リアルユウシ（1999年生、母カバリダイアナ）

リアルユウシ（1999年5月21日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は青鹿毛。種牡馬のリアルシヤダイ（当時20歳）と交配したカバリダイアナが17歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）賀張中川牧場。戦績は、中央平地14戦0勝、地方35戦10勝2着4回。2002年の新緑特別に勝利した他、2002年の陽春特別を制するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、賀張中川牧場から「北海道7月セレクト市場サラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。

鈴木英二厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2001年）

7月26日、デビュー戦は川島洋人騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は490kg。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月1日、連闘で馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で川島洋人騎手（1戦0勝）。14頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。10着に終わった。

9月12日、中5週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた3戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1000m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で川島洋人騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月10日、中3週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた4戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で川島洋人騎手（3戦0勝）。14頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。7着に敗れた。

10月25日、中1週で迎えた5戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で川島洋人騎手（4戦0勝）。16頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。4着に入った。

11月8日、中1週で迎えた6戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で川島洋人騎手（5戦0勝）。14頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。4着を確保した。

11月27日、中2週で迎えた7戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で川島洋人騎手（6戦0勝）。14頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。最後は、2着のウイニングホークに4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

3歳（2002年）

4月17日、約4か月半の休養明けで迎えた8戦目は、3歳（門別ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で川島洋人騎手（7戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のライコウハリケーンに4馬身の差をつけて久方ぶりの実戦を物にした。

4月25日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた9戦目は、3歳オープンの陽春特別（札幌(地)ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で川島洋人騎手（8戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のライトステップスに2馬身半の差をつけて制した。

5月28日、中4週で迎えた10戦目は、3歳オープンの新緑特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で川島洋人騎手（9戦3勝）。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のディーエスアローをアタマ差制して破竹の4連勝を決めた。

6月15日、中2週で迎えた11戦目は、3歳以上500万下（函館芝2600m 雨/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は11戦連続で川島洋人騎手（10戦4勝）。16頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり、馬場の外目を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線では末脚にキレが無く9着に敗れた。

6月26日、中1週で迎えた12戦目は、3歳地方重賞の華月賞（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で川島洋人騎手（11戦4勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月13日、中1週で迎えた13戦目は、3歳以上500万下（函館ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は13戦連続で川島洋人騎手（12戦4勝）。13頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では全く伸びず6着に敗れた。

9月28日、約2か月半の間隔を開けて迎えた14戦目は、3歳以上500万下（札幌芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は14戦連続で川島洋人騎手（13戦4勝）。14頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず12着に敗れた。

10月10日、中1週で迎えた15戦目は、厚賀特別（門別ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は15戦連続で川島洋人騎手（14戦4勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。最後は、勝ったスローンフォルから4馬身差の2着に敗北した。

12月7日、中7週で迎えた16戦目は、石神深一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中山ダート1800m 小雨/稍重）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では伸びが劣勢になり9着に終わった。

4歳（2003年）

1月5日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた17戦目は、4歳以上500万下（中山ダート2400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で石神深一騎手（1戦0勝）。15頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず7着に敗れた。

1月19日、中1週で迎えた18戦目は、4歳以上500万下（中山ダート2400m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で石神深一騎手（2戦0勝）。16頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では天性の負けじ心を発揮してゴールまで力闘し、5着に入り込んだ。

2月16日、中3週で迎えた19戦目は、4歳以上500万下（中山ダート2400m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で石神深一騎手（3戦0勝）。16頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線ではキレのいい末脚を発揮し、3着に入った。

3月30日、中5週で迎えた20戦目は、嘉藤貴行騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート2300m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず6着に終わった。

4月19日、中2週で迎えた21戦目は、4歳以上500万下（福島芝2600m 曇/良）に出走。鞍上は石神深一騎手（4戦0勝）。16頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では脚を伸ばせず6着に終わった。

10月18日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から26kg増やして迎えた22戦目は、3歳以上500万下（東京ダート2100m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石神深一騎手（5戦0勝）。16頭立ての16番人気で7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚にキレが無く11着に終わった。

11月1日、中1週で迎えた23戦目は、3歳以上500万下（東京芝2300m 曇/良）に出走。鞍上は嘉藤貴行騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場なく7着に終わった。

12月20日、中6週で迎えた24戦目は、3歳以上500万下（中山ダート2400m 晴/良）に出走。鞍上は石神深一騎手（6戦0勝）。15頭立ての11番人気で14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では全く伸びず8着に終わった。

