ワーウルフ（2017年生、母ムーンハウリング）

ワーウルフ（2017年3月10日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「狼男。父名、母名より連想」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のフェノーメノ（当時8歳）と交配したムーンハウリングが14歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は坂東牧場。2022年の京都ハイジャンプ(JG2)で2着に入った他、2022年の障害4歳以上オープン(障害4歳以上オープン)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

斉藤崇史厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2020年）

2月22日、デビュー戦は川田将雅騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は468kg。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

3月15日、中2週で迎えた2戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝2000m 晴/稍重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では強靭な末脚を披露したが、3着に終わった。

4月12日、中3週で迎えた3戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝2000m 雨/良）に出走。16頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では決め手に欠いて9着に敗れた。

7月4日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から12kg増やして迎えた4戦目は、三浦皇成騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝2000m 曇/重）に出走。16頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず6着に敗れた。

8月22日、中6週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた5戦目は、3歳未勝利（小倉芝2600m 晴/良）に出走。鞍上は福永祐一騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では末脚が冴えず9着に敗れた。

11月29日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg戻して迎えた6戦目は、北沢伸也騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝2970m 晴/良）に出走。11頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。10着に終わった。

12月27日、中3週で迎えた7戦目は、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝2970m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で北沢伸也騎手（1戦0勝）。13頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。11着に終わった。

4歳（2021年）

2月7日、中5週で迎えた8戦目は、西谷誠騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（小倉障害芝2860m 晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。5着に終わった。

2月21日、中1週で迎えた9戦目は、障害4歳以上未勝利（小倉障害芝2860m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で西谷誠騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。

3月7日、中1週で迎えた10戦目は、障害4歳以上未勝利（小倉障害芝2860m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で西谷誠騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。8着に敗れた。

4月18日、中5週で迎えた11戦目は、小野寺祐太騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝2970m 晴/稍重）に出走。7頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。3着に敗れた。

5月16日、中3週で迎えた12戦目は、障害4歳以上未勝利（新潟障害芝2890m 外→内曇/良）に出走。鞍上は西谷誠騎手（3戦0勝）。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月15日、約3か月の休み明けで迎えた13戦目は、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で西谷誠騎手（4戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、勝ったニューツーリズムからアタマ差の2着に甘んじた。

12月11日、約4か月の休養明けで迎えた14戦目は、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝2970m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で西谷誠騎手（5戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のユキノグローリーをハナ差制して待望の初白星を挙げた。

5歳（2022年）

1月22日、中5週で迎えた15戦目は、障害4歳以上オープン（小倉障害芝2860m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で西谷誠騎手（6戦1勝）。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったクラウンディバイダからアタマ差の2着となった。

2月19日、中3週で迎えた16戦目は、障害4歳以上オープン（小倉障害芝2860m 雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で西谷誠騎手（7戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4月2日、中5週で迎えた17戦目は、三木ホースランドパークジャンプステークス（阪神障害芝3140m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で西谷誠騎手（8戦1勝）。14頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。10着に敗れた。

5月14日、中5週で迎えた18戦目は、J・G2の京都ハイジャンプ（中京障害芝3900m 晴/重）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は小野寺祐太騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったタガノエスプレッソから半馬身差の2着となった。

7月30日、約2か月半の間隔を開けて迎えた19戦目は、J・G3の新潟ジャンプステークス（新潟障害芝3250m 外→内晴/良）に出走。鞍上は西谷誠騎手（9戦1勝）。14頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。6着に敗れた。

2022年8月13日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。