フジノソレイユ（1985年生、母ウイニングシヨツト）

フジノソレイユ（1985年6月7日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のモガミ（当時9歳）と交配したウイニングシヨツトが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（株）本桐牧場。戦績は、中央平地6戦0勝2着2回、地方41戦4勝2着5回。主な勝ち鞍は1991年の一般C1五。

経歴

デビュー前

鈴木康弘厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1988年）

7月3日、デビュー戦は増沢末夫騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（福島芝2000m 曇/良）に出走。馬体重は522kg。16頭立ての13番人気で14番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では決め手に欠いて16着に終わった。

7月24日、中2週で迎えた2戦目は、酒井健二騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1800m 小雨/重）に出走。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。端を奪い、緩みのないペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では見事な伸び脚で猛進したが、カネシナノに交わされて1馬身1/4差の2着となった。

7月30日、連闘で迎えた3戦目は、4歳未勝利（福島芝1800m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で酒井健二騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いが甘くなり、3着に終わった。

8月27日、中3週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（新潟芝1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で酒井健二騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後はタレてしまい10着に敗れた。

10月1日、中4週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（福島ダート1700m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は増沢末夫騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では迫力満点の伸び脚で驀進したが、スイープザボードに交わされて1馬身3/4差の2着に敗北した。

10月23日、中2週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で増沢末夫騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では切れる脚を使えず11着に敗れた。

4歳（1989年）

3月31日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から13kg増やして迎えた7戦目は、山崎尋美騎手を鞍上に迎えて、一般C2（大井ダート1600m 内回り雨/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のエスエスバージに3/4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

4月9日、連闘で馬体重を前走から11kg絞って迎えた8戦目は、一般C2三（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山崎尋美騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったアベルタイガーから1馬身半差の2着に敗北した。

4月26日、中1週で迎えた9戦目は、桑島孝春騎手を鞍上に迎えて、御殿山特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったアレツマモルから1馬身差の2着となった。

6月5日、中5週で迎えた10戦目は、一般C1五（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で桑島孝春騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月18日、中1週で迎えた11戦目は、一般C1三（大井ダート1600m 内回り雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で桑島孝春騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。9着に敗れた。

9月2日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から11kg増やして迎えた12戦目は、わし座特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で桑島孝春騎手（3戦0勝）。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。11着に敗れた。

9月18日、中1週で迎えた13戦目は、ノスタルジア特別（船橋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で桑島孝春騎手（4戦0勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月9日、中2週で迎えた14戦目は、オパール特別（船橋ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で桑島孝春騎手（5戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。12着に敗れた。

10月22日、中1週で迎えた15戦目は、晩秋特別（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で桑島孝春騎手（6戦0勝）。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。9着に敗れた。

11月6日、中1週で迎えた16戦目は、スカーレット特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で桑島孝春騎手（7戦0勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。10着に終わった。

5歳（1990年）

2月21日、約3か月半の休み明けで迎えた17戦目は、坂本昇騎手を鞍上に迎えて、一般C2六（船橋ダート1600m 晴/不良）に出走。12頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。3着を確保した。

3月15日、中2週で迎えた18戦目は、石井勝男騎手を鞍上に迎えて、一般C2八九（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったカネイチコマオーから半馬身差の2着に敗北した。

4月3日、中2週で迎えた19戦目は、一般C2三（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で石井勝男騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。8着に敗れた。

5月1日、中3週で迎えた20戦目は、けやき特別（船橋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で石井勝男騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月30日、中8週で迎えた21戦目は、一般C2五（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で石井勝男騎手（3戦0勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月25日、中3週で迎えた22戦目は、一般C2四（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で石井勝男騎手（4戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月15日、中2週で迎えた23戦目は、一般C2四（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で石井勝男騎手（5戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。7着に敗れた。

12月19日、約4か月の休養明けで迎えた24戦目は、森勇騎手を鞍上に迎えて、一般C2三（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。

6歳（1991年）

1月29日、中5週で迎えた25戦目は、一般C3二（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で森勇騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のタニノサユリに1馬身の差をつけて久方ぶりに勝ち星を挙げた。

2月6日、連闘で迎えた26戦目は、一般C3二（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で森勇騎手（2戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月20日、中1週で迎えた27戦目は、一般C2七（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で森勇騎手（3戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のコスモイチバンに1馬身の差をつけて制した。

4月21日、中8週で迎えた28戦目は、一般C2四（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で森勇騎手（4戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月1日、中0週で迎えた29戦目は、湯島特別（大井ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で森勇騎手（5戦2勝）。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月28日、中3週で迎えた30戦目は、ゴールドブーツ特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で森勇騎手（6戦2勝）。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。3着を確保した。

6月16日、中2週で迎えた31戦目は、一般C1七八（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で森勇騎手（7戦2勝）。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。10着に敗れた。

6月27日、中1週で迎えた32戦目は、一般C1五（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で森勇騎手（8戦2勝）。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のオカノヤマヒメに3/4馬身の差をつけて4勝目を手に入れた。

7月23日、中3週で迎えた33戦目は、一般C1三（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で森勇騎手（9戦3勝）。6頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月21日、約4か月の休み明けで迎えた34戦目は、音部浩仁騎手を鞍上に迎えて、一般C1六（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

12月11日、中2週で迎えた35戦目は、一般C1五（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で音部浩仁騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。

12月26日、中1週で迎えた36戦目は、寒牡丹特別（船橋ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で音部浩仁騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。9着に敗れた。

7歳（1992年）

1月17日、中2週で迎えた37戦目は、一般C2十（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で音部浩仁騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったハヤテロウカスから4馬身差の2着となった。

1月29日、中1週で迎えた38戦目は、一般C2五六（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で音部浩仁騎手（4戦0勝）。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。12着に敗れた。

2月13日、中1週で迎えた39戦目は、一般C2七（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で音部浩仁騎手（5戦0勝）。12頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。9着に終わった。

2月24日、中1週で迎えた40戦目は、一般C2三四（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で音部浩仁騎手（6戦0勝）。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。3着に入った。

3月5日、中0週で迎えた41戦目は、堀田正明騎手を鞍上に迎えて、一般C2三（川崎ダート1500m 雨/不良）に出走。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったクールシンフォニイからクビ差の2着となった。

3月17日、中1週で迎えた42戦目は、アクアマリーン特別（船橋ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は音部浩仁騎手（7戦0勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。10着に敗れた。

3月27日、中0週で迎えた43戦目は、一般C2三（川崎ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で音部浩仁騎手（8戦0勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。

4月24日、中3週で迎えた44戦目は、水仙特別（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で音部浩仁騎手（9戦0勝）。12頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。

5月11日、中1週で迎えた45戦目は、若葉特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で音部浩仁騎手（10戦0勝）。13頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。12着に敗れた。

5月22日、中1週で迎えた46戦目は、けやき特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で音部浩仁騎手（11戦0勝）。7頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月22日、中3週で迎えた47戦目は、須田英之騎手を鞍上に迎えて、一般B2イ（上山ダート1700m 曇/重）に出走。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。9着に終わった。