5歳（2004年）

1月10日、中2週で迎えた25戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山ダート2400m 晴/良）に出走。15頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。端を取り切り、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走し、5着を確保した。

2月14日、中4週で迎えた26戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京ダート2100m 晴/良）に出走。16頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後はバタバタになってしまい12着に終わった。

7月20日、約5か月の休養明けで迎えた27戦目は、秋田大助騎手を鞍上に迎えて、オオカミの桃特別（旭川ダート1600m 曇/稍重）に出走。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月3日、中1週で迎えた28戦目は、メイショウドトウ賞（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は川島洋人騎手（15戦4勝）。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。最後は、勝ったホウヨウザキングから1馬身差の2着となった。

8月17日、中1週で迎えた29戦目は、アルタイル特別（旭川ダート2100m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で川島洋人騎手（16戦4勝）。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に敗れた。

9月14日、中3週で迎えた30戦目は、ハンデ戦のリゲル特別（旭川ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で川島洋人騎手（17戦4勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。4着に終わった。

9月28日、中1週で迎えた31戦目は、ベガ特別（旭川ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で川島洋人騎手（18戦4勝）。13頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のペスカトリーチェに半馬身の差をつけて久方ぶりに勝ち星を挙げた。

10月12日、中1週で迎えた32戦目は、三石町農業協同組合特別（門別ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で川島洋人騎手（19戦5勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のジョウノハンターに半馬身の差をつけて制した。

10月27日、中1週で迎えた33戦目は、三石海浜公園特別（門別ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で川島洋人騎手（20戦6勝）。13頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のエイダイセンターに1馬身の差をつけて制した。

11月11日、中1週で迎えた34戦目は、鵡川ししゃも特別（門別ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で川島洋人騎手（21戦7勝）。14頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。最後は、2着のチアズパビエーダに1馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

6歳（2005年）

5月12日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から28kg増やして迎えた35戦目は、ムタファーウエク賞（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で川島洋人騎手（22戦8勝）。14頭立ての3番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず10着に敗れた。

5月26日、中1週で迎えた36戦目は、ゼンノエルシド賞（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で川島洋人騎手（23戦8勝）。14頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが続かず、4着に終わった。

6月9日、中1週で迎えた37戦目は、丘珠特別（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で川島洋人騎手（24戦8勝）。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月22日、中1週で迎えた38戦目は、胆振軽種馬農業協同組合特別（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で川島洋人騎手（25戦8勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったバンバンイケから1馬身半差の2着に敗北した。

7月21日、中3週で迎えた39戦目は、大本命・五冠神讃特別（旭川ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で川島洋人騎手（26戦8勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。8着に敗れた。

7歳（2006年）

4月27日、約9か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた40戦目は、平取義経特別（門別ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は13戦連続で川島洋人騎手（27戦8勝）。13頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5月10日、中1週で迎えた41戦目は、アドマイヤコジーン賞（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は14戦連続で川島洋人騎手（28戦8勝）。13頭立ての4番人気で大外13番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

5月25日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた42戦目は、北海道馬輸送事業協同組合特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で川島洋人騎手（29戦8勝）。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のヤングブレイヴを半馬身振り切って久方ぶりに美酒を浴びた。

6月8日、中1週で迎えた43戦目は、丘珠特別（札幌(地)ダート1700m 雨/良）に出走。鞍上は16戦連続で川島洋人騎手（30戦9勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のパラダイスアゲンに1馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

7月5日、中3週で迎えた44戦目は、シリウス特別（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は17戦連続で川島洋人騎手（31戦10勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。11着に敗れた。

7月19日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた45戦目は、アンドロメダ特別（旭川ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は18戦連続で川島洋人騎手（32戦10勝）。11頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。

8月2日、中1週で迎えた46戦目は、ステイゴールド賞（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は19戦連続で川島洋人騎手（33戦10勝）。12頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

8月29日、中3週で迎えた47戦目は、ブラックタキシード賞（旭川ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は20戦連続で川島洋人騎手（34戦10勝）。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。

9月12日、中1週で迎えた48戦目は、ツルマルボーイ賞（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は21戦連続で川島洋人騎手（35戦10勝）。11頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月26日、中1週で迎えた49戦目は、アルデバラン特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は22戦連続で川島洋人騎手（36戦10勝）。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったムゼッタから2馬身差の2着となった。