マイネルソルテ（1999年生、母カイウンカンノン）

マイネルソルテ（1999年2月23日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のティッカネン（当時8歳）と交配したカイウンカンノンが12歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）競優牧場。戦績は、中央平地15戦1勝、地方2戦0勝。主な勝ち鞍は2001年の2歳未勝利。

経歴

デビュー前

当歳のとき、競優牧場から「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場されたが主取りとなった。同年、競優牧場から「北海道10月市場サラブレッド当歳」に上場され、ビッグレッドファームによって945万円で落札された。

ラフィアンターフマンクラブにて総額1,400万円（14万×100口）で一口馬主が募集された。

中島敏文厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2001年）

7月22日、デビュー戦は郷原洋司騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1000m 晴/良）に出走。馬体重は466kg。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。

9月23日、中8週で迎えた2戦目は、坂井千明騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。13頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では別次元の末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のサンターナズソングを3/4馬身振り切って初白星を挙げた。

10月21日、中3週で迎えた3戦目は、2歳500万下のきんもくせい特別（新潟芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂井千明騎手（1戦1勝）。14頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

11月18日、中3週で迎えた4戦目は、小林淳一騎手を鞍上に迎えて、2歳500万下（東京ダート1400m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では全く伸びず7着に敗れた。

3歳（2002年）

1月6日、中6週で迎えた5戦目は、3歳500万下の寒竹賞（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は坂井千明騎手（2戦1勝）。14頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では決め手に欠いて10着に終わった。

2月3日、中3週で迎えた6戦目は、3歳500万下のうぐいす賞（東京芝1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で坂井千明騎手（3戦1勝）。13頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚にキレが無く12着に終わった。

2月16日、中1週で迎えた7戦目は、3歳500万下の春菜賞（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で坂井千明騎手（4戦1勝）。14頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず10着に終わった。

3月24日、中4週で迎えた8戦目は、3歳500万下（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で坂井千明騎手（5戦1勝）。15頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位には食い込めず6着に敗れた。

4月14日、中2週で迎えた9戦目は、3歳500万下の山藤賞（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で坂井千明騎手（6戦1勝）。15頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では目立つような脚を使えず12着に終わった。

5月11日、中3週で迎えた10戦目は、梶晃啓騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（東京芝1600m 曇/重）に出走。16頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では伸びが劣勢になり13着に終わった。

11月16日、約6か月半の休み明けで迎えた11戦目は、木幡初広騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では末脚が振るわず13着に終わった。

12月21日、中4週で迎えた12戦目は、大庭和弥騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中京芝1200m 雨/重）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての15番人気で5番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では速い脚を使えず7着に終わった。

4歳（2003年）

3月9日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から12kg増やして迎えた13戦目は、小林久晃騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず11着に終わった。

3月16日、連闘で馬体重を前走から10kg絞って迎えた14戦目は、小原義之騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京芝1200m 雨/良）に出走。16頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では末脚を伸ばせず最後はテンザンオペラと並んで13着同着となった。

4月20日、中4週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた15戦目は、伊藤直人騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（福島芝1200m 雨/稍重）に出走。16頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。最後は脚勢が鈍り15着に終わった。

6月4日、中5週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた16戦目は、小牧毅騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（園田ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では伸びを欠き5着に敗れた。

6月18日、中1週で迎えた17戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2-3（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。競走中止となった。