オーソクレーズ（1999年生、母キクカフローラル）

オーソクレーズ（1999年4月13日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のブラッシングジョン（当時14歳）と交配したキクカフローラルが11歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は飯島功典。戦績は、中央平地6戦0勝、地方28戦2勝2着3回。主な勝ち鞍は2003年の4歳以上C2。

経歴

デビュー前

1歳のとき、グリー牧場から「北海道8月市場サラブレッド2歳」に上場され、マギーファームによって630万円で落札された。2歳のとき、マギーファームから「プレミア2歳トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場され、柴原栄によって651万円で落札された。

小桧山悟厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2002年）

4月27日、デビュー戦は嘉藤貴行騎手を鞍上に据えて、3歳未出走（新潟芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は474kg。15頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では息の長い末脚を披露し、4着に入り込んだ。

5月12日、中1週で迎えた2戦目は、川島信二騎手を鞍上に迎えて、3歳未出走（新潟芝2000m 小雨/稍重）に53kgの軽斤量で出走。15頭立ての3番人気に推されて14番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では見せ場を作れず9着に敗れた。

5月25日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（中京芝2000m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で川島信二騎手（1戦0勝）。18頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では全く伸びず14着に敗れた。

7月3日、中5週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた4戦目は、向山牧騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の名古屋チャレンジカップピーチ賞（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。11頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。10着に終わった。

7月20日、中1週で迎えた5戦目は、真島正徳騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝2000m 曇/良）に出走。18頭立ての17番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びあぐねて9着に終わった。

9月15日、中7週で迎えた6戦目は、古川吉洋騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。13頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では末脚が振るわず12着に終わった。

9月22日、連闘で迎えた7戦目は、3歳未勝利（札幌芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で古川吉洋騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい12着に終わった。

10月27日、中4週で迎えた8戦目は、阿部英俊騎手を鞍上に迎えて、3歳C2（盛岡ダート1200m 曇/稍重）に54kgの軽斤量で出走。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。12着に敗れた。

12月22日、中7週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた9戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では鋭い脚を使えず10着に敗れた。

12月31日、連闘で迎えた10戦目は、3歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

4歳（2003年）

4月5日、約3か月の休み明けで迎えた11戦目は、川野幸治騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では末脚が振るわず7着に終わった。

4月13日、連闘で馬体重を前走から11kg減らして迎えた12戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は山口勲騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず6着に敗れた。

4月28日、中1週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた13戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（3戦0勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

5月11日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で山口勲騎手（4戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びが鈍く8着に敗れた。

5月31日、中2週で迎えた15戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で山口勲騎手（5戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立つ格好となり、でレースを進める。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のマイネプレステージに6馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

6月21日、中2週で迎えた16戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したメイジハイエストを捕まえ切れず、6馬身差の2着に敗北した。

7月26日、中4週で迎えた17戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は川野幸治騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したサンドチケットを捕まえ切れず、6馬身差の2着に敗北した。

8月18日、中2週で迎えた18戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は鮫島克也騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見せ場を作れず5着に敗れた。

8月30日、中1週で迎えた19戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は山口勲騎手（6戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したマリードラメールを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着に敗北した。

9月14日、中1週で迎えた20戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（7戦1勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るプリティーカナを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて優勝

10月25日、中5週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた21戦目は、3歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は川野幸治騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではいいところがなく7着に敗れた。

11月15日、中2週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた22戦目は、安東章騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

12月6日、中2週で迎えた23戦目は、山下貴光騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びあぐねて8着に敗れた。

12月22日、中1週で迎えた24戦目は、3歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は安東章騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

5歳（2004年）

1月5日、中1週で迎えた25戦目は、倉富隆一郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず7着に敗れた。

1月18日、中1週で迎えた26戦目は、永尾正則騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場を作れず8着に敗れた。

2月2日、中1週で迎えた27戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は安東章騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず7着に終わった。

2月15日、中1週で迎えた28戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安東章騎手（3戦0勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず7着に終わった。

3月1日、中1週で迎えた29戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で安東章騎手（4戦0勝）。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず8着に終わった。

3月14日、中1週で迎えた30戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で安東章騎手（5戦0勝）。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

3月29日、中1週で迎えた31戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で安東章騎手（6戦0勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びが鈍く10着に敗れた。

4月17日、中2週で迎えた32戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で安東章騎手（7戦0勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では脚が残っておらず5着に敗れた。

5月4日、中1週で迎えた33戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で安東章騎手（8戦0勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら7番手で通過。直線では伸びあぐねて8着に終わった。

5月22日、中2週で迎えた34戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で安東章騎手（9戦0勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではいいところがなく5着に終わった。