ハッピーイモン（2000年生、母ティーアイリス）

ハッピーイモン（2000年3月12日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「幸福＋冠名」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のマーベラスサンデー（当時8歳）と交配したティーアイリスが11歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は前谷武志。戦績は、中央平地11戦0勝、地方26戦3勝2着6回。主な勝ち鞍は2004年の一般C9。

経歴

デビュー前

柴田光陽厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2002年）

11月30日、デビュー戦は熊沢重文騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神ダート1400m 曇/良）に出走。馬体重は432kg。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では伸びを欠き8着に敗れた。

12月7日、連闘で迎えた2戦目は、古川吉洋騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（中京ダート1000m 曇/良）に出走。16頭立ての10番人気で14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず12着に終わった。

3歳（2003年）

1月19日、中5週で迎えた3戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1000m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位争いには参加できず5着に終わった。

5月24日、約4か月の休み明けで迎えた4戦目は、3歳未勝利（中京ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で和田竜二騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚がパッとせず9着に敗れた。

6月22日、中3週で迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1200m 小雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で和田竜二騎手（2戦0勝）。16頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。ハナを奪い、少し速いペースで一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚が残っておらず7着に終わった。

7月5日、中1週で迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1200m 小雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で和田竜二騎手（3戦0勝）。16頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは、大外に持ち出して6番手で通過。直線では鋭い脚を使えず8着に敗れた。

7月27日、中2週で迎えた7戦目は、太宰啓介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見せ場を作れず8着に敗れた。

8月9日、中1週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1000m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で太宰啓介騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く8着に終わった。

9月6日、中3週で迎えた9戦目は、柴原央明騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。14頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では天稟のガッツでゴールまで力走し、4着に入り込んだ。

9月13日、連闘で迎えた10戦目は、内田浩一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではいい脚を見せられず7着に終わった。

10月4日、中2週で迎えた11戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田浩一騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で14番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では伸びあぐねて10着に終わった。

11月19日、中6週で迎えた12戦目は、椎葉智昭騎手を鞍上に迎えて、一般C2（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月9日、中2週で迎えた13戦目は、西村栄喜騎手を鞍上に迎えて、一般C2（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。8着に敗れた。

12月28日、中2週で迎えた14戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は椎葉智昭騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。4着に終わった。

4歳（2004年）

1月20日、中2週で迎えた15戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、一般C2（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

2月18日、中3週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた16戦目は、後藤孝鎮騎手を鞍上に迎えて、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったオールフォーワンからクビ差の2着となった。

3月9日、中2週で迎えた17戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で後藤孝鎮騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

3月23日、中1週で迎えた18戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で後藤孝鎮騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4月6日、中1週で迎えた19戦目は、一般C12（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で後藤孝鎮騎手（3戦0勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。8着に敗れた。

4月21日、中1週で迎えた20戦目は、中留伸治騎手を鞍上に迎えて、一般C14（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったキタフブキから3馬身差の2着となった。

4月29日、連闘で迎えた21戦目は、吉田隆二騎手を鞍上に迎えて、一般C12（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5月12日、中1週で迎えた22戦目は、一般C14（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田隆二騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月26日、中1週で迎えた23戦目は、一般C12（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田隆二騎手（2戦0勝）。6頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。3着に敗れた。

6月8日、中1週で迎えた24戦目は、牧野孝光騎手を鞍上に迎えて、一般C13（荒尾ダート1400m 曇/重）に出走。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のシゲルグッドネスに1馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

6月16日、連闘で迎えた25戦目は、岩永千明騎手を鞍上に迎えて、一般C9（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のスイートリリーに1馬身の差をつけて2勝目を掴み取った。

6月29日、中1週で迎えた26戦目は、一般C10（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩永千明騎手（1戦1勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったスイートリリーから1馬身差の2着となった。

7月6日、連闘で迎えた27戦目は、一般C7（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岩永千明騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったブライダルチケットから半馬身差の2着に敗北した。

7月21日、中1週で迎えた28戦目は、一般C9（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は牧野孝光騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月3日、中1週で迎えた29戦目は、一般C6（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で牧野孝光騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月13日、中0週で迎えた30戦目は、一般C6（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で牧野孝光騎手（3戦1勝）。7頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったヨイチワクチャンから1馬身半差の2着となった。

9月14日、中4週で迎えた31戦目は、一般C7（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で牧野孝光騎手（4戦1勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月21日、連闘で迎えた32戦目は、一般C9（荒尾ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は岩永千明騎手（3戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のプラトーフォンテンに1馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

10月5日、中1週で迎えた33戦目は、一般C6（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は牧野孝光騎手（5戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月20日、中1週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた34戦目は、一般C9（荒尾ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で牧野孝光騎手（6戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったクリノシーズンから1馬身差の2着に敗北した。

10月27日、連闘で馬体重を前走から13kg絞って迎えた35戦目は、一般C7（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で牧野孝光騎手（7戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月24日、中3週で迎えた36戦目は、一般C7（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で牧野孝光騎手（8戦1勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。7着に敗れた。

12月7日、中1週で迎えた37戦目は、一般C8（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で牧野孝光騎手（9戦1勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。