バデレール（2000年生、母オネストゲスト）

バデレール（2000年3月22日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「反り刀（仏）」。毛色は鹿毛。種牡馬のティンバーカントリー（当時8歳）と交配したオネストゲストが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道勇払郡早来町、生産者はノーザンファーム。戦績は、中央平地8戦0勝2着1回、地方42戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は2003年の3歳B2。

経歴

デビュー前

キャロットクラブにて総額1,600万円（4万×400口）で一口馬主が募集された。

鹿戸幸治厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2003年）

2月1日、デビュー戦は河内洋騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は516kg。16頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後はバテてしまい14着に終わった。

2月15日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、菊地昇吾騎手を鞍上に迎えて、3歳新馬（京都ダート1200m 晴/稍重）に出走。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚がパッとせず5着に終わった。

3月8日、中2週で迎えた3戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/重）に出走。11頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい10着に終わった。

7月26日、約4か月半の休み明けで迎えた4戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は菊地昇吾騎手（1戦0勝）。14頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では非凡な末脚を繰り出し、5着に入り込んだ。

8月9日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1000m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で菊地昇吾騎手（2戦0勝）。14頭立ての5番人気で大外14番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したゼンノヒビキにクビ差届かず2着に惜敗した。

8月31日、中2週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で菊地昇吾騎手（3戦0勝）。14頭立ての5番人気で大外14番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く11着に敗れた。

9月6日、連闘で迎えた7戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で菊地昇吾騎手（4戦0勝）。14頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

10月5日、中3週で迎えた8戦目は、秋山真一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では伸びが鈍く11着に敗れた。

11月2日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた9戦目は、沢田盛夫利騎手を鞍上に迎えて、3歳B2（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

11月30日、中3週で馬体重を前走から11kg戻して迎えた10戦目は、小林俊彦騎手を鞍上に迎えて、3歳B2（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月14日、中1週で迎えた11戦目は、3歳B2（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で小林俊彦騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月27日、中1週で迎えた12戦目は、3歳B2（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で小林俊彦騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。最後は、2着のネイチャーピットに1馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

4歳（2004年）

1月3日、連闘で迎えた13戦目は、4歳B1（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で小林俊彦騎手（3戦1勝）。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。最後は、勝ったハセノエブロスからアタマ差の2着となった。

4月3日、約3か月の休養明けで迎えた14戦目は、一般B2（水沢ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で小林俊彦騎手（4戦1勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。

4月17日、中1週で迎えた15戦目は、一般B2（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で小林俊彦騎手（5戦1勝）。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5月2日、中1週で迎えた16戦目は、一般B2（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で小林俊彦騎手（6戦1勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。8着に敗れた。

5月9日、連闘で迎えた17戦目は、一般B2（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で小林俊彦騎手（7戦1勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月6日、中3週で迎えた18戦目は、一般B2（盛岡ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で小林俊彦騎手（8戦1勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。9着に敗れた。

7月4日、中3週で迎えた19戦目は、一般B2（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で小林俊彦騎手（9戦1勝）。11頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。

7月18日、中1週で迎えた20戦目は、一般B2（盛岡ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で小林俊彦騎手（10戦1勝）。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

9月6日、中6週で迎えた21戦目は、関本浩司騎手を鞍上に迎えて、一般B2（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。9着に終わった。

9月20日、中1週で迎えた22戦目は、村松学騎手を鞍上に迎えて、一般B2（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。10着に終わった。

10月3日、中1週で迎えた23戦目は、一般B2（盛岡ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は関本浩司騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。10着に終わった。

10月17日、中1週で迎えた24戦目は、一般B2（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は小林俊彦騎手（11戦1勝）。11頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。10着に終わった。

10月31日、中1週で迎えた25戦目は、葛山晃平騎手を鞍上に迎えて、一般B2（盛岡ダート1400m 曇/稍重）に出走。12頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。10着に終わった。

11月13日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた26戦目は、一般B2（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は小林俊彦騎手（12戦1勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。10着に終わった。

12月5日、中2週で迎えた27戦目は、一般B3（水沢ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は葛山晃平騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。

12月25日、中2週で迎えた28戦目は、一般B3（水沢ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は関本浩司騎手（2戦0勝）。11頭立ての11番人気で大外11番ゲートからスタート。11着に終わった。

5歳（2005年）

1月3日、連闘で迎えた29戦目は、一般B3（水沢ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で関本浩司騎手（3戦0勝）。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。

2月3日、中3週で迎えた30戦目は、吉本隆記騎手を鞍上に迎えて、一般B13（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

2月16日、中1週で迎えた31戦目は、柿原翔騎手を鞍上に迎えて、一般B12（名古屋ダート1600m 曇/不良）に出走。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

2月24日、連闘で迎えた32戦目は、一般B11（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は吉本隆記騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では脚が残っておらず9着に終わった。

3月2日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた33戦目は、一般B12（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉本隆記騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。9着に終わった。

3月18日、中1週で迎えた34戦目は、横井将人騎手を鞍上に迎えて、一般B12（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。9着に終わった。

4月16日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた35戦目は、山本政聡騎手を鞍上に迎えて、一般C3（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず9着に終わった。

4月29日、中1週で迎えた36戦目は、一般C3（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は葛山晃平騎手（2戦0勝）。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず7着に終わった。

5月14日、中1週で迎えた37戦目は、一般C3（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で葛山晃平騎手（3戦0勝）。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではいい脚を見せられず9着に終わった。

5月21日、連闘で迎えた38戦目は、一般C3（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は山本政聡騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず5着に終わった。

5月28日、連闘で迎えた39戦目は、一般C3（盛岡ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山本政聡騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚が振るわず10着に終わった。

6月4日、連闘で迎えた40戦目は、一般C3（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は関本浩司騎手（4戦0勝）。7頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚に勢いがなく6着に終わった。

6月11日、連闘で迎えた41戦目は、一般C3（水沢ダート1300m 小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で関本浩司騎手（5戦0勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では切れる脚を使えず8着に終わった。

6月18日、連闘で迎えた42戦目は、一般C3（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は山本政聡騎手（3戦0勝）。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず7着に終わった。

6月25日、連闘で迎えた43戦目は、一般C3（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は葛山晃平騎手（4戦0勝）。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず8着に終わった。

7月2日、連闘で迎えた44戦目は、一般C3（水沢ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で葛山晃平騎手（5戦0勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したミヤコノガッツを捕まえ切れず、半馬身差の2着となった。

7月9日、連闘で迎えた45戦目は、一般C3（盛岡ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で葛山晃平騎手（6戦0勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず10着に敗れた。

7月16日、連闘で迎えた46戦目は、一般C3（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で葛山晃平騎手（7戦0勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚に勢いがなく10着に終わった。

7月23日、連闘で迎えた47戦目は、一般C3（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で葛山晃平騎手（8戦0勝）。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず5着に終わった。

7月30日、連闘で迎えた48戦目は、一般C3（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で葛山晃平騎手（9戦0勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では脚を伸ばせず9着に終わった。

8月6日、連闘で迎えた49戦目は、一般C3（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で葛山晃平騎手（10戦0勝）。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず8着に終わった。

8月14日、連闘で迎えた50戦目は、一般C3（盛岡ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で葛山晃平騎手（11戦0勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びあぐねて8着に終わった。