ハセノエブロス（2000年生、母ノズカダンス）

ハセノエブロス（2000年4月8日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のエブロス（当時14歳）と交配したノズカダンスが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）高田牧場。戦績は、地方29戦13勝2着7回。2005年の姫神賞(一般)で2着に入った他、2005年のシアンモア記念(地方重賞)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、高田栄治から「北海道8月市場サラブレッド1歳」に上場され、長谷川泰一によって409.5万円で落札された。

小西重征厩舎（盛岡）へ入厩。

3歳（2003年）

4月27日、デビュー戦は菅原勲騎手を鞍上に据えて、3歳C2（水沢ダート1300m 晴/不良）に出走。馬体重は485kg。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月28日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた2戦目は、3歳C2（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原勲騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のマルタカシャインをクビ差制して初白星を挙げた。

8月25日、中3週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた3戦目は、3歳C2（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で菅原勲騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったショウリノサインからアタマ差の2着に甘んじた。

9月8日、中1週で迎えた4戦目は、3歳C1（水沢ダート1400m 小雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で菅原勲騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のノースウエストに2馬身半の差をつけて2勝目をマークした。

10月5日、中3週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた5戦目は、3歳C1（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で菅原勲騎手（4戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月19日、中1週で迎えた6戦目は、佐々木忍騎手を鞍上に迎えて、3歳C1（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後はジェーピーバトルと並んで3着同着となった。

11月2日、中1週で迎えた7戦目は、3歳C1（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は菅原勲騎手（5戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のコスモバリアントに4馬身の差をつけて制した。

11月15日、中1週で迎えた8戦目は、3歳C1（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原勲騎手（6戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のエイシンアザレアに5馬身の差をつけて4勝目をマークした。

12月14日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた9戦目は、3歳B2（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で菅原勲騎手（7戦4勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。最後は、2着のタイムバレットに2馬身半の差をつけて5勝目を奪取した。

4歳（2004年）

1月3日、中2週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた10戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、4歳B1（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。最後は、2着のバデレールをアタマ差制して破竹の4連勝を決めた。

4月10日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた11戦目は、一般B3（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は菅原勲騎手（8戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったバンバンイケから1馬身3/4差の2着に敗北した。

4月24日、中1週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた12戦目は、関本淳騎手を鞍上に迎えて、一般B3（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月17日、中2週で迎えた13戦目は、一般B3（盛岡ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は村上忍騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のミタカスマイルに1馬身半の差をつけて7勝目を手に入れた。

6月6日、中2週で迎えた14戦目は、一般B2（盛岡ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は菅原勲騎手（9戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったタケアジュリーから7馬身差の2着に敗北した。

6月19日、中1週で馬体重を前走から17kg減らして迎えた15戦目は、一般B2（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原勲騎手（10戦5勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったホクシンサークルからアタマ差の2着に甘んじた。

8月2日、中5週で馬体重を前走から17kg戻して迎えた16戦目は、一般B2（盛岡ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で菅原勲騎手（11戦5勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のアクアリヴァーに半馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

10月30日、約3か月の間隔を開けて迎えた17戦目は、小林俊彦騎手を鞍上に迎えて、一般B1（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月15日、中1週で迎えた18戦目は、一般B1（水沢ダート1400m 小雨/稍重）に出走。鞍上は村上忍騎手（2戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のニシノファラオに4馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

11月30日、中1週で迎えた19戦目は、ひいらぎ賞（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（3戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

12月12日、中1週で迎えた20戦目は、一般B1（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で村上忍騎手（4戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のコースターに半馬身の差をつけて10勝目を達成した。

5歳（2005年）

1月9日、中3週で迎えた21戦目は、IBC 岩手放送杯（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で村上忍騎手（5戦4勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったタガジョーヴェルデから半馬身差の2着に敗北した。

4月10日、約3か月の休養明けで迎えた22戦目は、はまゆり賞（水沢ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は菅原勲騎手（12戦6勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のチュードサンデーに4馬身の差をつけて勝利数を11に伸ばす

4月24日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた23戦目は、エクセレント（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原勲騎手（13戦7勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るエルマタドールを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて勝利数を12に伸ばす

5月5日、中1週で迎えた24戦目は、地方重賞のシアンモア記念（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で菅原勲騎手（14戦8勝）。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

5月23日、中2週で迎えた25戦目は、エクセレント（盛岡ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で菅原勲騎手（15戦8勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったローランボスコにねじ伏せられて3/4馬身差の2着に敗北した。

6月6日、中1週で迎えた26戦目は、エクセレント（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で菅原勲騎手（16戦8勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のマイニングプレスに1馬身3/4の差をつけて勝利数を13に伸ばす

6月19日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた27戦目は、姫神賞（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で菅原勲騎手（17戦9勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったカシマハヤトにねじ伏せられて1馬身半差の2着に敗北した。

7月31日、中5週で馬体重を前走から9kg戻して迎えた28戦目は、エクセレント（盛岡ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で菅原勲騎手（18戦9勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず4着に敗れた。

8月15日、中1週で迎えた29戦目は、G3のクラスターカップ（盛岡ダート1200m 曇/重）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は8戦連続で菅原勲騎手（19戦9勝）。13頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に敗れた。