ディーエスアロー（1999年生、母マカリスター）

ディーエスアロー（1999年5月5日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のカコイーシーズ（当時13歳）と交配したマカリスターが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は安達洋生。戦績は、中央平地1戦0勝、地方17戦5勝2着5回。2002年の華月賞(地方重賞)に勝利した他、2002年の時計台特別を制するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

須藤三千夫厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2001年）

7月4日、デビュー戦は宮崎光行騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（旭川ダート1000m 曇/稍重）に出走。馬体重は450kg。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。10着に敗れた。

8月7日、中4週で迎えた2戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮崎光行騎手（1戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のミョウコウをハナ差制して初白星を挙げた。

8月21日、中1週で迎えた3戦目は、2歳（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で宮崎光行騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月30日、連闘で迎えた4戦目は、2歳（旭川ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で宮崎光行騎手（3戦1勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったポピーからハナ差の2着に惜敗した。

9月18日、中2週で迎えた5戦目は、2歳（旭川ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で宮崎光行騎手（4戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月2日、中1週で迎えた6戦目は、2歳（門別ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は6戦連続で宮崎光行騎手（5戦1勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。5着に終わった。

10月17日、中1週で迎えた7戦目は、2歳（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で宮崎光行騎手（6戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、勝ったピンクドラゴンから1馬身半差の2着に敗北した。

11月1日、中1週で迎えた8戦目は、2歳（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で宮崎光行騎手（7戦1勝）。16頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のヒメギミに2馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

11月15日、中1週で迎えた9戦目は、2歳戦のセリング12歳（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で宮崎光行騎手（8戦2勝）。13頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、勝ったキタノセダンから2馬身差の2着に敗北した。

11月28日、中1週で迎えた10戦目は、2歳オープンのサツカーボーイ特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で宮崎光行騎手（9戦2勝）。13頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったサンポイントから1馬身半差の2着に敗北した。

3歳（2002年）

4月11日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた11戦目は、3歳オープンのマーベラスサンデー賞（門別ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で宮崎光行騎手（10戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。4着に終わった。

5月16日、中4週で迎えた12戦目は、3歳地方重賞の北斗盃（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で宮崎光行騎手（11戦2勝）。13頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。4着に終わった。

5月28日、中1週で迎えた13戦目は、3歳オープンの新緑特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で宮崎光行騎手（12戦2勝）。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったリアルユウシからアタマ差の2着に甘んじた。

6月13日、中1週で迎えた14戦目は、3歳オープンの時計台特別（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は14戦連続で宮崎光行騎手（13戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のセイザンニッポンに9馬身の差をつけて3勝目を収める

6月26日、中1週で迎えた15戦目は、3歳地方重賞の華月賞（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で宮崎光行騎手（14戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のオリガミに3馬身の差をつけて4勝目を挙げた。

7月25日、中3週で馬体重を前走から18kg減らして迎えた16戦目は、3歳G3のグランシャリオカップ（旭川ダート1600m 晴/稍重）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は16戦連続で宮崎光行騎手（15戦4勝）。14頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。11着に敗れた。

8月25日、中3週で馬体重を前走から18kg戻して迎えた17戦目は、3歳以上500万下（札幌芝1800m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は17戦連続で宮崎光行騎手（16戦4勝）。14頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず13着に終わった。

4歳（2003年）

3月28日、約7か月の休養明けで馬体重を前走から10kg絞って迎えた18戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、一般C2三四（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るナスノアケボノを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて休み明け初戦をモノにした。