バンバンイケ（2000年生、母ヒガシリーズン）

バンバンイケ（2000年3月22日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のアフリート（当時16歳）と交配したヒガシリーズンが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）ヤナガワ牧場。戦績は、地方35戦11勝2着6回。2005年のノースクイーンカップ(牝ハンデ地方重賞)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、ヤナガワ牧場から「北海道8月市場サラブレッド1歳」に上場され、佐々木誠吾によって882万円で落札された。

佐々木修一厩舎（水沢）へ入厩。

2歳（2002年）

10月26日、デビュー戦は阿部英俊騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフューチャー（盛岡芝1000m 晴/稍重）に出走。馬体重は446kg。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。7着に敗れた。

11月30日、中4週で迎えた2戦目は、2歳C2（水沢ダート850m 曇/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で阿部英俊騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったシャイニングノヴァからクビ差の2着となった。

12月16日、中1週で迎えた3戦目は、2歳C2（水沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で阿部英俊騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のマルケイアリーナに約11馬身の大差をつけて初白星を挙げた。

3歳（2003年）

1月3日、中2週で迎えた4戦目は、3歳C1（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で阿部英俊騎手（3戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のキャロルポイントに2馬身半の差をつけて2勝目を手中に収めた。

4月5日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた5戦目は、3歳B1（水沢ダート1400m 小雨/良）に出走。鞍上は5戦連続で阿部英俊騎手（4戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったブリリアントカップから2馬身差の2着に敗北した。

4月21日、中1週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた6戦目は、3歳B1（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で阿部英俊騎手（5戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。10着に敗れた。

5月18日、中3週で馬体重を前走から7kg戻して迎えた7戦目は、3歳A2（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で阿部英俊騎手（6戦2勝）。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月15日、中3週で迎えた8戦目は、3歳B1（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で阿部英俊騎手（7戦2勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のスピードトニーをアタマ差制して先頭ゴールを果たした。

7月14日、中3週で迎えた9戦目は、3歳A2（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で阿部英俊騎手（8戦3勝）。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

8月13日、中3週で迎えた10戦目は、村松学騎手を鞍上に迎えて、3歳B2（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のコンゴウココロマチに8馬身の差をつけて4勝目を奪取した。

12月13日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた11戦目は、3歳B1（水沢ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は阿部英俊騎手（9戦3勝）。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。8着に敗れた。

12月28日、中1週で迎えた12戦目は、3歳B1（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で阿部英俊騎手（10戦3勝）。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4歳（2004年）

1月2日、連闘で迎えた13戦目は、4歳B2（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で阿部英俊騎手（11戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のアンバーテイストに3/4馬身の差をつけて5勝目を挙げた。

4月10日、約3か月半の休養明けで迎えた14戦目は、一般B3（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で阿部英俊騎手（12戦4勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のハセノエブロスに1馬身3/4の差をつけて6勝目をマークした。

5月3日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた15戦目は、一般B2（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で阿部英俊騎手（13戦5勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のシャイニングレディに5馬身の差をつけて7勝目を手にした。

8月2日、約3か月の休養明けで迎えた16戦目は、一般B2（盛岡ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で阿部英俊騎手（14戦6勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。9着に敗れた。

8月21日、中2週で迎えた17戦目は、一般B2（水沢ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で阿部英俊騎手（15戦6勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5歳（2005年）

4月27日、約8か月半の休み明けで馬体重を前走から15kg増やして迎えた18戦目は、小林靖幸騎手を鞍上に迎えて、ホワイトマズル賞（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚に勢いがなく11着に終わった。

5月12日、中1週で迎えた19戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、ムタファーウエク賞（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。14頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のジョウノハンターに1馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

5月26日、中1週で迎えた20戦目は、ゼンノエルシド賞（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（1戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は脚勢が衰えて9着に敗れた。

6月7日、中1週で迎えた21戦目は、ハンデ戦のナリタトップロード賞（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で五十嵐冬樹騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では全く伸びず7着に敗れた。

6月22日、中1週で迎えた22戦目は、胆振軽種馬農業協同組合特別（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は小林靖幸騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。最後は、2着のリアルユウシに1馬身半の差をつけて制した。

7月6日、中1週で迎えた23戦目は、Aiba浦河ささげ特別（旭川ダート1600m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林靖幸騎手（2戦1勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月17日、中5週で迎えた24戦目は、ハンデ戦のえぞ松特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小林靖幸騎手（3戦1勝）。11頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。

9月1日、中1週で迎えた25戦目は、牝馬限定のハンデ地方重賞のノースクイーンカップ（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は五十嵐冬樹騎手（3戦1勝）。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。最後は、勝ったウイッシュウイングから2馬身半差の2着となった。

9月14日、中1週で迎えた26戦目は、スターオブコジーン賞（旭川ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（4戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のアイリッシュホークに2馬身の差をつけて10勝目を達成した。

9月28日、中1週で迎えた27戦目は、アルクトゥルス特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で五十嵐冬樹騎手（5戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。最後は、勝ったセレブセレクションから3/4馬身差の2着に敗北した。

6歳（2006年）

7月19日、約10か月の休養明けで迎えた28戦目は、アンドロメダ特別（旭川ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は小林靖幸騎手（4戦1勝）。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。11着に敗れた。

8月2日、中1週で迎えた29戦目は、ステイゴールド賞（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林靖幸騎手（5戦1勝）。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。9着に敗れた。

8月31日、中3週で迎えた30戦目は、牝馬限定のハンデ地方重賞のノースクイーンカップ（旭川ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で小林靖幸騎手（6戦1勝）。14頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。

9月12日、中1週で迎えた31戦目は、ツルマルボーイ賞（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は五十嵐冬樹騎手（6戦2勝）。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったムゼッタから半馬身差の2着となった。

9月26日、中1週で迎えた32戦目は、アルデバラン特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（7戦2勝）。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。8着に敗れた。

10月10日、中1週で迎えた33戦目は、ペルセウス特別（旭川ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で五十嵐冬樹騎手（8戦2勝）。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったナアからアタマ差の2着に惜敗した。

10月24日、中1週で迎えた34戦目は、十勝ワイン特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で五十嵐冬樹騎手（9戦2勝）。13頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

11月8日、中1週で迎えた35戦目は、厚別特別（札幌(地)ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で五十嵐冬樹騎手（10戦2勝）。14頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のパートナーズラックに2馬身半の差をつけて優勝