ヤマカツトップガン（2013年生、母ヤマカツマヤリス）

ヤマカツトップガン（2013年2月25日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋アメリカの海軍戦闘機兵器学校の通称」。毛色は鹿毛。種牡馬のジャングルポケット（当時15歳）と交配したヤマカツマヤリスが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）岡田牧場。主な勝ち鞍は2017年の小木袖キリコ祭り賞(一般A2)。

経歴

デビュー前

池添兼雄厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2016年）

2月6日、デビュー戦は松山弘平騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は490kg。16頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では余力が残っておらず16着に敗れた。

3月26日、中6週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた2戦目は、伴啓太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝2000m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。18頭立ての12番人気で17番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始17番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず17着に終わった。

6月19日、約3か月の間隔を開けて迎えた3戦目は、森裕太朗騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1800m 雨/稍重）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず13着に終わった。

7月10日、中2週で迎えた4戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝2000m 晴/重）に出走。18頭立ての15番人気で9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では見所を作れず15着に終わった。

9月24日、約2か月半の間隔を開けて迎えた5戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は松山弘平騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で15番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず10着に終わった。

10月23日、中3週で迎えた6戦目は、中島龍也騎手を鞍上に迎えて、一般C2十二（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後はバテてしまい8着に敗れた。

11月6日、中1週で迎えた7戦目は、一般C2十二（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で中島龍也騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず4着に沈んだ。

11月20日、中1週で迎えた8戦目は、一般C2十二（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で中島龍也騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るゴールデンローズを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

12月4日、中1週で迎えた9戦目は、一般C2八（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で中島龍也騎手（3戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を牽引。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のゴッドドリームに約13馬身の大差をつけて圧倒的支持に応えた。

12月20日、中1週で迎えた10戦目は、堀場裕充騎手を鞍上に迎えて、冬木立特別（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

4歳（2017年）

3月22日、約3か月の休み明けで迎えた11戦目は、青柳正義騎手を鞍上に迎えて、一般C2四（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったドリームマークスを半馬身捉え切れず2着に敗北した。

4月3日、中1週で迎えた12戦目は、一般C2二（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は中島龍也騎手（4戦2勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切る恰好となり、で集団を先導。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のカンジャンテに5馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

4月18日、中1週で迎えた13戦目は、北前船特別（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で中島龍也騎手（5戦3勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では速い脚を持続できず、3着に終わった。

5月2日、中1週で迎えた14戦目は、一般C1二（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で中島龍也騎手（6戦3勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグングンと終いの脚を伸ばして、最後は2着のエイトワンダーに1馬身半の差をつけて圧倒的支持に応えた。

6月13日、中5週で迎えた15戦目は、一般B2三（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で中島龍也騎手（7戦4勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のダイワレンジャーに約15馬身の大差をつけて5勝目を獲得した。

7月9日、中3週で迎えた16戦目は、堀松綱引き祭特別（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で中島龍也騎手（8戦5勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま力一杯の粘りで持ち堪えて、最後は2着のヴリルボルドーに3馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

8月13日、中4週で迎えた17戦目は、酒見大祭特別（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で中島龍也騎手（9戦6勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では別次元の末脚を爆発させて悠々と抜け出し、最後は2着のシーユーアゲンに7馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

9月12日、中3週で迎えた18戦目は、小木袖キリコ祭り賞（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で中島龍也騎手（10戦7勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、でレースを進める。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮やかな末脚を爆発させて、最後は2着のアウズに4馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

10月15日、中4週で迎えた19戦目は、手取川サーモンフィッシング特別（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で中島龍也騎手（11戦8勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚色がやや鈍り、3着に終わった。

11月7日、中2週で迎えた20戦目は、香林坊ツリーファンタジー特別（金沢ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は9戦連続で中島龍也騎手（12戦8勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では卓抜な伸び脚で急追したが、勝ったヒカルカミヒコーキに詰め切れず、1馬身差の2着に敗北した。

11月26日、中2週で迎えた21戦目は、ついたち結び特別（金沢ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は10戦連続で中島龍也騎手（13戦8勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では最後まで息が続かず8着に敗れた。

12月10日、中1週で迎えた22戦目は、鵜祭り特別（金沢ダート1900m 曇/不良）に出走。鞍上は11戦連続で中島龍也騎手（14戦8勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見所を作れず6着に敗れた。

5歳（2018年）

4月1日、約3か月半の休み明けで迎えた23戦目は、蛇の目神事特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で中島龍也騎手（15戦8勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚が残っておらず5着に敗れた。

5月1日、中3週で迎えた24戦目は、とも旗祭り特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は堀場裕充騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では伸びあぐねて7着に敗れた。

5月13日、中1週で迎えた25戦目は、青の世界特別（金沢ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で堀場裕充騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では余力が残っておらず8着に終わった。

10月9日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた26戦目は、一般B2二（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は中島龍也騎手（16戦8勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のマルカンベルガーに6馬身の差をつけて休養明け初戦を物にした。

10月28日、中2週で迎えた27戦目は、2018JBC京都まであと7日（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で中島龍也騎手（17戦9勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてすんなりと抜け出し、最後は2着のビバラエポボンに3馬身の差をつけて単勝一倍台の評価に応えた。

11月25日、中3週で迎えた28戦目は、東アジア文化都市2018・金沢特別（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で中島龍也騎手（18戦10勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では全く伸びず10着に敗れた。

12月24日、中3週で迎えた29戦目は、北欧と北陸と工芸と特別（金沢ダート1900m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で中島龍也騎手（19戦10勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は力尽きて8着に敗れた。

6歳（2019年）

4月1日、約3か月半の休み明けで迎えた30戦目は、春の金沢競馬は楽天競馬で楽しみましょう特（金沢ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で中島龍也騎手（20戦10勝）。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後はスピードが落ちてしまい11着に敗れた。

4月23日、中2週で迎えた31戦目は、楽天競馬はスマホでも便利です特別（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で中島龍也騎手（21戦10勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では最後まで息が続かず10着に敗れた。

5月21日、中3週で迎えた32戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、JCSチャレンジステージ第1戦（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。11頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではいい脚を見せられず9着に終わった。

6月11日、中2週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた33戦目は、池田敦騎手を鞍上に迎えて、楽天競馬でポイントざくざく賞（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。8頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが鈍く8着に終わった。

6月23日、中1週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた34戦目は、楽天競馬ポッ娘・守永真彩賞（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は中島龍也騎手（22戦10勝）。6頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では見せ場を作れず4着に敗れた。

7月16日、中2週で迎えた35戦目は、一般B1三（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は池田敦騎手（1戦0勝）。7頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが鈍く6着に終わった。

7月30日、中1週で迎えた36戦目は、スマホでラクラク楽天競馬!賞（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で池田敦騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後は勢いを失って9着に終わった。

8月20日、中2週で迎えた37戦目は、奥の細道山中温泉芭蕉祭特別（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で池田敦騎手（3戦0勝）。6頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のスタミナで最後まで踏ん張ったが、勝ったハートブレイクに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

9月15日、中3週で迎えた38戦目は、金沢三文豪室生犀星賞特別編成（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で池田敦騎手（4戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は脚色が鈍り6着に敗れた。

10月9日、中2週で迎えた39戦目は、一般B1六（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で池田敦騎手（5戦0勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではあとひと押しが利かず、3着に終わった。

12月18日、中9週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた40戦目は、兼子千央騎手を鞍上に迎えて、富山サブカルバーさくらの樹 1周年記念（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきる形となり、で馬群を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では全く伸びず9着に敗れた。