ハヤテロウカス（1988年生、母ハヤテリブロ）

ハヤテロウカス（1988年5月15日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のラシアンルーブル（当時8歳）と交配したハヤテリブロが8歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）地興牧場。戦績は、中央平地14戦0勝2着1回、地方24戦7勝2着2回。主な勝ち鞍は1993年の一般C3五六。

経歴

デビュー前

前田禎厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1991年）

2月23日、デビュー戦は堀井雅広騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は418kg。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら5番手で通過。直線では見所を作れず8着に終わった。

3月10日、中1週で迎えた2戦目は、4歳新馬（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で堀井雅広騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に終わった。

3月30日、中2週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 曇/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で堀井雅広騎手（2戦0勝）。15頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり9着に終わった。

4月20日、中2週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で堀井雅広騎手（3戦0勝）。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではいいところがなく8着に終わった。

5月3日、中1週で迎えた5戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではスパッとキレる脚で猛追したが、勝ったナイスギャラリーを半馬身捉え切れず2着となった。

5月19日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（東京ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田善臣騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚がパッとせず5着に敗れた。

6月2日、中1週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（東京ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で柴田善臣騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。逃げる形となり、少々速いペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では速い脚を持続できず、3着に終わった。

7月20日、中6週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（新潟芝1000m 雨/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で柴田善臣騎手（3戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

8月3日、中1週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（新潟ダート1700m 曇/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は5戦連続で柴田善臣騎手（4戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では速い脚を持続できず、3着に終わった。

8月17日、中1週で迎えた10戦目は、4歳未勝利（新潟芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で柴田善臣騎手（5戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では見せ場なく9着に敗れた。

9月1日、中1週で迎えた11戦目は、岡山定夫騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟ダート1700m 晴/重）に出走。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず5着に敗れた。

10月6日、中4週で迎えた12戦目は、4歳未勝利（福島ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡山定夫騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

10月20日、中1週で迎えた13戦目は、大崎昭一騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、4着に終わった。

11月16日、中3週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた14戦目は、谷中公一騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。14頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では伸びを欠き13着に敗れた。

4歳（1992年）

1月17日、中8週で馬体重を前走から22kg戻して迎えた15戦目は、山崎尋美騎手を鞍上に迎えて、一般C2十（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のフジノソレイユに4馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

12月23日、約11か月半の休み明けで迎えた16戦目は、高松淳一騎手を鞍上に迎えて、一般C2三 C3一（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

5歳（1993年）

7月9日、約6か月半の休養明けで迎えた17戦目は、一般C3五六（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高松淳一騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のキワに1馬身半の差をつけて久しぶりの一戦をモノにした。

7月29日、中2週で迎えた18戦目は、一般C3二（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で高松淳一騎手（2戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。8着に敗れた。

6歳（1994年）

6月1日、約10か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた19戦目は、一般C3四（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で高松淳一騎手（3戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。最後は、2着のボナベンチヤに2馬身の差をつけて久方ぶりの実戦をモノにした。

6月29日、中3週で迎えた20戦目は、一般C3四五（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で高松淳一騎手（4戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。6着に敗れた。

7月16日、中1週で迎えた21戦目は、一般C3四五（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で高松淳一騎手（5戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったアイサダテイオーから1馬身半差の2着に敗北した。

8月12日、中3週で迎えた22戦目は、一般C3五六（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で高松淳一騎手（6戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7歳（1995年）

3月19日、約7か月半の休養明けで迎えた23戦目は、一般C3八（川崎ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で高松淳一騎手（7戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったホクテンフライトから6馬身差の2着に敗北した。

4月6日、中2週で迎えた24戦目は、一般C3四（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で高松淳一騎手（8戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のケイシュウリマンドに1馬身の差をつけて優勝

4月25日、中2週で迎えた25戦目は、一般C3六（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で高松淳一騎手（9戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。8着に敗れた。

5月8日、中1週で迎えた26戦目は、一般C3五（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で高松淳一騎手（10戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のストレートギャルに3馬身の差をつけて勝利をモノにする

5月23日、中1週で迎えた27戦目は、C3二（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は山崎尋美騎手（1戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月13日、中2週で迎えた28戦目は、佐々木仁騎手を鞍上に迎えて、一般C3四（川崎ダート1400m 雨/不良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のナリタムテキに1馬身の差をつけて勝利をモノにする

7月6日、中2週で迎えた29戦目は、一般C3二（川崎ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木仁騎手（1戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月21日、中1週で迎えた30戦目は、一般C3一（浦和ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で佐々木仁騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のカツノケンポウに2馬身の差をつけて優勝

8月5日、中1週で迎えた31戦目は、一般C2三（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐々木仁騎手（3戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。9着に敗れた。

8歳（1996年）

4月20日、約8か月半の休み明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた32戦目は、一般C2二（川崎ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で佐々木仁騎手（4戦2勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。

5月1日、中1週で迎えた33戦目は、一般C2二（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で佐々木仁騎手（5戦2勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

5月20日、中2週で迎えた34戦目は、一般C2三四（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で佐々木仁騎手（6戦2勝）。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。10着に敗れた。

6月13日、中2週で迎えた35戦目は、岡村裕基騎手を鞍上に迎えて、一般C2五（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。3着を確保した。

6月21日、連闘で迎えた36戦目は、オオルリ特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は佐々木仁騎手（7戦2勝）。11頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。

7月11日、中2週で迎えた37戦目は、一般C2二三（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木仁騎手（8戦2勝）。11頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

7月30日、中2週で迎えた38戦目は、夕涼み特別（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐々木仁騎手（9戦2勝）。12頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。