コスモバリアント（2000年生、母センターミストレス）

コスモバリアント（2000年5月28日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋勇敢」。毛色は栗毛。種牡馬のブラッシングジョン（当時15歳）と交配したセンターミストレスが10歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道様似郡様似町、生産者は様似松田牧場。戦績は、中央平地7戦0勝、地方11戦0勝2着1回。

経歴

デビュー前

1歳のとき、様似松田牧場から「北海道10月市場サラブレッド1歳」に上場され、ビッグレッドファームによって367.5万円で落札された。

小島茂之厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2003年）

5月17日、デビュー戦は池田鉄平騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（新潟芝1400m 晴/稍重）に出走。馬体重は452kg。16頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚を伸ばせず10着に終わった。

5月25日、連闘で迎えた2戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート2100m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚が振るわず5着に終わった。

7月5日、中5週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（福島芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は池田鉄平騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切り、5着に入り込んだ。

7月12日、連闘で迎えた4戦目は、3歳未勝利（福島芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で池田鉄平騎手（2戦0勝）。14頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は脚が止まってしまい12着に敗れた。

8月16日、中4週で迎えた5戦目は、千田輝彦騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌芝2000m 曇/良）に出走。16頭立ての14番人気で大外16番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では伸びを欠き13着に終わった。

9月21日、中4週で迎えた6戦目は、小林慎一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1400m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを10番手で通過。直線では閃光のような末脚を発揮し、4着に入り込んだ。

10月5日、中1週で迎えた7戦目は、ハンデ戦で3歳以上1000万下の芦屋川特別（阪神芝1400m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で小林慎一郎騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では末脚にキレが無く13着に終わった。

11月2日、中3週で迎えた8戦目は、小林俊彦騎手を鞍上に迎えて、3歳C1（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。最後は、勝ったハセノエブロスから4馬身差の2着に敗北した。

11月16日、中1週で迎えた9戦目は、3歳C1（盛岡ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小林俊彦騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。4着に終わった。

4歳（2004年）

4月18日、約5か月の休養明けで迎えた10戦目は、板垣吉則騎手を鞍上に迎えて、一般C2（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月3日、中1週で迎えた11戦目は、長橋秀樹騎手を鞍上に迎えて、一般C2（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。8着に敗れた。

5月23日、中2週で迎えた12戦目は、一般C2（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は板垣吉則騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。5着に終わった。

6月6日、中1週で迎えた13戦目は、一般C2（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で板垣吉則騎手（2戦0勝）。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。

8月7日、中8週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた14戦目は、中越豊光騎手を鞍上に迎えて、一般E6（高知ダート1300m 晴/重）に出走。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月21日、中1週で迎えた15戦目は、一般E5（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で中越豊光騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月29日、連闘で迎えた16戦目は、中西達也騎手を鞍上に迎えて、祝西森大貴2歳誕生日特別（高知ダート1300m 曇/良）に出走。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月26日、中3週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた17戦目は、緒方洋介騎手を鞍上に迎えて、一般E5（高知ダート1300m 曇/重）に出走。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月10日、中1週で迎えた18戦目は、一般E4（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で緒方洋介騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。競走中止となった。