゲンダイアナ）

プリンスケーゴ（1990年2月22日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のモンテプリンス（当時13歳）と交配したマルゲンダイアナが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）静内白井牧場。戦績は、中央平地6戦0勝、地方20戦1勝2着7回。主な勝ち鞍は1993年の4歳C2ロ。

経歴

デビュー前

小林常泰厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1993年）

1月31日、デビュー戦は郷原洋司騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（東京芝1600m 晴/稍重）に出走。馬体重は500kg。15頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では見せ場なく15着に終わった。

3月27日、中7週で馬体重を前走から22kg減らして迎えた2戦目は、伊藤直人騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では決め手に欠いて14着に終わった。

4月24日、中3週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（新潟芝1200m 外回り曇/良）に52kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で伊藤直人騎手（1戦0勝）。13頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず11着に終わった。

5月16日、中2週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（新潟芝1600m 外回り晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で伊藤直人騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では目立つような脚を使えず10着に終わった。

6月5日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた5戦目は、4歳未勝利（東京ダート1600m 曇/重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で伊藤直人騎手（3戦0勝）。15頭立ての15番人気で6番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず12着に終わった。

6月20日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（福島ダート1700m 晴/重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で伊藤直人騎手（4戦0勝）。11頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず9着に終わった。

8月16日、中7週で迎えた7戦目は、向山牧騎手を鞍上に迎えて、4歳C2ロ（三条ダート1200m 曇/重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったサキノサラムーンから2馬身差の2着に敗北した。

8月26日、中0週で迎えた8戦目は、4歳C2（三条ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で向山牧騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

9月11日、中1週で迎えた9戦目は、4歳C2イ（新潟(地)ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で向山牧騎手（2戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったイヨスズランから1馬身半差の2着に敗北した。

9月23日、中1週で迎えた10戦目は、4歳C2（新潟(地)ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で向山牧騎手（3戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月2日、連闘で迎えた11戦目は、4歳C2イ（新潟(地)ダート1200m 曇/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で向山牧騎手（4戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったオレンジピピンから4馬身差の2着に敗北した。

10月29日、中3週で迎えた12戦目は、4歳C2（新潟(地)ダート1200m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は6戦連続で向山牧騎手（5戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったアポロロマンからクビ差の2着に甘んじた。

11月8日、中0週で迎えた13戦目は、4歳C2（新潟(地)ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で向山牧騎手（6戦0勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月22日、中1週で迎えた14戦目は、4歳C2イ（新潟(地)ダート1200m 曇/重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は8戦連続で向山牧騎手（7戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。7着に敗れた。

12月4日、中1週で迎えた15戦目は、4歳C2ロ（新潟(地)ダート1200m 雨/不良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は9戦連続で向山牧騎手（8戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のニュースキャスターをアタマ差制して待望の初勝利を挙げた。

4歳（1994年）

1月2日、中3週で迎えた16戦目は、5歳C1（新潟(地)ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で向山牧騎手（9戦1勝）。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。7着に敗れた。

4月10日、約3か月半の休養明けで迎えた17戦目は、一般C3ニ（三条ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で向山牧騎手（10戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4月20日、中0週で迎えた18戦目は、一般C3ハ（三条ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で向山牧騎手（11戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったキタノシンゲキからアタマ差の2着に甘んじた。

5月5日、中1週で迎えた19戦目は、津野総夫騎手を鞍上に迎えて、一般C3（三条ダート1700m 曇/稍重）に出走。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。

5月29日、中2週で迎えた20戦目は、一般C4イ（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は向山牧騎手（12戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月13日、中1週で迎えた21戦目は、一般C4イ（新潟(地)ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で向山牧騎手（13戦1勝）。7頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月27日、中1週で迎えた22戦目は、一般C3ロ（新潟(地)ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で向山牧騎手（14戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったニョホウダイヤから2馬身差の2着に敗北した。

7月9日、中1週で迎えた23戦目は、一般C3（三条ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で向山牧騎手（15戦1勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月26日、中1週で迎えた24戦目は、一般C3イ（三条ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で向山牧騎手（16戦1勝）。5頭立ての2番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったニョホウダイヤから1馬身差の2着に敗れた。

8月19日、中2週で迎えた25戦目は、一般C1（三条ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で向山牧騎手（17戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月31日、中1週で迎えた26戦目は、一般C1イ（三条ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で向山牧騎手（18戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。7着に敗れた。