クリシュホウ（1987年生、母カツセイハ）

経歴

デビュー前

2歳（1989年）

7月16日、デビュー戦は大塚栄三郎騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（新潟芝1000m 晴/良）に出走。馬体重は478kg。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では堅調な伸びを見せたが、抜け出したヤマタケサリーにアタマ差届かず2着に甘んじた。

7月29日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（新潟芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大塚栄三郎騎手（1戦0勝）。5頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るダイワフォードを上がり1位の末脚で半馬身差し切って初白星を挙げた。

3歳（1990年）

2月4日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から28kg増やして迎えた3戦目は、4歳500万下のカトレア賞（東京ダート1600m 曇/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で大塚栄三郎騎手（2戦1勝）。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚勢が悪くなり8着に終わった。

3月3日、中3週で迎えた4戦目は、牝馬限定4歳500万下の桃花賞（中山芝1600m 外回り曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で大塚栄三郎騎手（3戦1勝）。14頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では目立つような脚を使えず13着に終わった。

3月31日、中3週で迎えた5戦目は、牝馬限定の4歳500万下（中山芝1800m 雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で大塚栄三郎騎手（4戦1勝）。13頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸び、3着を確保した。

4月29日、中3週で迎えた6戦目は、牝馬限定の4歳500万下（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で大塚栄三郎騎手（5戦1勝）。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚が止まってしまい12着に敗れた。

6月10日、中5週で迎えた7戦目は、牝馬限定の4歳500万下（東京芝1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で大塚栄三郎騎手（6戦1勝）。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。端を奪い、若干遅いペースで一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はバタバタになってしまい8着に終わった。

4歳（1991年）

4月14日、約10か月半の休養明けで馬体重を前走から24kg増やして迎えた8戦目は、水野貴広騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の5歳以上500万下（中山ダート1800m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場を作れず8着に終わった。

4月28日、中1週で迎えた9戦目は、5歳以上500万下の両津湾特別（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で水野貴広騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。端に立ち、遅いペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚が上がってしまい5着に敗れた。

5月12日、中1週で迎えた10戦目は、5歳以上500万下の松浜特別（新潟芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で水野貴広騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、ややスローペースでレースを牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。最後は脚勢が鈍り10着に終わった。