ハバナウインド（2016年生、母グァンタナメラ）

Havana Wind

2016.01.24

ハバナウインド（2016年1月24日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「ハバナの風」。毛色は青鹿毛。種牡馬のハービンジャー（当時10歳）と交配したグァンタナメラが10歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者は追分ファーム。主な勝ち鞍は2019年のあすなろ賞(500万下)。

経歴

デビュー前

社台サラブレッドクラブにて総額1,800万円（45万×40口）で一口馬主が募集された。

浅見秀一厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2018年）

10月14日、デビュー戦は鮫島克駿騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は468kg。18頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では驚異的な末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のプライドランドに1馬身1/4の差をつけて初白星を挙げた。

11月4日、中2週で迎えた2戦目は、2歳500万下のきんもくせい特別（福島芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島克駿騎手（1戦1勝）。12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず5着に終わった。

3歳（2019年）

2月9日、約3か月の休養明けで迎えた3戦目は、3歳500万下のあすなろ賞（小倉芝2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で鮫島克駿騎手（2戦1勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では凄まじい末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のカセドラルベルをアタマ差振り切って2勝目を掴み取った。

3月16日、中4週で迎えた4戦目は、3歳オープンの若葉ステークス（阪神芝2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で鮫島克駿騎手（3戦2勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見せ場なく7着に敗れた。

5月4日、中6週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた5戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、3歳G2の京都新聞杯（京都芝2200m 外回り 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。14頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず12着に終わった。